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転職成功者のさまざまな体験談を紹介!わたしの転職エピソード

Vol.6

公開日:2018/10/2

今の仕事を頑張る?新たな業界に行く?転職を迷ったときの考え方

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今の仕事を頑張る?新たな業界に行く?転職を迷ったときの考え方

ハスキー/26歳/男性/はじめての転職

売って終わりではなく、長くお客さまと関われる仕事がしたいとマンション管理会社だけに絞って就活をし、新卒入社したハスキーさん。無我夢中で仕事を覚え、お客さまとの関係を築いていきますが、尊敬する上司が異動することに。これをきっかけに将来を考えるようになりました。

マンション管理会社 分譲マンション管理
プロパティマネジメント会社 不動産運用・管理
  • 30代
  • 男性
  • 既婚
  • 自信がない
  • 未経験
  • はじめての転職
  • 転職理由が不安
  • 人間関係
  • 残業・休日
  • 仕事の量が多い
  • 方針に疑問

ハスキーさん

増えていく業務内容と尊敬する上司の異動で、“転職”が頭をよぎった

——新卒入社して3年目。仕事を覚えてスムーズに回っていたのでは? なぜ転職をしようと?

2年目まではがむしゃらに頑張ってきました。そのおかげもあってか3年目になると新人の教育なども任せてもらえるようになったんです。仕事の内容も一通りは理解できるようになって、先輩たちを見てると、このままこの会社にいた時の自分の姿が想像できてしまったというか。そんな時、とても尊敬していた上司が異動することになりまして。その2つのことが重なって、ふと“ほかの仕事はどうなんだろう?”と思うようになったんです。

——1つ目の理由はご自身の将来のことに直結することだと思います。ですが2つ目の理由は…どんな人だったんですか?

仕事もできるしプライベートも大事にしている。部下には優しいし、上司との関係もいい。すごくキラキラしてたんですよ。絵に描いたような“できる人”で、みんなから尊敬されていました。実際、異動されてから事務所の雰囲気が変わってしまいましたからね。

——その結果、ハスキーさんは“ほかの仕事はどうなんだろう?”と思ったということですが、そもそも転職ってどんなイメージでしたか?

最初はネガティブなイメージでした。自分の父が一つの会社で勤め上げた人ということがあったのかもしれません。それに自分に自信がなかったのかも。でも、その一方ですでに転職している友人から話を聞くと、「転職っていいよ」と。やはり経験者の言葉は響きますよね。心が動いたし、ネガティブなイメージもなくなっていきました。

——実際に転職活動してみてどうでしたか?

ぼくはもともとマンション管理の仕事がやりたくて、最初の会社に入社したんです。だから転職先としてチェックしたのも、やはり不動産関係。でも、一言で不動産と言ってもいろいろな業界や会社があるんですよ。個人のお客さま相手のマンション管理から、法人向けのビル管理、それに投資案件とか、テナント誘致とか。こんなに種類があるなんて知りませんでした。

——同じ業界内でもそれだけいろいろな業態があると悩みますよね?

ただ、同じマンション管理の仕事はやめようと思いました。それだったら変わる必要はないよな、と思ったので。

会社に残って頑張る人生と、転職して新たな一歩を踏み出す人生…その間で揺れ動く日々

——転職活動が進んで、次第に“俺はここを辞めるのか”ということが現実味を帯びてきて、気持ちの変化はありましたか?

実は先輩に転職の話をした時、止められたんです。「このまま頑張れば、もっとみんなから認められる存在になれるよ。ハスキーが尊敬していた上司みたいにさ」と。確かに、それもあるんです。その上司も辞めたわけじゃないので、ここにいればまた一緒に仕事をする可能性だってあるわけですから。“辞める”と“続ける”の間でかなり悩みましたよ。

——そのあたりの悩みを、もう少し詳しく伺えますか?

やはり3年目になって仕事は増えたけれど、居心地も良くなってきていたんですよね。スケジューリングも比較的自分で組めたので、ストレスフリーな職場環境ではありました。転職するということは、それをまたイチから積み上げていかなくちゃなりませんよね。それが大変というか、面倒だなと。

——それはそうですよね。ほかにも収入面や新しい会社との相性など、分からないことは多いですからね。

そうなんです。転職したはいいけど、そこが自分に合ってない会社だったらどうしようとか。不安は尽きませんでした。そう思うほどに、今の居心地の良さを手放していいのかなぁ…と悩みましたよ。

——そのような不安を抱えながらも最終的には転職することを決断されたわけですが、そのきっかけは?

転職活動をする中で、自分の中で大きく変わったのは視野が広がったことです。ぼくは知らないことが多かったんですよ。例えば“ジョブローテーション”という仕組みがあることすら、知らなかったんですから。さらに言えば、今のぼくの仕事である“プロパティマネジメント”も。新卒の時はマンション管理一直線で、ほかにどんな仕事があるのか、見ていませんでした。

——知らなかった情報や知識との出会いが、新しい世界に飛び出そうとする思いに拍車をかけてくれたんですね。

そうですね。残ることよりも、新しい仕事への興味が勝ったということだと思います。最後は新しい世界に飛び込んでみようという思いだけでしたね。スッキリとした気持ちで転職できたので、残るかどうか迷ったけど決めて良かったと思います。

編集後記

転職を考えることになった理由の一つが「尊敬する上司の異動」だったハスキーさん。絶対に転職したいという強い気持ちで転職活動をスタートしたわけではありませんでした。でも、いざ転職活動を始めてみると、何の接点もなかった業界や会社を知ったり、自分がやれそうな仕事を見つけることで、「転職したい」という気持ちが固まることもあるのです。

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