日本賃貸保証株式会社に入社後、営業職として新規開拓に従事。横浜、大阪とエリアを開拓後、営業責任者や本社勤務を経験。グループ会社での社長を経て、2017年に日本賃貸保証株式会社の専務に就任。2018年から代表取締役社長。
おすすめの本
貞観政要
中国唐代の歴史書ですが、マネジメントや会社経営をする中でのヒントがたくさんつまった本です。特に人との接し方やあり方の面でたくさんのヒントをいただきました。どんな立場になっても、部下からの言葉を聞き入れ自分の糧とする姿勢が重要だと書いてあります。いざというときに信頼される人でいることや、どんな立場になったとしても謙虚な立ち振る舞いをし続けることを意識しています。
明確な強みがあり、急速に広まった事業
私たちのビジネスモデルは、不動産オーナーさま(貸主)と住まう人(借主)間の賃貸借契約の権利と義務を保証するものです。弊社はオーナーさまだけではなく、入居者さまの目線も大切に事業を運営しています。オーナーさまからすると万が一のときに備えることができ、トラブルの際の対応をわれわれに任せることができる点がメリットです。
業界の中で新しい仕組みであり、メリットも明確であることから、窓口である不動産業者さま、オーナーさま、借主さまに受け入れられ事業が大きくなっていきました。私自身もさまざまな拠点の立ち上げを経験し、営業責任者などを経験したのはいい思い出です。感謝の言葉を伝えられるシーンも多く、事業とともに私自身も成長していくことができました。
私たちはオーナーさまへの保証だけでなく、万が一借主さまが家賃滞納を起こしてしまった場合のサポートもしています。滞納した理由は、支払いを忘れていたというものからリストラにあって一時的に支払いができなくなったものなどさまざまです。支払いができなくなった方が、社会復帰する手伝いを行うケースもありオーナーさま、借主さまなど社会に広く貢献できる事業であることがわれわれの誇りです。
正しく事業をすすめ、業界での位置を確固たるものに
一方で、オーナーさまからすると保証の範囲や対応の深さなど、求めるものが変わってきます。われわれの責任範囲やご提案の価値をていねいに伝えつつ、契約を進めなければならないのがこの仕事の難しい点です。立ち上げ当初は、業界として新しい仕組みであり、オーナーさまから見たメリットも明確であったことから、不動産業者さまの御用聞きをしていれば受注ができる。そんなときもありました。また、そういった理由で参入してくる競合企業があったことも事実です。
ですが、この仕事の本質は万が一のことがあったときの対応と責任の果たし方です。いかに不動産業者さま・オーナーさまと真摯に向き合い、保証をカタチにしていくのかがポイントとなっています。そのため、私がグループ会社の社長から本社に戻ってからは御用聞き営業の体制を一気に変えていきました。
不動産業者さま・オーナーさまのニーズを的確に把握し、サービス内容を正しくお伝えすることを徹底したのです。言葉にすれば簡単ですが、この姿勢を現場に落とし込むのは大変でした。ですが、これをやり切ったことで不動産業者さま、オーナーさまからの固い信頼を獲得することができるようになったのです。今ではそれが評判となり、口コミ経由でお問い合わせいただくことが増えました。
私たちは正しいことを真っすぐ実践し、社会にとって価値のある貢献をし続けていきたい。そう考えています。
梅田氏が考える「いい転職」とは?
まじめにコツコツ働き、それによって成果を出して次の挑戦をする。それができる場所で働くことだと思います。仕事をする中で自分の成長を実感し、キャリアアップも実現する。そんな環境に転職することがいい転職だと言えるでしょう。私も今の会社でさまざまな経験をしてきました。もちろん苦い経験もありますが、都度不動産業者さま・オーナーさま・借主さまからから感謝の言葉を伝えられたり、この仕事ができてよかったと感じることがあったのです。そういう思いをいろんな方に感じてほしいですね。
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