転職で年収アップを実現する、面接アピールのポイントとは?
インフラエンジニアの方に多い転職動機は、「会社内での評価が低い」「ほかのエンジニアより給与が低い」の2つ。この不満を解消するために転職活動する方が多いのですが、転職によって必ず年収が上がるわけではありません。では転職によって年収をあげるインフラエンジニアと、年収を上げることができないインフラエンジニアの違いはどこにあるのか。
その秘密は、面接にあります。
理由は、入社時の年収は面接時の評価で決まるからです。ですから、面接でアピールし、少しでも高い評価を得ることが年収アップには必要不可欠です。今回は、年収アップにつながる面接のポイントについて紹介します。
1. 技術、スキルのアピールの仕方
ただ「ネットワークの設計構築ができます、サーバの運用を3年経験していて得意です」とアピールするだけでは、他のインフラエンジニアとの違いを面接で伝え切れません。
では、違いを生むためにはどうすればいいのか。それは、面接官に具体的に入社後の活躍イメージを持たせることです。この方ならば、確実に活躍できると面接時に確証を持たせることで、より高い年収オファーを引き出すことができるのです。そのため、面接でお話する際には、下記の項目を必ず準備してください。
【1】参加したプロジェクトについて(システム規模、人員規模、期間、プロジェクトのゴール)
【2】プロジェクトにおける自身の役割について(プロジェクト内の立ち位置、価値を発揮していたこと)
【3】成果について(自社やクライアントの評価)
【4】プロジェクトを通して技術的にどんな強みを発揮できたのか(気を付けたこと、工夫をしたこと、技術的に新しく学んだこと、身に付いたスキル)
面接時には上記の具体的な内容を通して、話をしていくことが重要です。特にSIerのインフラエンジニアは、クライアントや上位ベンダーからの要望に対してただ要件書どおりに業務を進めていた方ではないのか、と採用側から見られています。指示待ちの行動だけではなく、システム全体を捉え、その上で主体的に取り組んだことをアピールすることはほかのインフラエンジニアとの差をつけるポイントになります。
2. 今後のキャリアの伝え方
企業は採用コストや今後の長期的な経営戦略を踏まえ、長期的に就業できるか、という点も採用では重視しています。だからこそ面接では、長期的に活躍できうる人材であることをアピールすることが大切です。
そのためには、ご自身の「中長期的なビジョンや目標」と「企業の方向性、ビジョン」の整合性をもって伝えることが大事です。自分のビジョンと会社の方向性がマッチしていれば、長期的に会社に利益をもたらしてくれる人材という証明となり、高い年収額のオファーが期待できます。
しかし、この「中長期的なビジョンや目標」を具体化されていない方が多いのが実状です。そこで、ご自身のビジョンを固めるために、何が強みでどんな志向を持っていて、周囲からどんな評価をされることが多いのか、という自己分析と経験の棚卸しが必要となります。また自分のビジョンと会社のビジョンの整合性を確認するためには、企業の今後の展開やビジネスの方向性など、入念な企業研究も必要です。
こうして今までの経験をしっかりと棚卸しをして、ご自身の強みが何なのか、逆にそのビジョンを実現するにあたって弱みと感じている部分は何でどうリカバリーしようと努力しているのか、今までのノウハウを活かし、どう会社に貢献できるのか、その点を具体的にアピールできれば、きっと高い評価を期待できるでしょう。
いかがでしょうか。上記の内容を面接で伝えきることができれば、役員や社長の評価が高まり、年収アップにつながります。そのためには、入念な面接対策が必要となります。
しかし、仕事との両立をしながら面接対策の時間を割くことは大変な作業でもあり、労力も掛かります。
dodaは業界で唯一インフラエンジニアの転職支援専門部隊を設け、インフラエンジニアの面接対策を行っています。内定を目指す転職ではなく、年収アップを実現させるために面接対策セミナーやキャリアアドバイザーとの模擬面接のサービスをぜひご活用いただき、年収アップを実現させてください。
IT・Web領域専任キャリアアドバイザー 田中 彼方
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