転職をするにあたって、誰もが通る「面接」という関門。志望動機や自己PRを一生懸命考え、入念に準備する人は多いと思います。しかし、いざ面接となった際、困ってしまうのが服装。

新卒の採用面接では、リクルートスーツを着ていけば問題ありませんでしたが、転職の面接となると、「何を着ていけばいいんだろう?」と悩んでしまいますよね。

 

そこで今回、転職コンサルタントの安達瑠依子さんに、面接時のOK・NGな服装の境界線についてお伺いしました!

 

面接は商談!相手に好意を持ってもらえる服装、4つのポイント

 

面接に行くときの服装については迷う人は多いと思いますが、安達さんによれば、「面接をビジネス(商談)と考えると良い」そう。面接官を初めてお会いするお客様と考えれば、服装で間違うことがありません。

となると、初めてお会いする人に99%、好感を持ってもらえる服装はやはりスーツ。女性であれば、上下揃ったスーツでなくてもジャケットを着用すれば問題がないとのこと。

 

また、安達さんは下記の4つのポイントを意識すれば、より印象は良くなるそうです。

 

1.業界に合わせる

金融やメーカーなど固い業界であれば、ダークスーツ。アパレルや広告などの業界であれば、さりげなくセンスを出したほうが良いでしょう。何でも、地味にすれば良いというのは間違いとのこと。

 

2. 20代の後半からはリクルートスーツは着用しない

多くの人が勘違いしてしまいがちですが、若々しいことと未熟に見えることは違うそう。新卒のようなリクルートスーツは大人の社会人には見えず、仕事が出来るイメージを持たせることが難しくなりそう。特に女性で30代になってもリクルートスーツを着用するとかえって年齢が出てしまうそう。「女性のパンツスーツは営業職以外はオススメしません」と安達さんは語ります。

 

3. ジャストフィットで似合うものを着用する

また、スーツは体型なども含めて、自分に似合う(より魅力的に見える)ものを選ぶことが大切です。男女ともジャケットのボタンの数など、体型により似合うものは異なります。

どんな素敵なスーツでも体型にデザインとサイズが合っていなければ逆効果。男性であれば、ネクタイにより落ち着いた感じや行動的な感じなど印象がガラっと変わります。よく赤系はダメと思いこんでいる人がいますが、レジメンタルなどの柄なら問題はありませんし、年齢より老けて見えるという人はネクタイでカバーする事も可能とのこと。

 

4. 清潔感がある

袖から少し見えるワイシャツや、女性のジャケットの中のインナー、靴下に加え、靴自体も新品である必要はありませんが、清潔感があることは必須。新品でも袖の長さが合っていなかったり、ブカブカした襟などはだらしなく見えるので気をつけるようにしましょう。

 

全体のバランスや雰囲気を壊すようなコーディネイトは絶対に避けるべき!転職の面接でNGな服装とは?

転職の面接を受けるにあたって、NGの服装を知っておくことも大切。安達さんによれば、全体のバランスや雰囲気を壊すようなコーディネイトは避けるべきとのこと。

 

・Tシャツやセーター、ノースリーブなどのカジュアルな服装 ・サイズが合っていない
・やたら目立つ時計や、派手なアクセサリーをつける

 

借りてきたような、ダボダボのスーツやワイシャツのサイズが合っていないのも見苦しいですし、ぽっちゃりした女性は座った時にスーツの襟が変に開いていては見苦しくなってします。

また、袖口から見える時計はその人の個性が出ますが、ビジネスシーンに相応しくない華美なものやブランドを主張しすぎるデザインのものは避けたほうが無難。スーツに合っていない靴や、ビジネスにふさわしくない色や形の鞄やバッグも気をつけるようにしましょう。女性がプチネックレスや目立たないイヤリングをするのは問題ありません。

 

・だらしない
・品の無い組合せやファッション性の高いデザイン

 

襟や袖口、ネクタイなどにシミや汚れがあり、皺などが寄った清潔感の無い服装の着用は避けましょう。また、靴が汚れていると目立ってしまうので、履く前にきちんと手入れをしておくことが大切です。

また、ピンストライプのスーツに主張し過ぎる柄のあるシャツを組み合わせたり、ダブルのスーツの着用はNG。女性の場合、フリルがついたブラウスは襟が開きすぎて、お辞儀をすると胸元が見えてしまうので避けましょう。

 

よく、オフィスカジュアルの服装の一つとしてジーンズを履いていって良いのか、迷ってしまう人もいますが、安達さんは「面接においてオフィスカジュアルは原則NG。オフィスでカジュアルなスタイルがOKな企業が増えていますが、応募する人がカジュアルな服装は良い印象にならないと考えましょう。企業側から特別にオフィスカジュアルという指定があっても、デニム素材のパンツやシャツは避けてください」と語ります。基本はスーツで面接に臨むようにしましょう。

 

活躍する姿をイメージさせる!応募企業の顧客対応時に相応しい服装かどうかが大切!

 

面接時の服装の最終的な結論として、安達さんが出した答えは、「志望度の高さが感じられるような、神経が行き届いた服装(靴から頭まで清潔で手入れがされている)が正解」とのこと。

年齢に比例した自信や落ち着き、女性であれば少しの華やかさが加わっていると良い印象を与えることができます。女性の場合はメイクや髪型も重要な要素になります。

 

また、同じスーツでも職種により、男女ともに少しベストな雰囲気は異なってくるので、応募企業の顧客対応時に相応しいかどうかを想像させることが一番重要。営業マンであれば営業マンらしいほうが面接官は活躍するイメージが湧くでしょう。

面接ではその会社のビジネスシーンでの活躍を想像させる服装と印象が合否に大きく影響することを、きちんと認識しておきましょう。

 

上司とオフィシャルな場に出ても恥ずかしく無いかどうか。服装の境界線はそこにある!

志望動機や自己PRばかりに気がいってしまい、服装は何となくで決めてしまいがちですが。時間を作って面接を設定した企業に対しての礼儀や志望度が「服装」に出るので、「とりあえず来た、」いう印象が少しでもあると残念な結果になってしまいます。これは初めてのデートに出かける時にいろいろと気を使うのと同じ。

服装の境界線を一言でいうならば、急に社長から、今夜は大切なお客様とのホテルでの会食に同行せよと指名されても、堂々と出かける事が出来る服装かどうかが境界線。上司とオフィシャルな場に出ても恥ずかしく無いかどうかで判断することができるでしょう。

なお、ヘアスタイルから爪の手入れまでトータルに考えて「服装」と捉え、自分をどう見せたいのかをセルフブランディングすることがベストな作戦です。

 

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