2013年上半期 中途採用マーケット分析
2012年、業界全体では求人数、転職求人倍率ともに右上がりの推移を続け、11月には転職求人倍率は1.46に上りました。これは統計開始以降(2008年1月〜)の最高値です。「求職者が求人を選べる」状況が続いたわけですが、全部の業界が一律に推移したわけではなく、業界ごとに見るとそれぞれのカーブを描いています。2013年上半期には採用マーケットはどうなるでしょう。
世界経済停滞の影響で「電気・機械・化学」「金融」の求人は踊り場の状況になると思われます。「人事・経理・法務・総務」も慎重な推移になりそうですが、もとより大量の求人が発生する分野ではありません。
スマートフォンやSNSの利用者拡大を背景に求人数が急角度で増加した「IT・通信」「クリエイティブ」は引き続き大いに積極的な採用が行われるでしょう。「建築・土木」は慢性的な人手不足に加えて震災復興関連と老朽化対応でさらに採用ニーズが増しそうです。「営業」「販売・サービス」は堅調に増加、「メディカル」「企画・マーケティング」も緩やかながら増加すると考えられます。
求人数の傾向もさることながら、採用したい人材の条件に変化が表れてきており、端的には「事業全体を見渡せる即戦力人材」と言えます。自分一人の実績を上げるだけでなく、チーム全体をボトムアップしたり、ひいては商材の改善、事業課題の解決といった視点を持ったうえで自分のキャリアを考えられる人材です。管理職や一部の部門に限らず、若手やエンジニアにもこうした姿勢が求められています。求人増の背景を読み取りながら、自分のキャリアをどう活かすか作戦を練ってみてください。
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