当社は、「人間尊重」を基本理念の一つに掲げています。平等で自由で、信頼し合える関係性を重んじ、障害の有無、国籍、年齢、性別あらゆる多様性を尊重し合える組織であると自負しています。「世のため、人のため」に何ができるのかを追求し、そこに馳せる夢・想いを実現するために、自ら手を挙げ行動できること、これが創業から変わらぬHonda社員に求められるものです。
最近、中途入社した社員の言葉が印象に深く残っているので、ご紹介いたします。彼はバイクの事故で足を負傷し、障害を負ったのですが、「Hondaは倒れないバイクをつくっていると知った。だから私は、私のように事故で足を失うようなことがないバイクをつくりたい」そう言って入社してくれました。障害がある方の採用においても、「夢・想いを実現させるために行動を起こすHondaの一員」としてお迎えしています。当社を志望する方には、夢・想いを形にするんだ!そのような意欲・チャレンジ精神を持っていただきたいですね。
あらゆる人がはたらきやすい設備の整備と啓蒙活動を!
私たちは、あらゆる事業所で障害のある方を受け入れられるHondaになるビジョンを描きました。これまでも、特例子会社をつくり障害のある方の採用を促進してきました。加えて、約2年前からは、オフィスのバリアフリー化や視覚障害のある方向けの音声読み上げソフトの導入など、設備面の整備にも取り組み始めています。
社員教育にも力を入れ、管理職を中心に、障害のある方と一緒にはたらくにあたって必要となる知識や心得を啓蒙しています。もともと「人間尊重」の理念が根付いた風土なので、管理職への浸透も円滑に行えていると感じます。