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連載転職マーケットの”今”を知る! 2016年2月8日発表

転職求人倍率レポート(2016年1月)

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全体:求人倍率は前月比-0.10ptの1.11倍。転職希望者数が大幅に増加し、前年同月比154.0%

◆概要◆

・2016年1月の求人倍率は前月比‐0.10ptの1.11倍。
・求人数は前月比101.5%、転職希望者数は前月比110.5%。
・求人数は前年同月比144.5%、転職希望者数は前年同月比154.0%。
・求人数は14カ月連続で調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新。
 業種別では、「IT/通信」「金融」「メディカル」「メーカー」「商社/流通」「小売/外食」の6業種で求人数が増加。
 求人数が特に伸びたのは、「メディカル」(109.2%)、「小売/外食」(107.6%)。
・職種別では、「営業系」「企画・事務系」「技術系(電気/電子/機械)」「技術系(メディカル)」「技術系(化学/食
 品)」「専門職」「販売/サービス系」「事務・アシスタント系」の8職種で求人数が増加。
 求人数が特に伸びたのは、「技術系(化学/食品)」(106.8%)、「販売/サービス系」(104.8%)。

1月の転職マーケット:

例年同様に、年末の繁忙期が過ぎ、3月の年度末を目途に転職をしようとする人が一斉に活動を始めたため、転職希望者数が増加しました。転職希望者数の増加幅が求人数を上回り、1月の求人倍率は前月比-0.10ptとなりました。求人数も増加が続いており、14カ月連続で最高値を更新しました。新規求人数も高い水準が続いており、転職市場はますます活況となっています。

〈業種別〉
「メディカル」では、製薬会社とCSO(Contract Sales Organization:医薬品販売業務受託機関)で求人数が特に増加しました。製薬会社では、MR、品質保証、臨床開発などで採用が活発で、即戦力として活躍できる経験者にチャンスがあります。CSOでは主力部門であるMRの採用ニーズが旺盛で、業界未経験者にも門戸が開かれています。「小売/外食」では、大手のチェーン店を中心に店舗数の拡大や、従業員の就業環境の改善を背景とした、積極的な採用が続いています。加えて、主に富裕層を対象とするアパレルや百貨店でも求人数の増加が目立ちました。

〈職種別〉
「技術系(化学/食品)」では、好調な業績や生産量の拡大を背景に製造ラインを拡張する企業が増えているため、生産管理のポジションで求人数が特に増加しています。「販売/サービス系」では、店舗開発やスーパーバイザー、バイヤーなど、店舗運営に関わる職種で求人数が増加しています。

2月以降の転職マーケット:

2月以降も求人数、転職希望者数ともに増加し、転職市場の活況は続く見込みです。特に、転職希望者数は3月の年度末まで増え続け、求人倍率は下降傾向となるでしょう。競争相手は多い状態ですが、新しく募集を始める求人の数は過去最高水準が続いているため、いまは転職活動をする絶好の時期と言えます。チャンスを逃さないように、求人をこまめにチェックし、希望の求人がある場合には早めに応募をしていくことをおすすめします。

年/月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2008年 1.29 1.21 1.30 1.29 1.29 1.18 1.20 1.23 1.12 1.15 1.11 1.12
2009年 1.02 0.90 0.73 0.68 0.69 0.70 0.68 0.74 0.73 0.74 0.77 0.86
2010年 0.80 0.84 0.83 0.92 0.96 0.98 1.01 1.02 1.08 1.12 1.13 1.28
2011年 1.20 1.28 1.30 1.20 1.12 1.12 1.11 1.18 1.25 1.24 1.29 1.36
2012年 1.28 1.23 1.23 1.31 1.29 1.32 1.34 1.39 1.39 1.35 1.46 1.56
2013年 1.38 1.40 1.37 1.31 1.28 1.22 1.24 1.30 1.28 1.28 1.27 1.30
2014年 1.22 1.20 1.21 1.19 1.20 1.17 1.15 1.16 1.17 1.20 1.18 1.29
2015年 1.18 1.18 1.24 1.26 1.21 1.19 1.19 1.26 1.21 1.18 1.17 1.21
2016年 1.11
転職求人倍率・求人数・転職希望者数【グラフ】

業種別:「メディア」と「サービス」が、ともに前月比‐0.17pt。1月から新たに転職活動を始める人が急増

求人倍率が最も高かったのは「IT/通信」で、2.59倍(前月比‐0.08pt)。求人数、転職希望者数ともに、前月比で増加し最高値を更新しましたが、転職希望者数の増加幅が大きく、求人倍率は下降しました。

求人倍率が最も下降したのは「メディア」(0.83倍)と「サービス」(1.35倍)で、求人倍率はともに前月比‐0.17ptとなりました。求人倍率が大幅に下降した背景は、1月に入って新たに転職活動を始める人が急増したためで、「メディア」「サービス」ともに転職希望者数が前月比110%以上の増加となりました。求人数は2業種とも、新しく募集を始める求人の数は高水準を保ったままで、企業の採用意欲は1月に入っても前年と変わらない活発な状態が続いています。

職種 2016年1月求人倍率 前月差
全体 1.11 ▲ 0.10
IT/通信 2.59 ▲ 0.08
メディア 0.83 ▲ 0.17
金融 0.68 ▲ 0.07
メディカル 1.45 ▲ 0.04
メーカー 0.70 ▲ 0.05
商社/流通 0.31 ▲ 0.03
小売/外食 0.47 ▲ 0.02
サービス 1.35 ▲ 0.17
その他 0.75 ▲ 0.13
業種別の転職求人倍率【グラフ】

職種別:「「技術系(建築/土木)」が、前月比‐0.33ptの1.93倍。採用意欲は高く転職希望者数が増加

求人倍率が最も高かったのは「技術系(IT/通信)」で、3.05倍(前月比‐0.14pt)。転職希望者数が増加したため、求人倍率は下降しました。前月12月は求人数が増加し+0.21ptとなったため、その反動とも言えます。求人倍率は3倍を超えており、転職者に有利な売り手市場に変わりはありません。

求人倍率が最も下降したのは「技術系(建築/土木)」で、前月比‐0.33ptの1.93倍。求人数は高止まりが続き、企業の採用意欲は高いままですが、転職希望者数は前月比115.7%と大幅に増加したため、求人倍率は下降しました。転職希望者数が増加した背景として、工事の納期となることが多い11〜12月の繁忙期が過ぎ、1月に入って転職活動を始める方が増加したためと考えられます。

職種 2016年1月求人倍率 前月差
全体 1.11 ▲ 0.10
営業系 1.01 ▲ 0.05
企画・事務系 0.73 ▲ 0.04
技術系(IT/通信) 3.05 ▲ 0.14
技術系(電気/機械) 1.91 ▲ 0.11
技術系(メディカル) 1.64 ▲ 0.24
技術系(化学/食品) 0.42 ▲ 0.03
技術系(建築/土木) 1.93 ▲ 0.33
専門職 1.69 ▲ 0.15
クリエイティブ系 1.07 ▲ 0.17
販売/サービス系 0.63 ▲ 0.07
事務・アシスタント系 0.11 ▲ 0.01
職種別の転職求人倍率【グラフ】
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