スマートフォン版で表示

現在、お知らせはありません。

履歴書の免許・資格欄の正しい書き方~見本(サンプル)・作成のコツ~

ここでは履歴書の「免許・資格欄」の正しい書き方を「運転免許」「資格」に分けて解説します。主な免許・資格の正式名称や記入する順番、書くべき資格・書かないほうがいい資格など、書類選考突破に必要な内容をすべてフォローしているのでしっかりと確認しておきましょう。免許・資格欄はあなたのビジネス上のスキルを証明する重要な項目です。履歴書の書き方はこちら。

このエントリーをはてなブックマークに追加

基本ルールと見本(サンプル)

▼正しい免許・資格欄の記入例

免許・資格欄の正しい書き方とポイント

  • 免許・資格の名前は正式名称で書く
  • 運転免許⇒その他の免許・資格の順番で書く
  • 和暦・西暦の用法は他の記入欄と統一し、時系列で書く
  • すべての免許・資格を書き終わったら、最後に「以上」と書く
  • 免許・資格を持っていない人は「特になし」と書く

「免許・資格欄」に記入する運転免許や資格の名前はそれぞれの正式名称で書くのがルールです。略称を使用したり、あいまいな記憶で資格名を記入するのはやめましょう。メジャーな免許・資格であれば、運営者のWebサイトに正しい記入方法が書かれていることがあります。迷ったときはチェックしてみるといいでしょう。

記入順に決められたルールはないのですが、運転免許とその他の資格を交ぜずに書くのがスマート。先に運転免許をまとめて取得順に書き、その他の免許・資格はその後に取得順に記入していくのがいいでしょう。免許・資格欄には運転免許のみを記入する人が多いため、先に運転免許が目に入らないと採用担当者が違和感を覚える可能性があるからです。

また、当然のこととして、取得年の表記方法は他の記入欄の表記と統一すること。「日付」や「学歴・職歴欄」で「平成〇年」と和暦を使っているなら、免許・資格欄も「平成〇年」と和暦で書いてください。他の記入欄で「20〇〇年」と西暦を使っているなら、免許・資格欄でも西暦を使用します。

免許・資格を持っていない人は必ず「特になし」と書いてください。何も書いていないと、記入漏れと誤解されたり、雑な印象を与えたりする可能性があるので注意が必要です。

Q.履歴書と職務経歴書の資格欄の内容は一致していなくてもいい?

履歴書の免許の正しい書き方

▼免許の正しい記入例

免許・資格欄の正しい書き方とポイント

  • 運転免許の名前の後ろに1文字分のスペースを空けて「取得」と書く
  • 運転免許は他の免許・資格よりも先にまとめて書く

ここでは「免許」を「運転免許」という意味で解説します。前述した通り、免許・資格欄に記入する運転免許の名前はすべて正式名称で書くのが決まり。「普通免許」「バイク免許」などと、略称や自分勝手な表現方法で書くのはNGです。忘れてはならないのは、運転免許の名前の後ろに1文字分のスペースを空けて「取得」と記入すること。履歴書に書く際のルールなので忘れないようにしましょう。これが記入されていないと、採用担当者に雑な印象を与えたり、一般常識がないと捉えられたりして、マイナスに評価される可能性があります。

免許・資格欄には免許・資格の取得順に合わせて時系列で書くというのが基本なのですが、運転免許だけは特別扱いをしてもOKです。他の免許・資格とは別に考えて、先にまとめて記入したほうがよいことが多いと覚えておきましょう。採用担当者は運転免許とその他の免許・資格を別の意味合いのものとして扱うケースが多いため、それぞれがまとめて書かれているほうが読みやすいのです。履歴書は非常に短時間でチェックされる書類です。読みやすさ、理解しやすさをアップさせるためには、細部にわたって工夫をすることが大切です。

主な運転免許証の略称・通称と正式名称

略称・通称 正式名称
大型免許 大型自動車免許
中型免許 中型自動車免許
準中型免許 準中型自動車免許
普通免許 普通自動車免許
大型バイク免許 大型自動二輪車免許
バイク免許 普通自動二輪車免許
  • 自動車の運転免許を履歴書に正しく書く方法
    運転免許証の記入方法に迷ったときはこちらもチェック! 運転免許の全15種類の正式名称から、取得した運転免許の種類・取得年月の調べ方まで、運転免許証の書き方について徹底的に詳しく解説しています。

履歴書の資格の正しい書き方

▼資格の正しい記入例

免許・資格欄の正しい書き方とポイント

  • 応募先の企業、職種に合った資格を優先的に記入する
  • 仕事に関連するなら、取得・合格に向けて勉強中でも記入可
  • 「合格」「取得」は資格の種類に合わせて書き分ける

ここでは「資格」を「運転免許以外の免許・資格」という意味で解説します。資格には仕事に関連する資格を記入するのが鉄則です。一般的なものでは「簿記(日商簿記検定)」や「英検(実用英語検定)」、より専門的なものでは「宅建(宅地建物取引士)」や「FP(ファイナンシャル・プランニング技能士)」などが挙げられます。複数の資格を持っていて、免許・資格欄に書ききれないときは、応募先の企業と関連が深いもの、応募職種で活かせるものを優先して記入しましょう。

仕事に必須、または頻繁に用いる免許や資格の場合は、取得年月なども評価対象になります。その資格を実際に活かしているか、実務経験(年数)はどれくらいか、レベルはどれくらいかなどは、採用担当者も気になるところなのであらかじめ書いておきましょう。語学系の資格も同様で、応募先企業へのアピールとなる場合は、取得年月だけでなく、実務経験の有無と、読解力・会話力・ライティング力のレベル感なども書いておくとよいでしょう。

また、取得はまだでも実際に取得・合格に向けた勉強をしているのであれば、それも書きましょう。経理職を希望するなら「日商簿記1級取得を目指して勉強中」、不動産職を希望するなら「宅地建物取引士を目指し、受験予定」などと書いておくのも有効です。簿記やFPなど、「級」が設けられている資格で上位資格の合格に向けて勉強中であることを記入すると、説得力があります。もし取得予定や受験時期が分かるなら、それもあわせて記入しましょう。

採用担当者は免許・資格欄を、「どのような資格を持っているか」という単純な見方ではなく、「学習意欲があるのか」「スキルアップに向けて努力をしているのか」といった観点でチェックすることがあります。取得に向けて自発的に努力していることは有効なアピールになるでしょう。

ちなみに、資格名の後ろには、1文字分のスペースを空けたうえで、その資格に合わせて「合格」「取得」などという言葉を書くのがマナーです。主な資格の書き方を下にまとめたので確認してください。

主な資格の略称・通称と履歴書での正しい書き方

略称・通称 正式名称
英検 実用英語技能検定○級 合格
TOEIC TOEIC Listening&Reading Test 700点 取得
簿記 日商簿記検定○級 合格
秘書検定 秘書技能検定○級 合格
宅建 宅地建物取引士試験 合格
FP/ファイナンシャル・プランナー ○級ファイナンシャル・プランニング技能士試験 合格

\あわせてチェック/

履歴書に英検を書けるのは何級から? 正式名称や正しい書き方も紹介

履歴書にTOEICを書けるのは何点から? 試験の種類ごとの書き方や注意点も解説

履歴書に簿記を書けるのは何級から? 正式名称や活かし方、よくある質問の回答を解説

免許・資格欄についてのQ&A

履歴書の免許・資格欄を記入する際に、よくある疑問・質問をQ&A形式でまとめました。

スマホからでも利用可能!簡単に職務経歴書を作成しよう
レジュメビルダーで書類作成する
転職活動のスタートはまずここから
会員登録する
今週の新着求人から応募する求人を探そう
新着求人を見る
このエントリーをはてなブックマークに追加

doda年収査定サービス
ハイクラス転職サービスdodaX

  • 転職時の自己分析のやり方