障害者雇用の企業事例
「株式会社SHIFT」

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未経験から「ITの品質保証のプロ」になりませんか? 障がい 者採用の約9割が、発達障がい、精神障がいのある方です

テストエンジニアという仕事をご存知ですか?未経験者OK

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ビジネスサポート部 ビジネスサポート2グループ
マネージャー 篠原貴博 さん

 株式会社SHIFTは、ソフトウェアの品質保証・テスト事業をコアビジネスとした、ITにおける品質のプロフェッショナル企業です。昨今のDX需要でソフトウェアテスト案件は、年々増加し、事業も拡大しています。その中で、私たちビジネスサポート部は「日本一、才能と能力を活かせる会社へ ~障がい者雇用領域で、第一想起される組織になる~」を掲げて日々活動しております。私がマネジメントしているビジネスサポート2グループは、アプリケーションやWebサイトなどが正常に動作するかのテストを行うテストエンジニア集団で、現在経験を問わず積極採用を行なっています。

 未経験の方には、まずはテスト実行者として業務をスタートしていただきます。手順書に従って確認を進め、結果を記録する仕事です。例えば、お買い物サイトのテストでしたら、商品を選択し、「カートに入れる」ボタンを押してカートアイコンに商品件数の「①」がつくかつかないかを確認するといった具合です。何かにコツコツ取り組むことが好きな人、まちがい探しが好きな人は向いていると思います。前職が接客、パティシエなど、異業界から中途入社し活躍する社員も多くいます。

 未経験でも社内の教育プログラムの受講や社内検定への挑戦を通じて、自律的にキャリアアップを実現しているメンバーも多いです。(※SHIFTには、合格すると一つ上の役割に優先的にアサインされる「トップガン」というキャリアUP制度があります。)

経験者の方も即戦力として成長できます!

 テスト業務経験者の方も、はじめはSHIFTのテストに慣れていただくためにテスト実行からスタートしていただきますが、その後はご経験やスキルに応じて、すぐにテスト設計をご担当いただく可能性もありますので、活躍の場が広がりやすいと思います。ビジネスサポート2グループは、現在30名ほどで、マネージャー以外は障がいのある当事者で構成されています。今後会社の成長に応じてさらなる増員も見込まれると考えられるため、ご本人の希望とスキルが見合えばマネジメントにも関われます。成長企業でともに成長したいと考える方、ぜひ一緒にはたらきましょう!

万全のフォロー体制で高い定着率を維持しています

 私たちが障がい者雇用でもっとも大切にしていることは、「安心」「安定」したフォロー体制の仕組み化です。所属する部署や上長によらず、誰もが公平なフォローが受けられるよう、4つの体制を仕組み化しました。1つ目は、採用時と入社後に人事による配慮事項のヒアリング、2つ目は社内で開発した健康管理ツールによる体調管理、3つ目は定期面談と支援機関による外部面談の実施、4つ目が産業医や心理専門職との連携です。とくに健康管理ツールは体調不良の方の早期発見につながり、結果的に体調を崩す社員が少なく、高い定着率が維持できていると自負しています。

特性による苦手業務を補助してくれる生成AIツールを独自開発

 障がい者雇用枠ではたらくメンバーは、発達障がいやうつ病などの精神障がいのある方が約9割、身体障がいのある方が約1割で、他者とのコミュニケーションに不安を感じる方もいます。SHIFTにはそのような不安解消に利用できる独自の生成AIツールが複数あります。例えば、障がい特性上伝え方がストレートになりすぎてしまう方は文章をポジティブな内容に変換してくれる「ポジティブ変換さん」をワンクッション挟んで伝えたり、口頭での指示のみだと指示が抜けてしまうことのある方は「議事録要約作成くん」を利用して自動で議事録を取ったりなど、ご自身のニーズや特性にあわせて使い分けることができます。この生成AIツールは、細分化された業務工程の一つひとつにあわせてカスタマイズでき、自分の苦手分野を補助してくれるので、強みを伸ばすことに集中できる、業務の幅が広がったと社員からも好評です。

お人柄や協調性を重視して採用しています!

 私たちが求めるものは、スキルよりも基本的なスタンスです。具体的には、自分の特性理解と体調管理ができる方、困りごとは一人で抱えず周囲に「助けて」を言える方、人と協業できる方、できないではなくどうしたらできるかを考えられる方です。長くはたらいてほしいですから、スタンスや当社に合ったお人柄を重視して採用しています。少しでもご興味をお持ちになったらお気軽にご応募ください。

システムエンジニアから、テストエンジニアへ

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ビジネスサポート部 ビジネスサポート2グループ
赤松駿さん(精神障がい)

 私はこれまでシステムエンジニアとして7年のキャリアがあり、1年前にテストエンジニアとしてSHIFTに転職しました。入社の決め手は、3つあります。1つは面接時に現場のエンジニアと話す機会があり「面白そう!一緒にはたらきたい」と直感したこと、2つ目は、SHIFTが手がけるシステムが多様なこと、3つ目が独自の技術を数多く持っていることです。モノづくり志向が強い私にとって、この3つはとても魅力に感じました。

不具合を発見するのが面白い!奥深さにハマる!

 入社して思うことは、「テストエンジニアの仕事は、自分にすごく合っている」ということです。テストするシステムは、自分以外のエンジニアが開発したものなので、客観的に見ることができます。冷静な目で評価することで不具合に気づけますし、バシバシ見つけられたときの達成感はひとしおです。SEだったときは、自分が開発した箇所ほど客観的にみられず不具合を見つけられないときもあったので不思議なものです。開発されたシステムが正常に動作することはモノづくりに欠かせません。品質を担保するテストエンジニアの奥深さに私はハマりました。今後は、テスト自動化やアジャイル開発のQAエンジニアにもチャレンジしたいですね。

「自分のペース」ではたらく、をモットーに

 私の障がいはうつ病で4年前に発症しました。前職を退職した後は、通院していたクリニックのリワークプログラムに参加して社会復帰を目指しました。 最初は週1日から始め、徐々に慣らしていき、安定して週5日通えるようになるまで1年数ヶ月かかりました。障害年金を申請し、年金が生活費の基盤となったことで、焦って復職するリスクが減り、 時間をかけて自己理解と認知のゆがみの対処療法を学んだことが良かったと思います。リワークプログラムによって、私は自己犠牲と完璧主義の傾向があると理解できたので、「自分のペースを大切にする」を心掛けるようになりました。

相談しやすく、安心してはたらける職場

 SHIFTに入社するときも、「自分のペース」ではたらきたいと相談し、最初は1日6時間の時短勤務を希望しました。それから30分ずつ延ばしていき、今はあと半年くらいでフルタイム勤務に移行できたらと考えています。(※現在の募集は原則フルタイムを基本としています。ただし、ご経験によっては時短勤務に応じる場合もございますのでご相談ください。)

 また、オフィスには音に敏感な方のための静音配慮エリアやカフェスペースがあるので休憩を挟んだり、在宅勤務を利用したり、体調に応じて無理のない環境ではたらくことができます。日々の業務では他部署との連携が多く、また案件によっては客先常駐もありますが、SHIFTの社員は障がい理解が進んでいるので、困ることがあまりないですね。たとえ困ったことが起きたとしても、「一人で抱えないで何でも話してほしい」といつも上長や人事から声をかけてもらっているので、小さなことでも相談しやすい風土がSHIFTの良いところです。

転職活動者へのメッセージ

 私と同じうつ病を患った方に向けたメッセージになりますが、「恐れずにまずはやってみる」「自分のやりたいことをやってみる」の気持ちでスタートしてみてはいかがでしょうか。私自身も、転職活動中、「テストエンジニアは自分に合うだろうか…」と不安がなかったとは言いません。どれだけ不安に思っても、どれだけ周りから大丈夫だよと言ってもらっても、不安が消えることはありませんでした。考えてもしょうがない、一歩踏み出してみようと思い至ったときに大事だと感じたのが、自己理解・自己認知です。私の対処療法は、「自分のペースを大切にする」こと。みなさんにも自分に合った対処療法があると思いますので、一歩を踏み出すときは、それを大切にして欲しいと思います。