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インフラの内科医として、災害に強い日本をつくる 「人の命と暮らしを守る」 ジオ・サーチ株式会社 - 共感転職 DODA Emotional Matching

インフラの内科医として、災害に強い日本をつくる 「人の命と暮らしを守る」 ジオ・サーチ株式会社 - 共感転職 DODA Emotional Matching

DODA EMOTIONAL MATNG

インフラの内科医として、災害に強い日本をつくる

「人の命と暮らしを守る」

ジオ・サーチ株式会社

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  • A Side:共感を生む仕事の発起人
  • B side:思いに共感した転職者
  • Companyジオ・サーチ株式会社
    1989年設立。1990年、マイクロ波による路面下空洞探査システムを世界で初めて実用化した。現在、その技術をさらに進化させたスケルカによって、全国の道路や橋梁を調査するとともに、自然災害時にも素早く対応できる防災・減災ネットワークを構築。スケルカを搭載した探査車「スケルカー」は現在20台あり、オペレーションセンターがある全国7拠点に配備されている。本社は東京都大田区。
  • 代表取締役社長冨田洋さん
    1953年、兵庫県生まれ。慶應義塾大学工学部卒業後、三井海洋開発に入社。社内ベンチャーとして事業化した電波による構造物の非破壊検査技術をもとに、同社解散後、ジオ・サーチを設立。94年、国連からの要請を受け地雷除去のための新技術を開発。98年には日本の有力企業を集結させNPO法人「人道目的の地雷除去支援の会(JAHDS)」を設立した。また、ジオ・サーチでは東日本大震災直後から被災地に入り、二次災害を防ぐための防災・減災に向けて活動している。

路面下の空洞を見つける、オンリーワンの技術

高度経済成長から40年を経て、日本のインフラは老朽化が目立ち、道路の陥没や橋の抜け落ちが大事故につながっている。それを防ぐための事前調査は喫緊の課題だが、路面の下は見えず、いちいちアスファルトをはがすわけにもいかない。そこで注目されるのが、世界で唯一、路面下の危険個所を探る日本の技術だ。

「マイクロ波によって地中の空洞を測るのが、私たちの路面下空洞探査システム『スケルカ』です。いわば道路下の見えない傷や兆候を探る"インフラの内科医"ですね。ちなみに『スケルカ』は『透ける』からきていて、このシステムを搭載し、走行しながら連続的に測れる車は『スケルカー』。いいネーミングでしょ。私が考えたんですよ」。にこやかに説明するのは、ジオ・サーチの社長・冨田さん。だが、技術の実用化までは、苦労の連続だった。

冨田さんがこの技術に目をつけたのは、前職の三井海洋開発時代。社内ベンチャーとして最新技術のマイクロ波による空洞探査を事業化しようとしていた矢先、会社が債務超過により解散。技術開発への思いが強かった冨田さんはすぐに起業した。試行錯誤の末、3年後に世界初のマイクロ波空洞探査システムを実用化。当時、地雷除去の新技術を模索していた国連が、この技術に目をつけた。連絡を受けた冨田さんは、国連支援の会議で地雷被害の悲惨さを目の当たりにし心を動かされ、新型対人地雷探知装置「マイン・アイ」を開発した。以後、紛争地域でも陣頭指揮を執り、NPOを自ら立ち上げ―と、事業活動と社会貢献活動に同時に取り組んできた。そして、あの東日本大震災で、また新たな展開があった。

3.11を機に、人の「暮らし」だけでなく、
「命」も守る会社へ

ジオ・サーチは通常、自治体から仕事の発注を受け、2週間かけて路面下の調査分析をする。しかし、東日本大震災直後は二次災害の危険が迫り、時間の余裕がなかった。「地震が起きると、地盤を支えていた砂粒子が揺れ動き空洞が生まれやすくなります。特に、震度5以上では空洞が広がり、陥没しやすい場所も一気に増えます。私たちが被災地に入ったのは地震から3日後。救援物資を届ける拠点となった茨城県鹿島港から緊急要請を受け、すぐに駆けつけました」。まさに"救急医"として、当時試作段階だった「スケルカー」を現地に出動させた。

鹿島港では、輸出予定の乗用車が炎上し、波が運んできた砂が辺りを覆い、息を飲むような惨状。激しい余震も続く中、「スケルカー」は、調査の翌日には危険個所を報告する迅速対応で、二次被害を防いでいった。「人の命がかかっている、という使命感が社員全員にあった。小さいながらも、復旧・復興への重要な一歩だった思います」。

その後も「スケルカー」は台数を増やし、東北の被災地一帯を走り続け、道路調査距離は1,900キロあまり。空洞を約2,600カ所も見つけ、そのデータに沿って地場の建設業者が補修している。この時の経験から、インフラセキュリティは、人の「暮らし」だけでなく「命」を守る仕事でもある、と意識が変わったそうだ。現在、企業メッセージには「人の命と暮らしを守る仕事です」と大きく謳われている。

困難な環境下でこそ、
圧倒的なイノベーションが生まれる

地雷除去に、震災対応、ここまで冨田さんを社会貢献に向かわせている動機とは何だろうか?「小さい時から『人の役に立て』と祖父から言われて育ったし、起業後は一流の経営者の方々から『人の役に立つ仕事をしろ』と教えを受けた経験も大きい。でも―」と、冨田さんはある出来事を語り始めた。「地雷除去は、カンボジアなど紛争地域で実施するため、現地に入る前に毎回遺書を書き残してやっていました。劣悪な環境だったこともあって体調を崩し、長期入院もした。何で他人のためにここまでやっているのかと自問自答した時、滝久男さんの本『貢献する気持ち』と出会いました。そこに『人の役に立ちたいと思うのは本能です』という一文があり、急に肩の荷がおりたんです。そうだよな、本能だから止めようがない、自分のためにやってんだから、と覚悟を決めたんですね」。

自分のため、とは会社のためでもあると冨田さんは言う。実際、社会貢献活動を続ける中で技術は飛躍的に向上したそうだ。「うちの技術では直径50センチの空洞を見つけるのがやっとだった時期に、地雷除去のため、直径5センチの空洞を見つけるというけた違いの精度を求められた。震災の時は、試作段階で徐行運転並みの速度だった『スケルカー』を、精度は保ったまま時速60キロで走らせる必要に迫られた。通常の仕事では恐らく要求されない無茶なこと。でも、困難な環境におかれればおかれるほど、今までのやり方を見直し、知恵を絞り、その結果、真のイノベーションが生まれる。それがあった今、日本で路面下を調べられるのは、そして災害に強い日本を支えられるのは、ウチだけなんですよ」。

身振り手振りを交えて「自分の思いと得意技がミックスした時、圧倒的に強くなる」と語る冨田さんは、話すほどに熱気を帯びていく。どこまでもポジティブで、明るく、真剣。その情熱は、災害に強い日本のための、確かな力となっている。

Photo Gallary

ジオ・サーチの様子

  • 受付。イメージカラーの青で統一
  • 受付横。一番目立つところに企業理念
  • 広いオフィス。社員の女性比率も高いそうだ
  • スケルカーで撮影した画像を、レントゲン写真を見るように、みんなでチェックする
  • 会議室のドアも青い。部屋の名前にもひと工夫
  • 社長室には青のオブジェが。青は冨田社長のラッキーカラー
  • いろんな国や団体、人から感謝されている賞状もたくさん
  • スケルカの技術を説明する模型
  • こちらが世界に誇るスケルカー(模型)
  • 地中の空洞がどのようにできているのかを示している
  • 受付。イメージカラーの青で統一
    受付。イメージカラーの青で統一
  • 受付横。一番目立つところに企業理念
    受付横。一番目立つところに企業理念
  • 広いオフィス。社員の女性比率も高いそうだ
    広いオフィス。社員の女性比率も高いそうだ
  • スケルカーで撮影した画像を、レントゲン写真を見るように、みんなでチェックする
    スケルカーで撮影した画像を、レントゲン写真を見るように、みんなでチェックする
  • 会議室のドアも青い。部屋の名前にもひと工夫
    会議室のドアも青い。部屋の名前にもひと工夫
  • 社長室には青のオブジェが。青は冨田社長のラッキーカラー
    社長室には青のオブジェが。青は冨田社長のラッキーカラー
  • いろんな国や団体、人から感謝されている賞状もたくさん
    いろんな国や団体、人から感謝されている賞状もたくさん
  • スケルカの技術を説明する模型
    スケルカの技術を説明する模型
  • こちらが世界に誇るスケルカー(模型)
    こちらが世界に誇るスケルカー(模型)
  • 地中の空洞がどのようにできているのかを示している
    地中の空洞がどのようにできているのかを示している

Side:B 思いに共感した転職者 - 今まで自分が身につけてきたものを、社会に還元したい

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