Q. 履歴書の日付はいつにすればいい?正しい日付の書き方は?
履歴書の日付欄にはいつの日付を書くのが正しいのでしょうか?「令和○年」のほうがいい、「20○○年」のほうがいいなど書類選考の結果に影響する注意点はありますか?(25歳/女性)
A.履歴書の日付は提出日である郵送・投函日、持参日にするのが正解です。
履歴書に記入する日付は、その履歴書を「応募先の企業に提出する日」を記入します。つまり、郵送であれば「郵便局に持ち込む日」「ポストに投函する日」、持参するのであれば、企業を訪問する日を記入するのが正解です。履歴書の日付は、その履歴書に書かれている内容がいつの時点のものであるかを示すためのものです。応募書類には最新の情報が記載されているのがマナーと考えられるため、提出日がそのまま履歴書に記入する日付となるのです。「令和〇年」のように和暦で書くのか、「20〇〇年」のように西暦で書くのかは個人の自由でルールはありません。自分が書きやすいほうを選ぶといいでしょう。
ただし、注意が必要なのは、履歴書全体で統一を図らなければならないということ。和暦、西暦の不統一は混乱を招くため、採用担当者への配慮のなさと受け取られてしまいかねません。そもそも、1枚の書類の中で年の記載方法を混在させること自体がNGです。ビジネスパーソンとしての常識を疑われ、大きなマイナスにつながることもあります。
そのほか、当然のことではありますが、日付は「アラビア数字(算用数字、1、2、3という書き方)」で記載するのが原則です。ヨコ書きの書類にはアラビア数字(算用数字)を使用するのが通常で、「漢数字(一、二、三という書き方)」で書かれていると違和感を覚える採用担当者も少なくないからです。間違いではありませんが、読みやすさ・管理のしやすさという面で難のある書類に仕上がってしまう可能性があるので注意してください。
履歴書の日付の正しい記入例
送付状、職務経歴書などの他の書類の日付とも統一すること
履歴書は、送付状や職務経歴書と同時に提出することが多いはずです。このとき、他の書類とも日付を統一するようにしてください。履歴書の日付だけが古いといった状況になると「この履歴書は使いまわしのものでは?」などと、採用担当者にいらぬ疑念をいただかせてしまいかねません。
また、良い求人が見つかったらすぐに応募したいと考えて、まとめて履歴書を作成しておきたいと考える人も多いかもしれません。その場合は、日付欄は空欄にしておくことをおすすめします。ほかの記載事項に変更が生じた場合に、日付との相違が生まれてしまうので、すべてを書き直すことになるからです。
他の書類とも日付を統一する
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この記事を監修したキャリアアドバイザー
松永 玲湖
米国CCE,Inc.認定 GCDF-Japanキャリアカウンセラー
【経歴】
dodaで約12年間キャリアアドバイザーと人材紹介の法人営業に携わり、九州・中部・関東での勤務経験があります。現在は営業職の方を中心に転職支援を行っており、U・Iターン転職など地域をまたいだ転職のサポートもしています。
【メッセージ】
仕事とプライベートは密接に関連しているので、働く場所や働き方など、考えることがたくさんあると思います。また、自分の強みは何か?得意なことは何か?と迷いを感じていらっしゃることもあると思います。そのような悩みや迷いが解決できるような情報を提供させていただきます。