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福利厚生が整った会社に転職すべきですか?

今の仕事を続けて、キャリアを積んでいきたいのですが、会社の育児休業制度が整っていません。将来のためには、やりたいことを犠牲にして、制度が整った会社に転職するべきでしょうか? DODAキャリアコンサルタント 坂本真由美 キャリアカウンセリングをした人数:延べ1100人以上
今回の相談者 K・Sさん 25歳(メーカーの営業職)

Advice 1 まずは自分のキャリアアップを優先しましょう

やりたいことを犠牲にして、制度が整った会社に転職する—。
これは典型的な失敗パターンです。仕事内容の優先順位を下げて転職したため、やりがいを見出せず、結局、制度を使う前に辞めてしまう、という人が多くいます。

結婚・出産後も仕事を続けていきたいと考えているなら、今の会社で自分のキャリアを積むことが大切です。制度の整った会社に転職するのは、スキルを磨いてからでも遅くありません。

採用する企業は、単に「育児休業制度がしっかりしているから」という動機で応募してきた人よりも、仕事に対する展望を持っている人、専門的なスキルがある人を採用したいはずです。今すぐ会社を辞めることを考えるのではなく、じっくりと経験を重ねることが、結果的に将来のためになるでしょう。

Advice 2 会社の制度をしっかり調べましょう

今の会社は育児休暇が取れない、あるいは、取りにくいと考えているようですが、育児休暇は育児・介護休業法で定められた労働者が請求できる権利です。

しかし、上司が制度を知らない、過去に例がない、などの理由で「自分の会社には育児休暇制度がない」と勘違いしてしまっている人が非常に多くいます。近年、少子高齢化を背景に、出産や子育てを支援するための法整備が進められているので、一定の条件(1年以上同じ企業で雇用されている、など)を満たした上できちんと申請すれば、制度は誰でも利用できます。また、育児休暇を延長して取得できるなど、法律以上に手厚い制度を設けている会社もあります。

「育児休暇がない」「育児休暇なんて取得できるはずがない」と勝手に判断してしまう前に、まずは会社の就業規則を読み、先輩や人事担当者に確認してみましょう。

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