「現在の転職市場トレンド」をチェックしてるとき、自分が住んでいる地域とのちぐはぐさに違和感を感じたことはありませんか? 実は転職にも「ご当地」ごとのトレンドや傾向があるのです。今回は8大都市圏の転職マーケット情報のうち、北海道から関東までをご紹介していきます。

いまや、各地域が抱える課題はさまざま。転職中に狭まりがちな視野を広げるためにも、どの地域の情報も要チェックです!

もしかすると、あなたが積んできたキャリアが、住んでいる地域の外で生かされる場合があるかもしれません。

 

建築・土木・IT業界が好調! 語学スキル歓迎のムードも(札幌大都市圏)

・建築・土木業界で、公共工事の増加に伴い施工管理・設計職の需要アップ!

・IT業界で引き続きエンジニア不足、SEの採用ニーズは依然高め

・サービス業界では、アジア系外国人観光客の増加から語学スキルを持った人材歓迎

 

札幌大都市圏全体の求人数は増加傾向にあります。企業の設備投資が増えており、景況感に明るい兆しも見えていることから、今後の採用がより活発化することが見込めます。建築・土木・IT業界では、特に資格や経験が必要となる技術職が求められ、年齢を問わず即戦力が求められている様子。

また医療・福祉業界では、引き続き人手不足の状態で、人材確保の強化は継続中です。サービス業界では、観光業を中心に語学力を生かして活躍したい、という方にチャンスが広がっているといえるでしょう。

 

また、U・Iターン希望者への中途採用意欲は引き続き高いようです。これは道内に本社を持つ企業が、首都圏などで培った経験やスキルを生かした新風を期待しているためでもあります。

 

札幌大都市圏は、「平均家賃(33㎡の場合)47,140円」と関東大都市圏の半額近く。上記の専門スキルに自信があれば、思い切って札幌へU・Iターンを検討するのもありですね。札幌大都市圏の求人はこちらから。

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建築・土木で即戦力採用ニーズ高まる! 未経験者にもチャンスあり(仙台大都市圏)

・多くの企業が震災後の事業再開を経て、事業強化のステージに

・復興需要で、建築・土木業界で即戦力採用が活発!

・IT・通信業界では人材育成にも精力的

 

東北地方最大の仙台大都市圏を抱える宮城県の求人倍率は、2016年の4月時点でバブル期以来の高水準となりました。

“宮城労働局は「雇用環境が安定し、離職者が減少している。雇用情勢は一部に厳しさはあるが、改善している」と判断”とのこと。

 

東日本大震災の復興需要で、建築・土木業界においては即戦力が求められています。特に、ニーズの高い施工管理・設計職では、有資格者で実務経験有りという2つの条件を満たしていれば年齢問わずチャンスが。また上記の通り、震災後の事業再開を経て雇用環境は安定しつつあります。

 

そこで事業強化のステージに入った企業では、同じく即戦力採用が活発のよう。営業職希望の人は、これまでの経験をどう生かして企業に貢献できるか、具体的に話せるようにしておきましょう。

一方、積極採用されているのは即戦力だけではありません。IT・通信業界では、未経験・経験が浅い方向けに、中小企業が合同でセミナーを開催することもあり、人材育成が積極的に行われています。

 

震災から立ち直り、都市全体が大きな転換期を迎えている仙台。「新たなキャリアにチャレンジしたい」と考えている方にはたくさんのチャンスがあります。仙台大都市圏の求人はこちらから。

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円安の影響でメーカー求人増加! 転職はタイミングが重要(新潟大都市圏)

・一般機械メーカーを中心に、業績回復中!

・チェーンの新規出店に伴い、現場スタッフ積極採用のチャンス

・転職は為替の影響をチェックしつつ、チャンスを逃さない

 

アベノミクスにより長く続いた円高が是正されたため、国内自動車メーカーをはじめとする輸送用機械、一般機械メーカーが業績回復へと向かっています。機械メーカーの求人数が増加し、その波及効果が運輸・サービス業などの好況につながっているよう。そのため、求人数は堅調に推移し、医薬品・医療・福祉関連業でも引き続き採用ニーズが高い状態です。

 

飲食チェーン、コンビニエンスストア、量販店、ドラッグストアの業績好調による新規出店の加速に伴い、現場のSV(スーパーバイザー)やマネジャーに対する採用ニーズは高く、未経験でもチャンスがあります。

 

引き続き新潟大都市圏の求人数は緩やかに増加すると予想されます。しかし、輸出比率の高い製品を扱う企業は、為替の影響を受けやすいのでご注意を。世界情勢の変動がめまぐるしい今日、状況によっては企業が突然採用計画を見直す場合もあります。

 

転職を検討している方は、こまめにニュースや情報をチェックし、採用ニーズの高い時期を狙って転職活動を。新潟大都市圏の求人はこちらから。

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転職市場は活況な一方、高レベルな戦いに?(関東大都市圏)

・すべての業種・業界において、中途採用の再開・拡大をする企業が増加

・事業の成長・拡大のための人材募集、そのため採用基準は高レベル

・自分が持つスキルや経験を把握し、具体的に伝えることが重要

 

2013年ごろからデフレや円高に歯止めがかかり、経済に景気回復の兆しが見え始めました。そんな中、関東大都市圏では海外進出や新規事業の立ち上げなど、“攻めに転じるため”の人員補強がなされています。

しかし、やみくもに人員を増やしているわけではなく、多くの企業が自社の成長に伴う事業のグローバル化や商材・サービスのIT化、ビッグデータ活用について、どのように取り組んでいくべきかを模索しています。こうした課題へいかに取り組み解決できるかを軸に、人材採用の判断をする傾向が強いといえるでしょう。

 

企業が何を望んでいるかを把握し、これまで培った経験・スキルをどのようにアピールするかはもちろん、首都圏ならではの素早く変化するトレンドを常にキャッチすること。そして自分がどう貢献できるか、という観点から具体的に話ができるよう、転職活動の準備をする必要があります。関東大都市圏の求人はこちら

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まとめ

こうして見ていくと、地方ごとにそれぞれ異なる課題や経済状況があることが分かります。地方創生やU・Iターンという言葉を耳にする機会が多くなったいま、住んでいる地域以外を就職先とするチャンスかもしれません。

また、こうしたデータから、居住地における転職活動の傾向を把握し、対策を練り直しても良いでしょう。引き続き、名古屋から近畿、九州の大都市圏の求人傾向も追っていきますので、お楽しみに!

 

(参考サイト)
<有効求人倍率>宮城はバブル期並み

 

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