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掲載日:2013.11.04
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顧客の要望からヒントを得て新製品の開発に乗り出す

Sky株式会社 ICTソリューション事業部 開発部開発課 K. I 氏

異業界から転身し、Sky株式会社に入社。クライアント運用管理ツール「SKYSEA Client View」や教育向け製品「SKYMENU Pro」など自社製品の開発リーダーでありながらも、自ら足を動かし多くのお客様に喜んで頂ける機能の実現を目指し日々奮闘している。


大阪に本社を置くSky株式会社はクライアント運用管理ツール「SKYSEA Client View」の開発元として知られる。同ツールの開発リーダーにエンジニアとしての仕事ぶりを聞いた。SKYSEA Client Viewの開発に着手するまでには、エンジニアたちによる長期間の技術の積み重ねと、顧客ニーズを汲み上げる地道な努力があった。

「どうしてもプログラムが作りたくて」入社

──入社した頃のお話を教えてください。
最初はアルバイトとして会社に入りました。小学生時代から趣味でプログラムを作っていました。どうしてもプログラミングの仕事をしたかったので、別業種から転職しました。15年前のことです。1年ほどで正社員になりました。
最初の仕事は、デジタル複合機の動作をソフトで再現するシミュレータを作ることでした。
──最初は組み込み分野の仕事だったのですね。
そうです。ただし、そこで作ったシミュレータはWindowsで動くアプリケーションでした。その後もWindowsアプリケーションの開発が多く、会社の中では「Windowsに詳しいエンジニア」という位置づけになっていきました。
──その経験が、今のSKYSEA Client View製品に結びついた形でしょうか。
そういう側面もあると思います。入社して2年目で、Windowsで動く製品「SKY EDUCATION SERVER」の開発プロジェクトにヘルプ要員として投入されました。ある日の朝、会社に来たら異動を知らされたという急な成り行きでした(笑)。
SKY EDUCATION SERVERは、教育現場で大勢の生徒が保有するアカウント管理の作業を簡単にできるようにし、メールアドレスや掲示板などを自動生成する機能などを備えた製品なのですが、それがWindows向けのパッケージ製品の仕事に関わった最初の体験でした。
私がプロジェクトに投入された時は、とにかくバグ取りを徹底的にやらないとまずい状況でした。バリバリとプログラムを書き直しました。先輩社員から「もっと慎重に直してください」と叱られたぐらいです(笑)。今振り返っても大変な仕事でしたが、無事納品できました。直した不具合が多かったということで表彰もされました。
その仕事の後は、同じ部署で担当していた教育向け製品「SKYMENU Pro」の仕事をするようになりました。最初の仕事は(大阪の電気街の)日本橋まで行って、Windows XPのパッケージを買ってくることでした(笑)。SKYMENU ProのWindows XP対応のためです。
──OSを買うところから始めたのですね。
はい。もちろんそれだけではなくて、Windows XPはそれまでのWindowsとはかなり作りが変わったため、製品を対応させる仕事はたくさんありました。Windows XPはそれまでのWindows 2000とは内部的な作りも大きく変わりましたし、画面周りも丸みを帯びたデザインに大きく変更がかかり、両方で大きく変わった為、単純に動作させるだけでなく、デザイン面での変更でも大変多くの作業がありました。

製品開発のリーダーとしてユーザーニーズに直に向き合う

──SKYMENU Proには、どれぐらいの期間関わったのですか?
5年です。最初は開発要員として参加したのですが、後半ではプロジェクトリーダーや、派生製品の立ち上げをしていました。
──どんな経緯でリーダーに?
バージョン3のWindows XPへの対応と、バージョン4の目玉機能であるMPEG2を使用したビデオの一斉配信機能の機能リーダーで、なんとか製品をリリースすることができて、市場に受け入れていただけました。その成果を認めて頂いてだと思いますが、そこはあまりドラマティックではなくて、気がついたらリーダーになっていました(笑)。「おまえやれ」といった形で。
実はこの時期に、「SKYSEA Client View」のヒントとなる出来事がありました。ある企業の社内会議用にSKYMENU Proを導入する案件があったのですが、それがきっかけで、SKYMENU Proを民需向けに展開できないかと模索しはじめました。しばらくして、社内教育向けにSKYMENU Proを民需向けに画面を改造したシステムを導入する案件があり、そこで頂いた要望は、例えば「ユーザーの操作のログを取りたい」といった企業ユーザーのニーズを反映したものでした。このニーズを満たす製品を作れないか、という思いがSKYSEA Client Viewに結びつきました。

経営判断が下り新製品に注力

──SKYSEA Client Viewはどういう狙いの製品なのか、改めて教えてください。
簡単に説明すると、会社、学校、官公庁などの組織にあるパソコンの情報をサーバーに集約して一括管理する仕組みです。集約する情報は、パソコン上でどのような操作をしたかというログ情報と、パソコンでどのようなハード、ソフトを使っているかという資産情報です。不正なソフトをインストールしていないか、というチェックもします。
背景として、情報漏洩を防ぎたい、あるいはライセンス管理をしっかりやりたいといったニーズの高まりがあります。個人情報保護法の影響で各社が情報の取り扱いに敏感になっていたこと、ウイルスによる情報漏洩が問題となりセキュリティへの意識が高まったこと、大手ソフトウェアベンダーがライセンス違反に厳しく対処していたこと、こういったいくつかの要因があり、クライアント運用管理ツールが備えている機能が欲しい、という要望が高まっていたのです。
──SKYSEA Client Viewの開発は、どのように始まったのですか。
SKYSEA Client Viewは、最初のうちはSKYMENU Proの派生製品という位置づけで、少人数で研究開発を進めていたのですが、あるとき転機がきました。調査をしているうちに、クライアント管理/資産管理の市場がかなり大きいことが分かりました。
そこで社長の決断でSKYMENU Proの開発チームを全員「SKYSEA Client View」の開発に振り向け、最初のバージョンを半年後にリリースすることになり、私はその開発リーダーになりました。
約30社が競合として存在する業界ですが、そこに製品を投入して市場に受け入れられるには、Skyならではの特色が必要です。SKYMENU Proは「先生が授業中にマニュアルを見ずとも直観的に使える操作性」を売りにしておりました。これを、「SKYSEA Client View」の売りにしていくよう商品コンセプトを定めています。もともと弊社の商品は、見た目や操作性にかなり気を遣っていまして、開発工数は他社以上にかかりますが、その見た目や操作性が市場に受け入れられました。

「開発の山場は、全社の協力と情報共有で乗り切った」:インタビュー後編へ続く

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