〜3月からの転職活動術〜 マーケ・企画職の職務経歴書の書き方と面接対策
こんにちは。dodaキャリアアドバイザーの太田 進です。現在、マーケティング職・企画職の方を中心に転職のサポートをしております。
ここ半年ほどの採用動向を見ていると、マーケティング職・企画職の採用ニーズは落ちることなく、求人は緩やかに増加しています。年度末に向けて各企業は1月から徐々に採用を加速させ、2〜3月には今期の採用予定人数を確保して、4月という新しい期を迎えたいと考えています。
3月にはいよいよ採用が佳境に入り、そして4月からは中途入社社員の教育、新卒入社社員の研修フォローと、人事担当者はどんどん多忙を極めていくでしょう。そんな中でも中途採用の手を緩められない状況のため、人事担当者にとってスピードが肝心となってくるはずです。具体的には、面接で多くの方に会うのではなく、経歴が求めている人材像とぴったり合う方に絞って面接を実施します。そして実際に会ってみて良いと判断すれば、面接回数を減らすこともあるのです。
このように3月は選考が一段と厳しくなる時期ですので、十分な対策が必要となっていきます。そこで今回は3月からのマーケティング職・企画職の「職務経歴書の書き方」と「面接対策」についてご紹介したいと思います。
●職務経歴書の書き方
先日、キャリアカウンセリングにお越しいただいた転職希望者から職務経歴書をお預かりしました。2枚に経歴をぎっしり詰め込んで記載していたため、とても見づらいレイアウトになっていました。その方に「どうして2枚に詰め込んだのか」と聞いてみると、「インターネット上で2枚以内にまとめたほうがよいという情報を見たから」とのこと。特にマーケティング職・企画職の方は業務の幅が広いため、情報を盛り込む傾向があります。
スピードが肝心となるこの時期、人事担当者は職務経歴書のチェックに多くの時間を取れません。ですから、短い時間でポイントが伝わるようにまとめられていることが重要です。少ない枚数に無理矢理たくさんの情報を詰め込むのは逆効果。読みづらいというだけで選考から外れてしまう可能性がありますので注意が必要です。伝達能力が問われているのだと捉え、2枚以上になったとしても、伝えたいこと、アピールしたい情報を分かりやすくまとめましょう。
例えば、商品企画、販売促進、広告宣伝、Webディレクションなどの経験がある場合、扱っていた商品やサービス(Webサイトなど)の画像を職務経歴書の中に入れることで仕事をイメージしやすくなり、評価につながります。相手側の立場になった時に「見やすく(レイアウト)」「判りやすく(何をして、どのような結果が出たのか)」を基本に記載すれば、人事担当者もしっかり読んでくれるはずです。
●面接対策
たまにまったく対策を練らずに面接に向かう方がいますが、お勧めしません。準備をせずに面接に臨んだ方に感想を聞くと、「話を聞くと非常に良い会社で志望度が上がったのに、緊張してしまい何もアピールできませんでした…」などと後悔されるケースが多いのです。案の定、「次の選考に進めない」という残念な結果が届きます。第2志望、第3志望の企業の面接でも、気を抜かず面接対策をしておくことが大切です。準備の有無が、その後の選考に大きな影響を与えることも多々あるのです。
でも、3月になると現職の業務が多忙になり、面接の対策を練る時間が限られてくる方も少なくないのではないでしょうか。面接に進んだ時に効率よく準備をするために、転職活動を始める時点で次の7点を準備しておくとよいでしょう。
(1)自己紹介
(2)現在の勤務先への入社理由
(3)退職理由
(4)強み
(5)弱み
(6)成功体験エピソード
(7)失敗体験エピソード
この7点のうち、マーケティング職・企画職の面接では特に「自己紹介」が重要となります。マーケティング職・企画職とひとくくりにしてもさまざまな業務がありますので、自己紹介の中で仕事内容を詳細に聞かれる傾向があります。自分が対応してきた仕事を分かりやすく、かつ詳細に説明できるように準備しておくことがポイントと言えるでしょう。これらにプラスして、面接を受ける会社の志望動機をしっかりと話せるようにしておくことで、その後の転職活動が楽になります。ぜひ試してみてください。
太田 進
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