「自分らしさを失わずに、会社の人と付き合いたい!」「なんか誤解されて、真意が上手に伝わらない!」。そんな人に知っていただきたいのがビジネスシーンでも活用されている「メラビアンの法則」です。

メラビアンの法則とは、第一印象をよくできるテクニック・コミュニケーション術のひとつで、カルフォルニア大学ロサンゼルス校心理学名誉教授、アルバート・メラビアンによって提唱されました。

 

メラビアンの法則の3要素!その実験と結果

メラビアンの法則を象徴するこんな面白い実験があります。

「今日はすごく楽しい」という感情を伝えるときにメラビアンの法則を無視すると相手にどんな印象を与えるか・・。

・言語情報(話の内容) 「今日はすごく楽しい」

・聴覚情報(声のトーンや話の早さなど) 沈んだ感じで伝え

・視覚情報(見た目) うつむき、つまらなさそうに振る舞う

 

という、話の内容とは異なる声のトーンや振る舞いをした結果、「楽しそう」という印象よりも「つまらなさそう」という印象を与える結果になりました。

 

メラビアンの法則によると、第一印象は「視覚」55%、「聴覚」38%、「言語」7%という比率によって決まります。「視覚」「聴覚」で全体の93%を構成しており、目や耳からの情報が第一印象に大きな影響を与えていることがわかります。また、この実験結果を見ると、話の内容と声のトーン、振る舞いを一致させることで、より自分の感情を上手に相手に伝えることできるといえるでしょう。

 

メラビアンの法則は視覚、聴覚、言葉との一致が重要

img_article_sub_150908_01

 

さきほどの実験からもわかる通り、コミュニケーションにおいて視覚や聴覚による情報は非常に大切です。 特に第一印象では、見た目や振る舞いによって相手がどんな人間であるかを判断するため、細心の注意を払った方がよいでしょう。

それでは、メラビアンの法則を使った第一印象をぐっと良くするために日常で意識したい3つのことをご紹介します。

 

1.相手への関心をリアクションで伝える(視覚情報)

会話の中で、真剣に相手の目を見つめると「真剣に話を聞いてくれている」、手を動かしてメモを取ると「話に興味を持ってくれている」、首を動かしてうなずくと「共感してくれている」など、視覚情報によって相手に良い印象を与えることができます。また、身なりなどの面でも相手に不快感を与えないように清潔感を保つことが大切でしょう。

 

2.返事をするときは相手の名前を添える(聴覚情報)

聴覚情報としては、返事をするときに相手の名前を添えるのが効果的です。名前を呼ぶと、安心や信頼、愛情、絆などの感情を作る物質の分泌が促進するといわれており、名前を呼ばれた人は相手を好意的な人だと認識しやすくなるのです。

 

3.言葉と態度を一致させる(視覚と聴覚の一致)

例えばあなたが友だちの家で遊んでいるとき、言葉では「うん」といって返事をしてくれているように見えても、ゲームで遊んでいたり、スマホをいじっていたりすると「この人は話を聞いてくれていない」と判断して、少し嫌な気持ちになるでしょう。相手の期待に応えるためにはしっかりと相手と向き合い言葉と態度を一致させることが相手からの印象をよくします。

 

まとめ

「身なりや動きなどの視覚情報」「声のトーンなどの聴覚情報」「言葉と視覚、聴覚の一致」。この3点を守れば、第一印象で相手に好印象を持たせることができるでしょう。

面接や取材、営業、新しい会社でのコミュニケーションなど、ビジネスや日常のさまざまな場面で応用可能なメラビアンの法則。あなたらしく働くためには、第一印象で相手に良い印象を与えた方が得策です。新しいコミュニケーション術として、メラビアンの法則を試してみてはいかがでしょうか?