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株式会社インテリジェンス
掲載日:2014.5.19
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三年予測ートップリーダーと考えるエンジニアの未来ー

クラウドとアジャイルを武器に「納品のない受託開発」に挑む

経営者 倉貫義人

株式会社ソニックガーデン代表取締役。大学院を修了後、大手システム会社でエンジニアとしてキャリアを積みつつ、「アジャイル開発」を日本に広げる活動を続ける。自ら立ち上げた社内ベンチャーを、2011年にMBOし、株式会社ソニックガーデンを創業。月額定額&成果契約という「納品のない受託開発」を展開し、注目を集める。


静かな「革命」

倉貫義人は革命家には見えない。語り口はむしろ地味な部類に入るだろう。イノベーションについて声高に語る訳でもない。しかし、その話によく耳を傾けると、彼らが進める「納品のない受託開発」の考え方が、従来の常識をひっくり返す「革命」であることが分かってくる。
多くの人々が「受託開発を変えたい」と願い続け、さまざまな試みが登場した。だが成功例はまれだ。倉貫は出発地点から「受託開発」を見直した。システム構築ビジネスの実情を知る者には「快挙」と呼べる。
どのようなやり方で受託開発を変えたのか。話を聞くうちに、倉貫が職業人生を通して少しずつ積み上げてきた蓄積が見えてきた。

受託開発の商習慣をいったん忘れる

「納品のない受託開発」は、倉貫が率いるソニックガーデンのキャッチフレーズである。従来の受託開発との大きな違いは、「工数(エンジニアの労働時間)」ではなく「成果」を約束することだ。
その内容はこうだ。顧客から月額定額の対価を得て、同社のエンジニアが顧客と一緒になってシステムを作り上げる。ドキュメントは作らない。仕様書もなければ、工程管理表もない。顧客の元にエンジニアを派遣することもない。機能やスケジュールを事前に約束する訳ではない。顧客のビジネスを支援するシステムを、月額の範囲内で全力で作る。顧客からの指示に基づき開発する下請け業者ではなく、一緒になってシステムを作るパートナーとして働くのだ。
「顧客企業の社外にCTO(最高技術責任者)がいるイメージです」と倉貫は説明する。
情報システムの受託開発の世界で長く引き継がれてきた商習慣とは、まったく異なるやり方である。それにも関わらず、ソニックガーデンは顧客を増やし、メンバーを増やし続けている。
2011年のソニックガーデンの独立からすでに3年近くが経つ。「納品のない受託開発」の実績として、すでに複数の企業の開発事例が公表されている。

「上流で、もっとなんとかならないか」

1999年に東洋情報システム(現在のTIS)に入社した時から、倉貫はオブジェクト指向に詳しく、腕が立つエンジニアとして重宝がられていた。
学生時代、ベンチャー企業のプログラマとして働いた経験があった。TISに入社したのは、オブジェクト指向技術に取り組んでいた大手の開発会社だったからだ。
入社後は、分散オブジェクト技術「CORBA」を活用した金融システムなど高度な開発の経験を積んだ。その一方で、いわゆる「炎上案件」に投入されたことも何回もある。
そうした日々を送るうちに「何かおかしい」と感じるようになった。「上流」「下流」のギャップが無駄を生んでいることだ。ちなみに、会社に入った時点では「上流、下流という言葉も知らなかった」そうだ。
「エンジニアは現場が火を噴いている段階で放り込まれる。ところが見積もりや契約の段階では、顧客と毎晩お酒を飲んでいたりする。上流で、もっとなんとかならないか? そう思っていました」
伝統的な受託開発の世界では、要件定義や設計は「上流工程」、プログラミングは「下流工程」に分類されている。開発プロジェクトの工数やスケジュールが当初の見積もりを大幅に上回ってしまう、いわゆる「炎上」案件が発生するパターンを見ると、上流工程の段階ですでに存在している問題が下流工程で顕在化する場合が非常に多い。どうやったら、上流で問題を食い止められるのだろうか?
「アジャイル開発」の考え方に出会う
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