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ビジネスパーソン2,000人の転職意識調査



はじめての転職は分からないことや不安だらけ、しかし気軽に人に聞けないことも多いのではないでしょうか?今回、働くビジネスパーソン約2,000人に、転職についてどう思っているか、自分の転職ではどんなことを重視するか?などをdodaが調査。みんなの転職に対するイメージから、自分とみんなとのギャップや、自分が転職するなら何を大事したいのかを考えてみてください。

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「転職」そのものに対するみんなのイメージは?

Q1.あなたは「転職」について、ポジティブとネガティブのどちらの印象をより強くお持ちですか?

インフォグラフィックス
  • 転職をして、1社では経験できないようなより多くの環境やシーンに直面することが、ビジネスパーソンとして成長し続けるために役に立つと思う(埼玉 33歳 男性)

  • 自分の生活は自分で守る時代。自身のライフスタイルや生活の変化に合わせて転職を考えるのは当然だと思う(兵庫 29歳 男性)

  • 短い期間で何度も転職を繰り返していると、仕事が長く続かない人というレッテルを貼られそう(東京都 29歳 女性)

  • 転職してしまうとまた1からのスタートなので、なんとなく出世コースを外れそう(東京 33歳 男性)

Q2.あなたは「転職」について、今後もっと一般的になっていくと思いますか?

インフォグラフィックス
  • 社会が個人に求めるものはどんどん変化しているから。1社でしか通じないスキルではなく、どこに行っても価値を出せることがより必要になる。そのために複数社を経験することは当たり前になるのでは(大阪 34歳 男性)

  • 自分の世代は転職が珍しくないので、自分の可能性を試したい人や環境を変えたい人は、今後もっと転職をするようになると思います(東京 24歳 女性)

  • 雇用形態がいろいろ増えていく気がするので、正社員の人は正規雇用ではなくなる不安感が強くなって、現職で頑張る人が多くなりそう(東京 41歳 女性)

  • もはや年功序列ではないという点では転職はもっと増えると思う。しかし労働力が流動的になるほど、企業は転職者に即戦力であることを求めると思うので、未経験の業種への転職は、より難しくなるとも考えられる(埼玉 52歳 男性)

Q3.あなたは「転職」をすることについて、どのようなメリットまたはデメリットがあると思いますか?

メリット

デメリット

メリット納得できない条件や、つらい人間関係などの改善ができる

男性ユーザー

埼玉 28歳 男性

デメリット転職することにネガティブな人も世の中にはまだ多い

メリット新しい場所でまた1からやり直せる

女性ユーザー

埼玉 40歳 女性

デメリット人間関係や信頼も、また1からつくる必要がある

メリット環境を変えると、ビジネスパーソンとして知識やスキルがアップデートされたり広がるのは良いこと

男性ユーザー

大阪 47歳 男性

デメリット慣れ親しんだ環境を変えるのは経済的にも心理的にも踏ん張りが必要

メリット環境を変えると、自分の力を試すチャンスもたくさんできて、スキルアップにつながると思う

女性ユーザー

京都 27歳 女性

デメリット給料が下がることも多く、またすべてにおいて1からのため、長い目で見ると自分にとってプラスなのかどうかは自分次第

メリット今の会社ではできない仕事にチャレンジできる

男性ユーザー

京都 32歳 男性

デメリット仕事によっては、これまで培った経験が無駄になる可能性がある

転職のイメージはポジティブがネガティブを上回る。個人としての価値を磨く時代という意見が多数

今回の調査では、転職に対して「ネガティブな印象(23.5%)」よりも「ポジティブな印象(36.5%)」を持つ人の割合が上回りました。また将来的にも「より一般的になると思う(55.7%)」という意見が「一般的になっていかないと思う(11.7%)」を大きく上回っており、今後さらに転職をすることが当たり前になっていくと考える人が多いようです。「一般的になっていくと思う」と答えた人のコメントを見ると、理由は「個人に求められるものや雇用環境の変化により、転職が珍しくなくなる」「複数社での経験が当たり前になる」という意見が多くありました。

転職のメリットは「1から新たなチャレンジができる、労働条件を改善できる」という意見が多く、デメリットは「積み上げてきたものをリスタートすることになる」というコメントが見られました。

「自分の転職」についてみんなはどう思っている?

Q4.あなたは今、転職を考えていますか?転職を考えていない方は、これまでに転職を考えたことはありますか?

インフォグラフィックス
  • 今すぐに転職とは考えてないけど、新卒で入った会社以外を知らないことに不安を感じています。ずっとこの会社というイメージもないので、ほかがどんな感じなのかを知っておきたいです(東京 26歳 男性)

  • 正社員で働いて、一度専業主婦になり、元の会社には復帰せず違う会社に転職したことがあります。結婚して考えが変わり、前とは違った経験とやりがいが欲しいと思ったので(埼玉 32歳 女性)

  • 子どもも小さいし、今の職場は勤務の融通が利くから。今の労働条件で雇ってもらえる会社はなかなかないと思う(兵庫 31歳 女性)

  • 仕事がつらかったときに転職しようかと考えていました。しかし、現職から逃げたいという気持ちだけのネガティブな転職だと次も同じだと思ったので、思い直しました(東京 41歳 女性)

Q5.あなたが転職するとしたら、転職した先で活躍する自信と不安はどちらが大きいですか?

インフォグラフィックス
  • チャレンジ精神も持っているつもりだし、1つのことを継続していく責任感もあると思う。しかし、今は中小企業に勤めていて人間関係や仕事の幅は狭いので、ほかの会社に行った時に本当に自分の力が発揮できるかはずっと不安に思っている(千葉 28歳 女性)

  • ある程度の実務経験は積んできたつもりだけど、ほかの会社に行った際に、その会社の仕事のやり方や社風などに関係なく結果を出せる自信がある!とまでは言えないかも(東京 38歳 女性)

  • 新卒からずっと経理職なので、経理としての経験は同世代の人には負けないと思う(愛知 29歳 男性)

Q6.応募書類や面接で自信を持ってアピールすることは思いつきますか?

インフォグラフィックス
  • 今勉強している資格試験に合格できたら、実務経験と資格知識を上手く結びつけながら、自信を持ってアピールできると思う(大阪 26歳 男性)

  • 目標に向けて自分から行動した経験があることと、異動で社内転職のような経験をしているので、ゼロベースからでもチャレンジする精神があるから(千葉 28歳 女性)

  • 10年間の人事経験があるとはいえ、あくまで事務職であり、パソコンのスキルも足りない気がするから(東京 32歳 女性)

Q7.あなたが転職するとしたら、転職先に求める必須の条件はなんですか?

インフォグラフィックス
  • そもそもの転職の目的が、年収を上げることなので、今よりも収入が増えていかなければ転職する意味がない(神奈川 29歳 男性)

  • 仕事ばかりではなく、ワーク・ライフ・バランスを保って家庭も大事にしたいので、一般的な企業と同程度の休暇があってほしいです(埼玉 39歳 男性)

  • 今の職種は気に入ってるし、転職では即戦力が求められると思うので、自分の『できること』が大切(岐阜 25歳 女性)

  • 働きながら子育て中のため、子どもが小さいうちは妻の実家の近くに住み続けたい(埼玉 31歳 男性)

Q8.あなたが転職するとしたら、転職活動はどのように行いますか?

インフォグラフィックス
  • 急かされたり、たくさん情報が入ってくると、分からなくなる。自分のペースで管理して、自分に正直に選んでいくのが、良い結果につながると思う(大阪 34歳 男性)

  • 雇用条件の交渉を代行してくれたり、エージェントは非常に心強い味方になってくれる。自分一人だとどうしても、条件の精査ができなかったり、交渉のあんばいも難しかったり不安なので、エージェントは必要だと思う(大阪 26歳 男性)

  • 欲しい情報は自分でも集めつつ、エージェントを利用することで模擬面接など一人ではできない準備を行うことができる(神奈川 41歳 男性)

  • 友人の紹介なら、そこで働く実際の人や仕事、組織の本質が見える。そういった情報を得ないと自分に合っているか分からないと思う(愛知 29歳 男性)

68.4%の人が転職を考えたことがあり、ワーク・ライフ・バランスを重視する人も

今は転職を考えていない人の中でも、68.4%の人は過去に一度は転職を考えていました。転職活動をうまくやれるかどうかは、55.5%の人が不安。普段から自分の強みを意識できていない人も59.1%で過半数を超えました。

必須条件は1位が生活を守るための「収入」、2位がこれまでの経験を活かすための「職種」。しかし職種と連動する「仕事内容」よりも「休日・休暇」「勤務エリア」が上位に来ており、仕事の充実に加えてワーク・ライフ・バランスがとれていることも重視するという意識が、見てとれるのではないでしょうか。

転職活動の方法は、希望に沿った求人を自分で探せる「転職サイト」だけを使う人が34.1%。面接対策や年収交渉もしてくれる転職エージェントを使うという意見が35.0%でした。コメントを見ると、アピールポイントの明確化や選考準備、条件交渉などを自分一人ですることが難しいと考える人は、転職エージェントを利用する傾向にあるようです。

みんなの「転職」そのものに対するイメージは、ネガティブよりもポジティブに捉えている人の割合のほうが高くなりました。しかし「自分の転職」に関しては不安を抱いている人も多いようです。転職や働くことへの意識は1人ひとり違います。

転職に際して、自身の意識や志向に合った転職活動ができるよう、今回の調査結果を参考にしてください。

 
  
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■調査方法

【対象者】関東・関西・東海に住む22歳~59歳のホワイトカラー系職種の男女
【雇用形態】正社員
【調査方法】ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査(ネットリサーチ会社保有のデータベースを元に実施、doda会員登録の状況については不問)
【実施期間】2016年8月
【有効回答数】2,064件
※記事中の割合データは、四捨五入の関係で合計値が100%にならない場合があります。



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