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採用マーケット動向
企業の“攻めの姿勢”が採用ニーズを生んでいる
景気回復の兆しが垣間見える2012年上期、積極的な“攻め”のグローバル展開をする企業も増えてきました。これらの企業は営業や販売促進の採用を強化しているため、そのポジションを支える存在として事務職の必要性が高まり、採用ニーズが出てきています。今後も求人数自体は悪くはない状況が続くでしょう。中でも採用ニーズが高いのは、営業事務、貿易事務、秘書、経理・人事アシスタントといった職種。いずれも、経験者を求める声がこれまで以上に高まっています。また、語学力(特に英語)を必須条件にする企業も確実に増えてきました。事務職におけるいろいろな雇用形態を取り入れる企業が増えており、正社員以外にも多様な働き方を選べるようになっているのが近年の傾向。「急募案件」も多いため、応募書類を常に用意しておき、すぐに応募できる“フットワークの軽さ”も重要です。
人事担当者のチェックポイント

業務の実績を定量化してアピールしづらい職種のため、「何を経験してきたか」「何ができるか」を明確に打ち出すことが重要です。PCスキルについては、使用経験のあるアプリケーションはきちんと伝えること。WordやExcelは当然のこと、Accessが使えるかどうかは重要なポイントとなるでしょう。さらに、経理事務ならどこまで決算に携わったのか、営業事務なら受発注業務の範囲、貿易事務なら輸出入にまつわる業務や納期調整業務の経験など、担当した仕事内容をより具体的に伝えることも重要です。人事担当者が「何ができる/できない」を判断しやすいように準備しておきましょう。そのうえで、経験のないものについては独学で勉強する努力も必要です。英語を使った実務経験の有無は大きなアピールになります。TOEIC(R)テストなら700点以上のレベルであれば、チャンスが広がるはずです。

3つの注目職種とKeywords
営業事務、貿易事務

営業職の採用に力を入れる企業が増えると考えられるため、営業事務の採用ニーズも高まりそうです。経験者採用が中心なので、受発注業務の経験の有無やその範囲については、しっかりとアピールしてください。また、商社やメーカー、海運など、海外との取引を強化する企業が増える中、貿易事務も注目を集めています。いずれも専門性が高い注目の職種です。具体的な業務経験内容、PCスキルや語学力など、アピールポイントを明確にしておきましょう。

秘書

「グループ秘書」「個人付き秘書」のいずれも、安定した採用ニーズを保っています。前者は比較的、経験の浅い人でもチャレンジしやすいですが、社長や役員クラスの秘書業務などを行う後者の場合は、より高いレベルでの業務経験が必須です。海外出張などの機会も増えており、語学力は必須条件となりつつあります。対外的なコミュニケーション能力や、スケジュール管理、来客対応や文書作成などのスキルも求められます。

管理部門アシスタント

分野ごとの専門知識が必要となる管理部門アシスタント職。業務経験者を求める求人数は安定しています。また、営業アシスタントなら海外担当部署との折衝、人事アシスタントであればグローバル採用にまつわる業務など、高いレベルでの専門性、語学力が求められるようになっています。「語学を使っての実務経験がある」「PCスキルの中でも、さまざまなアプリケーションを使いこなせる」など、実務経験に基づいたアピールが有効です。

事務分野の平均年収データ

20代 282万円
30代 324万円
40代 366万円
50代 365万円

事務分野の転職人気企業ランキング

1位 グーグル
2位 オリエンタルランド
3位 ベネッセコーポレーション
4位 トヨタ自動車
5位 資生堂
6位 全日本空輸(ANA)
7位 ソニー
8位 パナソニック
9位 電通
10位 任天堂

※なお上記人気企業ランキングは、事務関連のビジネスパーソンが選んだ上位10社を掲載しております。

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