スマートフォン版で表示

現在、お知らせはありません。

転職オンライン予備校開催レポート

この質問には要注意! 面接の思わぬ「落とし穴」
採用担当者は“ココ”をみてる!コロナで変わった?
採用担当者視点で読み解く“採用”と“不採用”のポイント

このエントリーをはてなブックマークに追加

2020.10.14 実施事後レポート

株式会社人材研究所の代表を務める曽和 利光さんを講師に迎えたオンラインセミナー「採用担当者は“ココ”をみてる!コロナで変わった? 採用担当者視点で読み解く“採用”と“不採用”のポイント」が開催されました。
2万人を超える就職希望者に面接を行った経験をもつ曽和さんが、選考で採用担当者が何を重視するのかをレクチャーした今回のセミナー。
当日のハイライトを、少しだけお伝えします!

登壇者紹介

曽和 利光さん
株式会社人材研究所代表
株式会社リクルートで人事採用部門を担当、「組織」や「人事」と「心理学」をクロスさせた独特の手法が特徴とされる。企業の人事部(採用する側)への指南を行うと同時に、これまで2万人を超える就職希望者に面接を行った経験から、中途採用の転職希望者への活動指南を展開。
 

当日のプログラム

セミナーでは、特に「書類作成」と「面接対策」で気をつけたいポイントを解説。そしてコロナ以降に変化した転職活動への対処法を紹介!

1. 座談会

  • トークテーマ1

    書類選考、ココを見ている

    書類作成時に気をつけたいポイントを紹介。マイナスの印象を与えないための履歴書写真の写り方や言葉遣い、単語の使い方といった注意すべきポイントを解説しました。

  • トークテーマ2

    面接、ココを見られている

    面接で「緊張」してしまうときの対処法や、中途採用ならではの面接での心構え、注意すべき面接官からの質問などについて解説しました。

  • トークテーマ3

    コロナで変わる?採用基準

    コロナで急速に広まったオンライン面接のポイントを紹介。画面越しでもきちんと思いを伝えるために、身ぶり手ぶりや相槌などの「非言語コミュニケーション」の重要性を強調しました。

 

2. 質疑応答

当日のプログラムの中から「面接、ココを見ている」で話された内容の一部を、少しだけご紹介します!

「ゆっくりと分かりやすく」が面接のカギ。効果的な面接対策とは?

曽和さん:中途採用の場合、部署の担当者が面接することがほとんどなので、面接の場では面接官も『しろうと』。そのため、面接相手から知らない会社の仕事の話をされると、一度で理解しきれない場合も多いのです。だからこそ、面接においては『相手に配慮し、ゆっくり話すこと』こそ、『最も簡単で重要な対策』になります

面接の場での『うちで何がしたいですか?』という質問には要注意!

曽和さん:よく聞かれる質問ですが、やりたい仕事を限定しすぎると『この仕事しかできないのか』と思われてしまう可能性があります。そのため、面接では『やりたいこと』の話は2割程度がポイント。『やりたいこと』よりも『できること』をアピールしましょう

最後の質疑応答では、たくさんの質問が!しっかりと時間を設けた質疑応答では、参加された方からのすべての質問に曽和さんがアドバイスを行いました。その中からいくつかピックアップしてご紹介します!

Q

最近の転職活動では、即戦力を求められますか?

曽和さん:これから2、3年はスペシャリスト・専門性が高い人材の求人が多くなり、未経験者の採用は厳しい状況です。逆を言えば、今この時期に未経験採用をしている企業は未経験者を育てる環境があり、幹部候補を求めている可能性大。意欲があれば挑戦してみましょう

Q

45歳での転職を考えていますが、やはり不利でしょうか?

曽和さん:以前は35歳が転職のリミットと言われていましたが、今は年齢をそこまで気にする必要はありません。ただし、人は年齢を重ねるほど変わりにくくなるため、『御社に入ってこうなりたい』という変身願望はあまり刺さりません。今持っている強みを活かしてアピールしましょう

 

転職について悩んでいる人へのメッセージ

最後に、転職に悩みを抱える方たちに向けて、曽和さんからメッセージをいただきました。

曽和さん:転職活動は、人と人が出会って仲良くなっていく一つの形態であり、特別なことではありません。それが、採用選考がブラックボックスであるために、疑心暗鬼になったり、ありもしない都市伝説が生まれたりします。セミナーで、そういう『実体のない不安』を少しでも和らげ、自然体で転職活動に臨めるようにできればと思っています。

採用担当者はどこを重視しているのかオンラインセミナーで学ぼう
開催スケジュールを見る
このエントリーをはてなブックマークに追加