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デザインだけじゃない!今、重要なUXについての求人特集

ここ数年、UX(ユーザーエクスペリエンス)という言葉を目にする機会が多くなっています。
UXとは、サービスや製品を通じてユーザーが得られる体験のことです。
UI/UXとしてデザイン領域に限定された使い方をされることが多いですが、
“使いやすさ”だけでなく“使い心地”“感動”“印象”など、もっと広い意味を持っています。

今回の特集では、デザイン・リサーチのほか、サービス、商品企画、新規事業、営業企画、セールスなど、
UXに携わる職種に必要なスキルとキャリアについてご紹介します。

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「UX」関連の求人数は3年で5倍!
企業が注目するポイントとは

2020年の新型コロナウイルス流行を境に、「UX」というワードを含んだ求人が増え始めました。2019年1月と比較すると、求人数は約5倍に増加。コロナ禍でUberやNetflixなどのWebサービスが隆盛していること、新たなニーズを取り込んだサービス・製品が開発・登場していることが理由です。「顧客体験」がサービス・製品の価値を決める時代に、ユーザー視点で仕事ができるUX人材の需要は高まっています。

「doda」に掲載されているUX求人数の推移
女性のイラスト

このように、企業や転職市場でもUXの注目が高まっています。
次に、UXの重要性や領域についてご紹介します。

UXの重要性と領域について

なぜ今、UXが注目されているのか。
UXの重要性や領域について、一般社団法人UXインテリジェンス協会 事務局長の藤井 保文さんにお話を聞きました。

Profile

藤井保文/顔写真

藤井 保文

一般社団法人UXインテリジェンス協会 事務局長
株式会社ビービット
執行役員CCO 兼 東アジア営業責任者

東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 修士課程修了
2011年、株式会社ビービットにコンサルタントとして入社。2019年3月に「『アフターデジタル – オフラインのない時代に生き残る』(共著、日経BP)、2020年7月に『アフターデジタル2 UXと自由』(日経BP)」を出版。

東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 修士課程修了
2011年、株式会社ビービットにコンサルタントとして入社。2019年3月に「『アフターデジタル – オフラインのない時代に生き残る』(共著、日経BP)、2020年7月に『アフターデジタル2 UXと自由』(日経BP)」を出版。

1.なぜ今、UXが重要なのか

UXやCX(カスタマーエクスペリエンス)、体験価値という言葉が特にこの数年、注目を集めているのは、世界にデジタルが浸透する技術革新によって、ユーザー・顧客との長期的な関係づくりがかつてないほど重要になっているためです。

企業が提供する体験は、数人のUXデザイナーだけによって作られるわけではなく、企業やサービスの体験を構成するすべてのメンバーが「より善いUX」を考え、対応して初めて実現されます。UXのスペシャリストももちろん必要ですが、それに任せればよいわけではなく、より善いUXをともに考え、理解する「全員がより善いUXに向かう組織」でないと、長期的に顧客と関係づくりができる企業・サービスにはならないと考えます。

2.UX人材の活躍領域

UXは大きく3つの領域――リサーチ・デザイン・ビジネスに分けられます。各職種に求められるUX・HCD(人間中心設計)のスキルは以下のとおりです。

各職種に求められるUX・HCDスキル/図解

求められるUXのスキルレベル

  • UXやHCDに関する概念を理解し、一連のプロセスに関する基礎知識を有している
  • 実務においてUXデザインやHCDの一連のプロセスを遂行し適切な成果物をアウトプットする能力を有している
  • 組織もしくは大規模なプロジェクトにおいてUXデザインやHCDプロセスを導入・推進し、管理する能力を有している

※HCD=人間中心設計(Human Centered Design)の略語。「人間が得られる快適性や安全性などを重要視した製品・サービスを基本としたものづくりの考え方」を指します。人間中心設計の6原則は「ISO 9241-210」の国際規格で示されています。

こうした潮流の中、多くの方が「UXってどうやって身につければいいの?」「学習方法が知りたい」と思っているようです。

「UX検定™基礎」という資格試験を運営するUXインテリジェンス協会では、UX向上の取り組みに必要なスキルを「UXジェネラリストレベル」「UXプロフェッショナルレベル」「UXマネジメントレベル」の3段階で定義しています。UXの初学者はまずは「UXジェネラリストレベル」にあたるマインドセットと基礎スキルの理解が必要となります。

学習成果を確かめるには「UX検定™基礎」のような資格受験も有効でしょう。「UX検定™基礎」では、UXスキル習得のために学ぶべきことが一覧化された学習シラバスと、それに合わせた課題図書を元に、資格試験を通して「UXジェネラリストレベル」のスキルを有しているかどうかが確認できます。取得した資格は、履歴書にも記載することができます。

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UXに携われる求人特集

UX関連の求人をご用意いたしました。気になるテーマから、求人を探してみましょう!

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今後、UXに関連する情報や求人を定期的にお届けする予定です。
ぜひ楽しみにお待ちください!

UX検定™基礎

「UX検定™基礎」では、UXスキル習得のために学ぶべきことが一覧化された学習シラバスと、資格試験を通して「UXジェネラリストレベル」のスキルを有しているかどうかが確認できます。

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