【マンガ】障害者の転職理由から考える、よくある悩みを解消するヒント vol.2

マンガ転職理由

「こんな理由で退職してもいいのかな」「面接で転職理由を聞かれたらどうしよう」——退職を考えるときに、誰もが抱える悩みかもしれません。
ここでは、それぞれのケースで、実際にあったエピソードをマンガでご紹介します。あなたの悩みや不安解消のヒントにしてください。

転職理由02.給与や待遇への不満の場合

Yさん 30代(下肢障害)エンジニア
僕の仕事はエンジニア、社内システムの保守・運用担当。この会社には障害者雇用枠で採用された。新規開発のプロジェクトリーダーに後輩の山本くんが任された。「これどう処理するんでしたっけ?」「ここ教えてください」…まって、ここ抜けてる。「わぁすみません。」 僕の方が知識も開発実績もあるのに、プロジェクトに声がかかるのは山本…。評価面談では「障害者雇用枠としては充分すぎるほどです」と、貢献しているのに給料も上がらない。障害者雇用枠とは関係なくエンジニアとして評価してもらいたい。これってわがままなんだろうか。

障害者雇用でのキャリアアップ、諦めなくても大丈夫

「もっと評価されたい」「給与を上げてほしい」。そう思うことに、罪悪感を覚えていませんか? 障害者雇用枠ではたらいているのだから、わがままを言ってはいけない。そんなふうに、自分の気持ちに蓋をしてしまう方も多いかもしれません。

でも、ちょっと待ってください。あなたは毎日きちんと仕事をして、成果も出している。それなのに「障害者雇用だから」という理由だけで、評価や待遇を諦めなければいけないのでしょうか?

仕事で結果を出して、それに見合った評価を求めるのは、はたらく人として当たり前のこと。障害の有無は関係ありません。「もっと評価されたい」と思う気持ちは、わがままでも贅沢でもないんです。

障害者雇用枠のまま、給料を上げることはできます

今の会社で上司に相談してみるのも一つの方法ですが、もし社内での評価に限界を感じているなら、転職という選択肢だってあります。

最近では、障害者雇用でもスキルや経験をしっかり評価して、キャリアアップの道を用意している企業が増えてきました。障害者雇用であっても一般枠と同じ評価制度を用いている企業も多くあります。特にIT業界では、専門性を持つ人材へのニーズが高まっていて、待遇面でも納得できる条件を出す企業がすでに多くあるんです。

「今のままじゃ納得いかないな……」とモヤモヤしているなら、それは変化を求める心のサインかもしれません。あなたの力をもっと評価してくれる場所は、きっとあります。

監修者:戸田 幸裕(とだ ゆきひろ)
パーソルダイバース株式会社 人材ソリューション本部 事業戦略部 ゼネラルマネジャー
上智大学総合人間科学部社会学科卒業後、損害保険会社にて法人営業、官公庁向け営業に従事。2012年、インテリジェンス(現パーソルキャリア)へ入社し、障害者専門のキャリアアドバイザーとして求職者の転職・就職支援に携わったのち、パーソルチャレンジ(現パーソルダイバース)へ。2017年より法人営業部門のマネジャーとして約500社の採用支援に従事。その後インサイドセールス、障害のある新卒学生向けの就職支援の責任者を経て、2024年より現職。
【保有資格】
  • ■国家資格キャリアコンサルタント
  • ■障害者職業生活相談員
  • dodaチャレンジで、専任のキャリア
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