2013年の11月20日(水)~26日(火)の7日間、渋谷ヒカリエ8階をメイン会場に開かれた“働き方”や“仕事”にまつわる国内最大規模のイベント「TOKYO WORK DESIGN WEEK 2013(略称TWDW)」。

今回は、キャリアコンパス読者にふさわしい「U-30の働き方」というテーマのイベントに潜入取材を敢行! 同世代で新しい働き方を実践している4人の登壇者と、約40名の参加者の間で、“新しい働き方”について真剣な議論が交わされました。

 

イベント概要

イベント名
2013年11月23日(土)19:30~21:30 @渋谷電源カフェ beez 「新しい働き方って、どんな働き方?」トークセッション

登壇者
田村 篤史 (京都移住計画代表)
1984年京都府出身。東京の人材企業を2012年4月に退職。京都へUターンし、新卒学生の就業支援や京都の町家でのシェアオフィス運営に関わる。
京都移住計画
it's blowing

江口 晋太朗 (編集者、ジャーナリスト)
1984年福岡県出身。元陸上自衛官。日々媒体での企画や執筆に携わり、コンテンツ企画制作やプロデュース等を行う。著書に『パブリックシフト』など。
being beta

松本 健太郎 (エンジニア、作家)
1984年大阪府出身。IT系ベンチャー企業にて会社員として働く傍ら、「みどり勉強会」の顧問として、大学生を指導。著書に『大学生のためのドラッカー』。
大学生のためのドラッカーFacebookページ

松浦 伸也 (ヤッチャバ事務局統括)
1984年埼玉県出身。墨田コミュニティクロッシングのリーダー。区内の長屋に住みながら、地域の問題を解決する取り組みを行う。
すみだ青空市ヤッチャバ

 

司会者が参加者に“新しい働き方”とは何かを問うと、「男性が育休をとる」、「場所と時間がどこでもいい」、「働く相手がその都度違う」、「オフィス以外の場所でも働ける=場所に縛られない」、「自分の仕事と雇われ仕事を同時にやる」などの意見が挙がりました。それでは、4人の登壇者はどのような働き方を実践しているのでしょうか。

 

半会社員半フリーランスという働き方

田村さん「昨年まで東京で会社員でしたが、“週3日勤務で、京都で働きたい”という自分の希望を実現させるため、退職しました。その後、京都で同じ条件の仕事を探し、今年の春まで週3日は会社員として働き、残りの日は個人で仕事を請ける、いわば半会社員半フリーランスで活動していました。今は完全に会社を辞めて、新卒や中途の方の就業支援をしたり、『京都リサーチパーク』が運営しているシェアオフィスでもある町家の企画運営を担当したり、京都移住計画という移住支援のプロジェクトの代表をしています。

『目の前の人に対して自分が何ができる事はなんだろう』というテーマで、毎日違った案件で、異なる人を相手に仕事をしています。そういう点で、お客さんが言った“新しい働き方”の考えと一致していると言えるかもしれませんね」

 

月5万円で暮らすというトライアル

松浦さん「僕は“やっちゃ場”という墨田区のファーマーズマーケットの運営をしています。墨田区の街歩きツアーのガイドをやったりとか、墨田区にいかに若者を住ませるかっていうプロジェクトを行っていて、自分が生活に最低限必要と思える月5万円の収入で墨田区のアパートで暮らしています」

 

組織で会社員として働きながら、個人で執筆活動や講演も

松本さん「僕は、IT系ベンチャー企業で週5で働いている会社員です。それ以外では、2年前に『大学生のためのドラッカー』という本を執筆しました。その影響もあってか土日に大学で講演をしたり、さらに新しい本の執筆をしたりしています。来る仕事は断らないようにしているので、会社員もしつつ、個人として依頼があった仕事も行っているという感じです」

 

編集者としてソーシャルとリアルをつなげるキャンペーンなど企画

江口さん「最近では個人として、雑誌に出させてもらったり、テレビに出させてもらったり、メディアでさまざまなことをフリーランスでさせてもらっています。今のような働き方になったのも25歳のときにソーシャルメディアとリアルの場をクロスさせるような企画などをひたすらやったり、ネット選挙運動解禁のために市民の側から意見を発信し活動する『One Voice Campaign』の発起人をしていたから。昨年ネット選挙が始まったことについてWebメディアを通じて、意見を発信していたら、人から面白そうと思ってもらえるようになり、賛同者が増えていきました」