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長引く不況の中で、建設業界においても倒産やリストラなど、会社都合により離職を余儀なくされた方の相談が大変多くなっております。以前は相談にいらっしゃる方のうち、現職中の方と離職中の方の割合は8:2ぐらいでしたが、現在は6:4程度となっている印象があります。離職した状況で転職活動をする方からは、「いつ就職先が決まるのか分からない」「現職中の方と比較されると不利になるのでは」、などといった不安の声をよくうかがいます。
そこで今回は、会社都合で離職した方の「転職活動におけるポイント」についてお伝えします。
まずお伝えしたいのは、離職していることは、現状転職活動には不利にならないということです。公共投資も民間投資も冷え込んでいる現状では、やむを得ず離職しなければならない方が多くいることは企業側も十分認識しています。離職中であることを不安に感じる必要は全くありません。以下の2点に注意しながら、自信をもって面接に臨みましょう。
(1) 離職期間について
離職期間が3カ月を超えると、「離職期間中に何をしてきたのか」と聞かれるケースが多くなります。企業が知りたいのは、あなたの就業意欲の強さです。「働くこと」への意欲は強く持っているか、という視点からの質問なので、しっかりと説明しましょう。「転職活動を頑張ってきましたが、現在に至るまで決まっていません」という話だけでは頼りない印象を与えかねません。どんな方針でどういう企業を受けてきたのか、そして、どのような結果であったのかという具体的な話で説明した方がよいでしょう。「資格取得のために離職して勉強していた」、「学校に通っていた」などというケースも、実務経験を重視する企業では必ずしも良いように受け取られないことがありますので、資格取得を考えた意図をしっかりと伝えるようにしましょう。
(2) 転職理由・志望動機の伝え方について
転職理由を聞かれた際に「会社側の都合で辞めざるを得なかった」とだけ答えている方がほとんどではないでしょうか。事実通りに話すことに問題はありませんが、「その上でこれからどうするか」について言及することで、就業意欲ややる気がより伝わる場合があります。面接では、現状を受け容れた上でこれから何をしたいのか、会社でどんな仕事をしたいのかをしっかりと伝えましょう。企業としても、同じスキル・経験を持った方であるなら、どうすればいいか困っている方よりも、状況を整理してこれから頑張っていきたいというやる気を感じる方を採用したいはずです。
とはいうものの、会社都合の離職による転職活動は、将来について大きな不安を感じ、すぐに前向きに頑張ろうという気持ちに切り替えるのは難しいものです。
なかなか気持ちの整理がつかない場合は、周囲のいろんな人に悩みや不安を相談し、応援してくれる味方を増やすことが最も大切だと思います。もちろん私たちキャリアコンサルタントも、その味方の一人になれればと、思っています。
建築・土木・不動産業界専任 キャリアコンサルタント 佐藤 郁夫
ご登録後、すぐにご紹介できる求人がない場合は、インテリジェンス DODAカスタマーセンターよりその旨をご連絡の上、求人発生時まで求人紹介・カウンセリングをお待ちいただいております。あらかじめご了承ください。
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