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注目企業研究Sky株式会社

REAL VOICE IT業界、モノづくり業界を担当するキャリアアドバイザーのリレーコラム「キャリアアドバイザーからみたSkyの魅力とは?」

Vol.04

Sky30余年の歴史において
変わるもの、変わらないもの

ITコンサルタント マネジャー 齋藤 久敏

PROFILE

齋藤 久敏Hisatoshi Saito

2007年インテリジェンス(現パーソルキャリア)入社。関西にてIT領域のキャリアアドバイザー、法人営業を双方経験し、2014年よりキャリアアドバイザーのマネジャーとして関西のIT領域の責任者を務める。
2015年より、東京にて主にアプリケーションエンジニア、ITコンサルタントの支援を行うキャリアアドバイザー組織のマネジャーとして赴任、現在に至る。

<得意分野>

  • IT/インターネット/コンサルティング/インフラ

1985年3月、大阪で誕生したSky株式会社は、設立以来30余年にわたり、IT領域を中心にさまざまな事業を展開しながら全国に拠点を広げ、売上高401.9億円(2016年3月期)の大手企業へと成長してきた歴史があります。とくにここ5年間の推移を見ると、2012年3月期に1,353名だった社員数は、2016年4月1日現在1,853名となり、業績同様、右肩上がりで順調に増えています。しかも、社員定着率が平均95%以上と高いのが特徴です。以前から業務の主力であったメーカー向けの組込み開発だけでなく、全体売上高の22.0%を占める自社開発のパッケージソフトウェア、同16.6%を占めるシステム機器関連に加え、2008年頃、数名からスタートした業務系システム開発の事業が軌道に乗り、全体売上高の8.0%まで成長したこともあり、今ではSkyの事業を支える大きな柱の一つとなっています。

事業モデルをつくるのが上手い会社

私は関西担当のキャリアアドバイザーでしたが、Sky株式会社は、以前から関西地区で知名度の高い企業でした。東海道新幹線の駅などで「SKYSEA Client View」のポスターを一度は見たことがあるという方も多く、人材紹介にご相談に来られる方にご紹介すると、4~5割の方は知っているという状態でした。そしてここ最近、有名俳優を使ったTVCMを展開しており、このような露出アップが、同社のブランドを全国区へと引き上げるのに一役買っています。約10年にわたってIT業界と同社を見てきた私が、同社を一言で表現するとすれば、「事業モデルをつくるのが上手い会社」と言えるでしょう。事業バランスに優れ、リスクヘッジができ、利益を出す商売が上手い会社なのです。たとえば売上構成比で見ると、クライアントシステム開発事業は、車載などのカーエレクトロニクス開発が17.2%と強く、次いでデジタル複合機(12.9%)、ソフトウェア評価(10.9%)、モバイル開発(7.3%)、デジタルカメラ開発(3.4%)と偏りがなく、顧客に依存しないビジネスモデルを構築されています。しかも、メーカーの子会社からの下請けではなく、直接取引にこだわっているため、利益率が高いのも特徴です。そうは言っても、直接取引はやりたくてもすぐにできるものではなく、これまでの信頼と実績があってこそ実現できるものです。その点同社は、組込み開発でメーカーのお客様と直接やりとりをしていく中で、その部門が使う業務系システム開発の受注につなげていくなど、現場のエンジニア自身、商売への意識が強いので、ニーズを逃さないというのも要因となっています。

ビジネスの潮目において、変わることで成長してきた

また、リスクヘッジの観点で話をすると、小・中・高等学校・大学向けパッケージソフトで圧倒的シェアを持つ「SKYMENU」のほか、企業・団体向けクライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」や、医療機関向けIT機器管理システム「SKYMEC IT Manager」をリリースするなど、成長分野に積極的に進出することで新たなお客様を開拓しています。また、リーマンショックの際、メーカーの組込み開発案件が縮小しはじめると、いち早く業務系システム開発にシフトするなど、IT、SIという軸を持ちつつも、ブルーオーシャンのマーケットを見つけ出し、ニーズに合わせて変わることで成長してきた会社と言えます。ここ数年のSkyの採用状況を見ると、リーマンショック以降、業務系システム開発に注力しだした頃から、エンジニアの採用が積極化しています。採用人数が増えたことで当然社員数も増えましたが、高い稼働率を維持し続けており、業績も比例して伸びています。そのことから、採用された方がお客様先でしっかり結果を出し、次の受注につなげているという印象を強く受けます。また、コミュニケーションツールや文化など、エンジニア定着のための環境づくりにどこよりも注力しており、入社した方の定着率が高いのも同社の強みの一つとなっています。実際、doda経由でご入社された方の入社後フィードバックでも、「コミュニケーションツールが整っている」「社員間の相談がすごくしやすい」という働きやすさに関する声はもちろん、「エンジニアの技術力が高い」といった、メーカーと直接取引をしているからこその声や、「収入が上がった」という同社の給与水準の高さがわかる声が寄せられており、総じて「満足度が高い」という結果が出ているのもうなずけます。

決して変わらないこだわりもある

このようにビジネスの潮目の、変わるべきところで変わってきたSkyですが、実はずっと変わっていないものもあります。それは、ビジネスへのこだわりであり、利益を出す商売へのこだわりであり、なにより「人」=採用へのこだわりです。同社の採用におけるスタンスは、採用する側もされる側も常に対等であるということ。フラットな立場でものごとを考え、お互いがお互いをしっかり見極める選考をされています。実際、面接の印象が良く、話しにくいといった雰囲気もありません。情報の出し惜しみもなく、逆にきれいごとも言わないため、面接時に抱いたイメージと入社後のイメージでギャップが少ないのが特徴と言えます。とはいえ、気を付けていただきたいのは、決して採用基準が低いわけではないということです。現在、景況感が良く、同社に限らず案件が多いので、いくらでも人材が必要な状況と言えます。採用基準を下げ、頭数で採用する会社も多いのが実情です。しかし、それをしないのがSkyの強みとなっています。求められる技術スキルと人物の基準は決して変えない。変えないからこそ、社員のレベルが高く維持できる。レベルが高いからこそ、お客様から直接案件が受注できる。また、技術スキルが高いからこそ、他のSI企業に比べ、高い利益率で受注ができる。それが結果として社員に還元され、ブランド力強化のためのマーケティング費に投資できるのです。この方程式が今のSkyの強さを支えていると言えます。マーケットに合わせ、変わるべきところは変え、変わらないところは決して変えない。時代を越えて生き残っていくのは、きっとこのような会社なのでしょう。

※2018年10月2日、転職サービス「DODA」はサービス名称およびロゴを「doda」に変更しました。
※2017年7月1日、インテリジェンスはパーソルキャリアに、Intelligence Global SearchはBilingual Recruitment Solutionsに社名変更しました。

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