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転職Q&A(転職検討・活動の準備)

Q. 転職回数が多くても採用されるためのコツは?

これまで転職を2回しましたが、また転職を考えています。しかし、転職回数が多くなると不利になるという話を聞きました。転職回数が多くても採用されるためのコツはあるのでしょうか?(31歳/女性)

A.早期退職が続いているなら、 転職理由の伝え方に注意が必要です。

まず、転職の回数が多いことが即マイナスになるわけではないことを覚えておいてください。より重要なのは、それぞれの企業での在籍期間です。

31歳で2回の転職歴といってもさまざまなパータンがあります。例えば、大学新卒で働き始め、22歳から3社、9年間の会社員経験があるとしましょう。このとき、1社目が2年間、2社目が3年間、3社目(現職)が4年間の在籍期間であれば、さほどネガティブな印象を持たれないはずです。一方、1社目が7年間、2社目が1年6カ月間、3社目で6カ月という在籍期間になると、選考で不利になる可能性が高くなります。2社目以降に早期退職が続いており、応募者が何か問題を抱えているのではないかと疑われてしまうのです。

早期退職が続いている場合は、面接でまず間違いなく転職理由を尋ねられます。マイナスイメージを与えないために答え方を工夫してください。

早期退職は多くの場合、転職時の自己分析や企業選定の失敗に起因しています。「希望している社風ではなかった」「身につけたいスキルを習得できる環境ではなかった」「思ったより給料が良くなかった」などはその代表例です。そこでまずは自分の失敗を認めるところからスタートしましょう。

「前職・現職への転職は●●という点で自分にも責任があり失敗でした」と先に認めるのです。そして、「その失敗があったからこそ、しっかりと考えて御社に応募している」という形であれば、必要以上にネガティブな受け取られ方はしないでしょう。「短期間の中でも学べたこと、貢献できたこと」を謙虚に添えることもいいかもしれません。

また、転職回数の多さは、キャリアに一貫性があることを伝えることでフォローすることが可能です。自分が描いているビジネスパーソンの理想像に近づくために、それぞれの企業で必要なことを学んできたことを伝えることができれば、多少、転職回数が多くてもネガティブな印象は与えないでしょう。スキルや実績を交えて、自分の糧になっていることをアピールすることをおすすめします。

避けてほしいのは、早期退職を他人のせいにするような伝え方をすることです。自分の評価を下げたくない気持ちは十分に理解できますが、「過去の失敗を認めて成長することができない人」という印象を与えてしまいかねません。早期退職を繰り返したことはマイナスからのスタートであると理解し、謙虚にそのマイナスをゼロに近づけていくことを心掛けるといいでしょう。

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