転職者リアルレポート 実際に働いてみないと分からない意外な魅力やユニークな制度。そんな各社の「常識・非常識」を実在の先輩転職者が教えます。理想の会社探しにぜひご活用を!
今回の常識・非常識
3時間で、売場を様変わりさせることもあります
私がお話しします。

株式会社ドン・キホーテ 神奈川支社 湘南ブロック 統括店長 樋口 友則さん

OA機器の販売を経て、2007年に株式会社ドン・キホーテへ入社。入社当初は本社機能であるマーケティングに配属されるも、「若いうちに現場で経験を積みたい」という強い思いから、現場の売場プロデューサーに異動。現在は統括店長として、湘南ブロック5店舗の運営を統括している。

「何を」「いくらで」「どう」売るかは、現場が決める

ドン・キホーテの最大の魅力は、現場に権限をゆだねる「権限委譲」の精神のもとで働けることです。小売業の一番重要であり一番楽しい部分である現場を、仕入れも価格も丸ごと全部、任せてもらえます。例えば、流行りの柔軟剤を300ケース(合計3600本!)も仕入れたり、入社1日目、初めての仕入れで300万円分も発注したり、銀座の一等地の店舗にカブトムシを大量に仕入れたり、トラック1台分のお菓子を仕入れたりする社員もいます。時には、張り切りすぎて失敗した例もありますが(笑)。私も張り切って仕入れた商品が一向に売れずに、約3時間で陳列を大幅に変更して何とか売り切ったことがあります。

失敗しないと、成功の感覚はつかめない

ドン・キホーテが一番恐れているのは、売場プロデューサーが失敗を恐れるあまり挑戦しなくなり、現場がありきたりな商品しか販売しないこと。今やドン・キホーテの代名詞ともなっている、所狭しと商品を並べる圧縮陳列は、「意外なものが予想しないところにある」「掘り出し物を探し当てるようで楽しい」など、お客さまから好評です。そして、この圧縮陳列を実現するには、売れないリスクをとった上での挑戦が欠かせないのです。たとえ失敗しても、「成功させたい」という強い思いや、「何か仕掛けてやろう」と企てる、わくわくした気持ちは必ず次に活かせます。このような文化がドン・キホーテをドン・キホーテたらしめています。

流行を生み出す存在になる

最近、マスコミで取り上げられた“こすると消えるボールペン”。実は、私の店舗から日本全国に広めた商品です。1本あたり200円という低単価だったので利益は出にくいですが、「これは売れる!絶対に流行る!」と思ったので、店頭に“トレンド商品”として大きく展開。当時、全国のドン・キホーテで2500本しか売れていなかった商品ですが、店舗近隣にあった大学の学生や主婦の心を掴み、1店舗だけで1カ月に2000本販売しました。市場分析をして、販売戦略を考え、自ら実行できる環境はドン・キホーテならでは。他にも着ぐるみ、つけまつげ…。ドン・キホーテから日本の流行になった商品は数えきれません。「次の流行は私がつくる!」そんな心意気の社員が多いですね。

COMPANY DATA

株式会社ドン・キホーテ

■ 設立

1980年9月

■ 本社所在地

〒153-0042 東京都目黒区青葉台2-19-10

■ 事業内容

電気用品、日用雑貨品、食品、時計・ファッション用品、スポーツ・レジャー用品およびDIY用品などの販売を行う「ビッグコンビニエンス&ディスカウントストア」

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