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パーソルキャリア事業部長×パーソルワークスデザイン人事部長 パーソルキャリア事業部長×パーソルワークスデザイン人事部長

対談

パーソルキャリア事業部長×
パーソルワークスデザイン人事部長

パーソルワークスデザイン株式会社

パーソルワークスデザイン株式会社

パーソルワークスデザイン(PWD)は、PERSOLグループの中でBPOサービスを専門とし、お客さまの各種業務を最適化するコンサルティングから実際の運営まで一気通貫で担う企業。今回はパーソルキャリア 転職メディア(doda)事業部長の喜多さん(写真左)と、パーソルワークスデザイン 管理本部 人事部 部長の竹本さん(写真右)で、PWDが行う社員のサポートについて特別対談を実施しました。

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Story 01オフサイトだからこその自由度。

名前

喜多:PWDはクライアント先に常駐する「オフサイト」のはたらき方ができるのも特徴ですが、そのときの魅力としてはどんなものがあるのでしょうか?

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竹本:まず常駐先であるクライアントは大手企業が多く、環境が非常に整っていますね。また、渋谷のある企業に常駐している社員は、年末年始など社内イベントにも参加させていただき、豪華な懸賞をもらったりしているそうです。また、お客さまのオフィスに併設されているコーヒーショップや休憩エリアなども利用させていただくことができ、はたらきやすい環境が多いです。仕事・キャリア の側面では、多様な業種のお客さまとお取引をさせていただいておりますので、社員からは「転職せずに経験を積める」という声もよく聞きます。同チーム内で自分が学んだことを基に「スタッフ育成担当」や「リーダー」など役割を変えながら活躍することはもちろん、その経験を活かし他のチームに異動し、新たな経験とスキルを積み重ねていくことができます。

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喜多:それはうらやましいです(笑)。大手企業ではたらくことや、さまざまな企業に常駐できることは、キャリアとしても大きな意味がありそうですね。ちなみに、全社員のうちでどのくらいの方がオフサイトではたらいているんですか?

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竹本:現在、弊社には1,000名強の正社員が在籍していますが、約半数がオフサイトや在宅としてはたらいています。ただ常駐と言っても、一人きりで行くのではなく、複数名のチームで配属となるため、はたらき方の自由度をきちんと保てるように調整しています。

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喜多:はたらき方の自由度というと、時短勤務などでしょうか?

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竹本:そうですね。チーム配属で周りがきちんとフォローできるため、育児と仕事を両立したい方や、治療や介護をしながらはたらきたい方の要望にも柔軟に応えられます。なかでも産休取得後の復帰率は99%となっています。

Story 02現場にマッチしたサポートをしていくために。

名前

喜多:現場社員へのサポートですが、どのように決めているのでしょうか?

名前

竹本:従業員満足度調査といったアンケートを社員に実施し、そこから収集した要望や課題などからサポートの内容とその優先順位を決めています。また組織の状態を可視化するツール、エンゲージメント・サーベイも取り入れ、会社の方針と現場が乖離していないのかもチェックしています。社員から挙がってきた声はテキストマイニングし、経営陣も目を通しているんです。

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喜多:そういえば、経営会議で議事録の取り方も特徴的だと聞いたことがありますが、どんな議事録なんですか?

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竹本:普通の経営会議の議事録は、決まったことだけを書くことが多いと思います。しかし、弊社ではその制度が決まるにあたってどんな議論があったのか、口語体で記載しています。そうすると小説のように読みやすくなり経営陣の人となりも知れるのに加え、制度を決めるにあたってどんな想いがあるのかがわかるので、社員からは結構好評なんです。

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喜多:それいいですね! 私も痛感しているのですが、現場と経営陣の距離感って本当に難しいと思います。しかしPWDの場合は、社内のアンケートと議事録が、現場と経営陣をつなぐ一種のコミュニケーションツールになっているんですね。

Story 03社員に対し誠実であるためにできること。

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竹本:突然ではありますが、パーソルキャリアとパーソルワークスデザインは同じPERSOLグループですが、私たちの会社についてどのような印象をお持ちですか?

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喜多:「アットホーム」「誠実」「実直」というイメージが強いですね。特に平林社長の人柄については、社員に対してまっすぐ向き合う方という印象があります。

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竹本:おっしゃる通りで、社長の平林の人柄が影響している部分は大きいと思います。オフサイトではたらく社員は、本部からのサポートがなければ「行きっぱなし」の状態になってしまいます。その状態にならないため、社員に対してどう誠実に向き合うのかはよく話し合われていますね。

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喜多:私自身、組織をマネジメントするうえで、特に気になるのは評価制度ですが、クライアント先ではたらく社員に対してはどのような評価制度を整えているんですか?

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竹本:基本的に評価は、現場の管理職に一任していますが、きちんと数値指標で評価できるように制度を整えています。さらに管理職向けの講習も実施し、評価制度理解や面談力を高める施策も行っています。加えて、弊社が提供するサービスに対し、クライアントさまにもCS調査を行うなど、多角的な視点で評価につながるデータを収集しています。

Story 04変革と挑戦、次世代のための制度構築。

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喜多:PWDは人事制度改革を進めていると聞いていますが、具体的にはどのようなものなのでしょうか?

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竹本:これまでは部門ごとに細かく分かれていた部分を統合し、新たな知見をミックスさせていっています。従来型からタレントマネジメントへの切り替えによって、次世代を担えるリーダー人材の育成・発掘を進めています。さらにキャリアチェンジ制度にも力を入れており、個人の適性や志向性にあった職種ではたらけるようにも調整しています。異動の希望は、年1回自ら応募できる制度を展開しています。

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喜多:PWDはポジション数がかなりあるので、その知見が組み合わさるとまた面白いイノベーションが起こりそうですね。実際に社員から挙がってきた面白いアイデアはありましたか?

名前

竹本:実はPWD-NEXTという新たな制度を最近始めています。これは、社員が事業のアイデアを直接役員にプレゼンできるというものです。前回は114名から応募があり、選抜されたメンバーが全6回の専用研修に参加。自分たちのアイデアを形にし、役員に提案しました。アイデアもこれまでのPWDにはないものばかりで、例えば管理栄養士の資格を活かし飲食店へメニューを提供する事業や、アバターを使った勤務支援ツールの開発など、いろいろなものがありましたね。

名前

喜多:出てくるアイデアが本当に多彩ですね。いろいろなクライアントと共にはたらいているからこそ、多様な考え方が生まれてくるんですね。

※掲載している内容は取材当時のものです