私自身、障害のある社員として当社へ転職し、人事部にて採用、入社後サポートを担当しています。当社は430名ほどの会社で、種類の異なるさまざまな障害のある社員が在籍しています。それぞれの状況に応じ、無理なくはたらくことができ、かつ一般社員との隔たりがないので、障害があることで制限や限界を感じるようなことがありません。自然体で仕事ができると言えますね。
15年勤めた鉄道会社から、転身。初めての転職
新卒で入社した前職は鉄道会社で15年在籍し、総務、人事など幅広く経験してきました。若いうちは広く業務経験を積めることに魅力がありましたが、徐々にもっとスキルと専門性を高め、キャリアを確立していきたいと考えるようになりました。また、視覚に障害がある私は現場経験がなく、知識では補いきれない、埋められない物足りなさを感じるようになっていました。この先、きっとその物足りなさは溝として大きくなるであろう、それであれば、私の障害が不利にならない業界に転職した方が良いかもしれないと、転職に至りました。
転職活動者へのメッセージ
当社の魅力は、オープンであることです。不必要な遠慮をせず、お互いが必要な情報として、情報伝達する風土です。例えば、私が受けた1次面接の時、最初に「どういったことが必要ですか?配慮することはありますか?」とストレートに聞かれました。それが心地よい、安心・信頼できると私は感じました。メディア、情報を扱う会社だからこその社風かもしれませんね。
相手が遠慮しなければ、こちらも遠慮する必要がないので、障害のあるなしに関わらず、フェアでフラットな関係でいられるのが当社の良さです。障害による「物理的にできない業務がある」ことで埋められない思いも、当社ではまったく感じません。もし、以前の私と同じようなことを感じながら仕事をされていらっしゃる方がいれば、ぜひ当社で力を発揮していただきたいですね。