
厳選採用の続くマーケティング職。下半期にかけての動きはどうなるでしょうか。
【 求人数 】
上半期と変わらず、求人数は横ばいが続いています。上半期では、景気回復の流れを受けてマーケティング部門への採用予算が投下できるようになった企業や、新製品発売開始・事業拡大のタイミングに合わせて採用を行う企業の増加が目立ちました。下半期もその流れは継続しつつも、採用の目的は主に欠員補充となっており、必要な場合のみ求人が発生するという状況には変わりありません。
ただし医療機器メーカーでは求人数増加の傾向が見られているため、この業界の経験者にとっては引き続き求人発生の動きは注目と言えるでしょう。また医薬品メーカーにおいても、求人数の増減はないものの継続的に募集が行われており、門戸は開かれています。
【 採用水準 】
採用水準も基本的に変わりなく、厳選採用が続いています。採用の背景が圧倒的に「欠員補充」であるため、「入社後すぐに活躍が可能」な水準が求められています。すなわち、業界・業種経験はもちろん、同領域で同じ製品または近い製品を扱っていることといった、非常にピンポイントな採用水準となっているのです。また、増員を背景とした採用の場合でも「誰かいい人がいれば採用を考える」といった姿勢の企業が多く、ハイレベルなことに変わりありません。

プロダクトマネージャーおよびマーケティング職種の採用では、英語力があることは必須条件と言えます。重要なのは読み・書き・会話を通じて「ビジネスの場で円滑にコミュニケーションが取れる」という実践力に他なりません。社内異動における判断要素としてさえ“TOEIC(R)テスト○点以上”や“留学経験の有無”といったような「英語力の素養」が重視されている職種であることも鑑みると、転職者に実践的かつよりハイレベルな英語力が求められるのは当然と言えるのかもしれません。
即戦力での採用が前提のため、業界経験はもちろん、担当製品と同じ領域の経験であることが暗黙の基準となっています。欠員補充による採用が大半を占めること、および担当領域がより細分化される傾向にあり、ひとつの領域のことはその領域経験者でないと分からないということが主な要因です。ただし就業人口も限られている職種であることから、一般的な中途採用活動だけでなくハンティングや自社の競合企業からの引き抜きも多くなっています。
非常に限定的な採用が続くプロダクトマネージャー/マーケティング職種。求人数も大幅な増加は見られません。しかし、裏を返せば経験者にとっては継続的に求人が発生している職種でもあります。また、企業によっては従来のプロダクトマネージャー職やマーケティング職ではなく、MSL(メディカルサイエンスリエゾン)と言われる職種も増えているなど、募集職種の中身にも変化が現れています。開発業務が細分化されている流れと同様、マーケティング業務の細分化が進んでいることの表れと言えるでしょう。
ご登録後、すぐにご紹介できる求人がない場合は、インテリジェンス DODAカスタマーセンターよりその旨をご連絡の上、求人発生時まで求人紹介・カウンセリングをお待ちいただいております。あらかじめご了承ください。