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キヤノン株式会社

徹底したバリアフリー。変化を尊ぶ「進取の気性」。「共生の理念」のもとで、全社員にとって働きやすい環境を追求。 キヤノン株式会社

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人事担当者から

障がいの有無はもちろん、仕事の種類による処遇制度の区分けもなく、風通しのいい会社です。

キヤノンでは健常者も障がい者も関係なくそれぞれが能力を発揮し、会社に貢献しています。約2万5000人の社員のなかには、さまざまな障がいをお持ちの方がいますが、すべての事業所でバリアフリー対応ができていて、働くうえでの妨げがないという点が大きいと思います。
総合職や一般職といった区分けがなく、昇格の試験や処遇、研修も、全社員に同じ制度を適用しています。そういう点が、風通しのいい社風につながっているのでしょう。仕事を通じて、どのような成果が出せるかがいちばん重要です。それは創業以来、企業風土となっている実力主義ということになると思います。つまりみんなが同じ土俵でパフォーマンスを発揮してほしいということなのです。だから逆に、「障がいをお持ちでもこんなふうに活躍している人がいます」といった象徴的な人材像は思い浮かばないですね。みなさんが普通に職場になじんで、活躍していますから。「あの方は、障がいがあるのによく頑張っていますね」という見方はぴんとこないというのが正直な感想です。

変化を尊ぶ「進取の気性」。チャンスを活かすのは自分次第。

採用に際しても、実際にお会いしてその方のキャリアやスキルを聞いて、その時々でニーズがある職場のなかで、どこが適しているかを考えます。ご経歴を見て、いちばん力を発揮できそうなところでの配属を考えます。

キヤノンの場合、「一般事務」の捉え方も他社とは違うかもしれませんね。
事務の効率を上げることを非常に重視しているので、たとえば他社では事務をアウトソースすることも多いかもしれませんが、キヤノンでは内部でしっかり仕事をしていきます。普段から変化することに価値を見出す風土があり、事務の仕事でも、常に質を上げることが求められています。そのような仕事の進め方ができる人は、キヤノンらしさを一緒につくる仲間になれると思います。
目の前の仕事をきちんとやっていれば、そこに信頼が生まれ「じゃあ、次はこれをやってもらおう」という話になって仕事は広がります。そのチャンスは誰にでもあり、それを活かすも活かさないも自分次第。チャンスは、ちゃんとした仕事をした後でないと巡って来ないはずで、健常者も変わりません。できるだけ他の誰かや、何かに寄りかかるのではなく、自分でしっかりやっていくという強い気持ちのある人が、キヤノンが求める人材像と言えるでしょう。いろいろな経験が、その方のさらなる人間的な魅力にもなっていくと思います。

面接では今までの経験や障がいのこと、できること・できにくいことを率直に伝えてください。決して、自分を大きく見せようとする必要はありません。そこから職場へとつなげるのは、私たちの大切な仕事。「ここから始めて、将来的にはこういうことができます」と自分のことを客観的にとらえられる人であれば、可能性は大きく広がると思います。

全社員の働きやすさを追求した結果、障がい者の方にも働きやすい会社に。

私たちは、一人ひとりの個性を生かし、豊かな企業風土をつくるダイバーシティの一環として、「全社員にとって働きやすい環境は何か」を考えています。
具体例を挙げると、キヤノンは残業が少ない会社としてよく知られています。子育て中の女性だけでなく、全社員が常に創意工夫して無駄を排除し、残業に頼らない仕事のしかたをしています。このように全社員の働きやすさを追求した結果が、障がい者の方にとっても働きやすい会社となっているのだと思います。
そうは言っても、個別に不都合なことも出てくると思います。そのようなとき、社内には相談窓口があり、何かあれば、気軽に相談できる仕組みになっています。
一方でキヤノンには、伝統的に「三自の精神」というものがあります。「自発」、「自治」、「自覚」で、お互いを自立した個人として尊重する。そのような社風のため、障がいをお持ちの方に対しても、特別扱いをするということはあまりないかもしれません。もちろん、困ったときはお互い様で、必要な面はしっかりとサポートしますが、自分にとって必要な配慮は、自ら働きかけていくという姿勢も必要でしょう。
キヤノンの企業理念は「共生」です。この理念に共感し、他人の気持ちを思いやることができる方と、ぜひ一緒に仕事をしたいですね。

(取材日:2013年4月5日)

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