障害者雇用の企業事例
「PayPay株式会社」

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これまでにない新しいものづくりに挑戦したい「プロフェッショナル」を採用します

障害の有無に関わらず、プロフェッショナルとして採用

 当社は2018年10月、スマホ決済サービス「PayPay(ペイペイ)」をローンチし、日本のキャッシュレス決済の普及を一気に推進させ、生活の一部となるインフラを目指しています。すでに全国で数千人の従業員がはたらいていますが、みな、キャッシュレスの世界にわくわくし、「新しいものをつくりながら走る」ことを楽しんでいます。
 経験やバックグラウンドも様々で、多国籍な社員が集まり、会社設立と同時に職場はダイバーシティです。徐々にダイバーシティ推進を図るというより、当社は、最初からダイバーシティな環境なので、違いがあるお互いが他者を受容し合うことは、当たり前で、ニュートラルな組織です。それは、障害者雇用に関しても同じ考え方です。極端な言い方をすると、障害があることで区別もしないし、意識も変わりません。「配慮して欲しいこと」「できないこと」は遠慮なく伝えていただき、ご自分の能力やスキルを100%発揮できる環境が、当社にあります。

変化やチャレンジを楽しめる方に期待!

 設立から1年半近く経ちますが、現在は、聴覚、上肢、下肢、内部に障害がある社員が複数在籍しています。企業在籍型職場適応援助者として、私が障害のある社員と接して感じることは、みな、当社に安定を求めているのではなく、プロフェッショナルとしてチャレンジすることを楽しみたい、キャッシュレスな世界を一緒につくりたい、そんな意欲に満ち溢れていることです。
 変化のある環境に抵抗がある方は、当社には合わないかもしれません。この世界から現金をなくしキャッシュレス決済がインフラとなるためには、どんどん変化していく必要があるでしょう。それを面白そうだ!チャレンジしてみたい!そんな方にぜひご応募いただきたいです。

転職活動者へのメッセージ

 昨年中途入社した石橋さんは、経歴書から「スキルの高い方」だと分かっておりましたが、面談でお会いして確信が持てました。石橋さん自身も、これまでのキャリアを活かし、さらに専門性を高められる転職を希望していたので、双方で合致した出会いでした。入社から1ヶ月も経たないうちに、石橋さんの経験・スキルを発揮いただき、既に当社になくてはならない存在です。
 当社の障害者採用は、障害に関して最大の配慮はしますが、第一に大切にしたいのは、その方自身の経験やスキル、意欲です。「PayPayでこんなことをやりたい!」「あんなチャレンジがしたい!」など、意欲を評価いたします。「新しいインフラをつくりながら走る」ことを一緒に楽しんでいきましょう!

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コーポレート統括本部
経営推進本部 人事部
企業在籍型職場適応援助者 山越茂さん


新しいインフラづくりに貢献している実感が得られます

 私はPayPay株式会社で5社目ですが、つねに、キャリアアップ・スキルアップを目的とした転職をしてきました。とくに今回は、40歳を目前とした転職でしたので、キャリアの節目として妥協はしませんでした。蓄積したキャリアを100%発揮できること、高みを目指せるフィールドがあること、新しいことにチャレンジできること、収入をアップさせること、正社員であること、柔軟な職場環境ではたらきやすいことにこだわり、すべてが揃っていたのが当社です。
 内定をいただいたときは、これまで日本にはなかったキャッシュレスな社会をつくることにわくわくしつつも、最先端をいくPayPay株式会社で本当にやっていけるだろうかと不安もありました。しかし、自分にはこれくらいならできるだろうといった安定を目先にした仕事では物足りないし、成長もできないと考えていましたので、私は、わくわくする道を選択しました。
 オープンポジションでの採用で、今はこれまでの経験が活かせる、実績から営業戦略、エリア戦略に役立つデータ分析をする仕事についています。営業担当が必要なデータを抽出できるツールの開発など、入社早々、社内の業務改善に寄与できた出来事もあり、手応えを実感しています。

PayPayの一員になった喜びと今後の展望

 当社は、ソフトバンクとヤフーの文化が融合し、一年前から中途採用を行い始め、職場には外国籍の社員も多く、徐々にPayPayらしさが醸成されています。最初はよく分からないこともありましたが、1ヶ月もすれば慣れます。職場環境が分かってくると、社員になった実感も大きくなりますよね!新しいインフラづくりに関わっていると思うと楽しく、やりたいことがどんどん湧いてきます。今後、営業担当の誰にとっても使いやすい市場分析の地図、コンパスのようなツール開発に挑戦したいです。

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営業統括本部営業本部
チャネルセールス部パートナーセールス
石橋真吾さん 四肢機能障害


転職活動者へのメッセージ

 障害者の転職はしやすくなってきましたが、キャリアアップや収入アップなど好条件の求人はまだ多くはありません。転職活動では、蓄積してきた経験やスキルを書き出すことで棚卸し、アピールポイントを自分の言葉で表現することが大事です。自分の経験を整理するために思いつくだけ列挙しました。誰と関わって、具体的に行ったこと、どんな貢献ができたのか、ここまで書き出すと、経歴書でアピールできるのはもちろんですが、面談で何を聞かれても自信を持って話すことができます。障害のある方の多くは、「できないこと」をアピールしがちですが、「できること」「したいこと」を企業にきちんと伝えることが大切です。
 私は、17年前、22歳のときギラン・バレー症候群に罹患し、人生が一変しました。当時、音楽の道を目指していて、その夢は叶いませんでしたが、私は、障害があることで、キャリアに妥協はしないと思い続けてきました。今、PayPay株式会社で、思いきり仕事をし、チャレンジすることを楽しんでいます。ぜひ、一人でも多くの方が、私のように、活き活きとはたらける道を選択し、キャリアを築いていって欲しいと思います。

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