身体障害(ファロー四徴症)/40代女性/事務職への転職ストーリー

アパレルから事務職へ。「長く安心してはたらく」ために障害をオープンにして福岡の大手企業に転職

M.Y.さん 40代 身体障害(ファロー四徴症)

転職活動期間
2~3ヶ月
前職
営業事務・テナント管理等
現職
事務職

専門学校卒業後はアパレル業界へ。障害者枠というはたらき方を知ったのは30代後半

先天性の心疾患で、3歳のときに手術をしました。日常生活に問題はなく、体育の授業で持久走など運動制限されることはあっても、高校まで友達と変わらず学校生活を送ってきました。高校卒業後は、憧れていた服飾関係の専門学校に進学し、その後、アパレル企業でパタンナーやデザイン企画の仕事に就きました。子どもの頃から、裁縫やフェルト手芸が好きだったので、仕事は充実していました。いくつかアパレルファッション関係の仕事をした後、結婚・出産を経験しました。

dodaチャレンジとの出会いは、30代後半でした。それまで障害者採用という枠があることを知りませんでしたが、インターネットで検索しているうちに、一般採用とは別に、障害者の採用枠があることを知りました。私が、障害者採用枠で仕事に就こうと考え始めたのは、この先、症状が変わらない保証はなく、疾患の状態が変わる可能性もあると思ったからです。

緊急手術で入院。退院後も安心して職場復帰

私は、dodaチャレンジに2回お世話になりました。
最初の転職では、長期的に安心してはたらける職場環境と福岡市通勤圏内を条件に希望しました。はじめて障害者採用枠ではたらいた企業は、輸送業界大手の会社でした。事務の仕事ははじめてでしたが、これまでのモノをつくり段取りを考えるアパレル業界での経験を活かし、特に業務効率化に力を発揮できました。
日常業務においては配慮を必要としていませんでしたが、ある日、定期検査で、弁膜症を発症したことがわかり、手術が必要になりました。急な入院で職場に迷惑をかけてしまいましたが、障害があることは周りも理解してくれていたので、すぐに業務を引き継いでくれ、安心して治療に専念することができたのです。このとき、障害をオープンにして良かったと思いました。退院後も、元の業務に戻ることができました。

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2回目の転職条件は、福岡勤務、100名以上がはたらく職場環境であること

前職には6年勤め、営業事務やテナント管理などさまざまな業務が身につき、自信もつきました。20名ほどの職場だったのですが、もっと仕事の幅を広げていきたい、より大きな環境で自分を成長させたいと考えていた矢先、当時のキャリアアドバイザーとお話する機会がありました。
次の転職では従業員数が100名以上の社員がいる職場を希望条件としてお伝えしました。多様な人間関係がある方が、仕事がやりやすいと考えていたからです。少規模のオフィスはアットホームな雰囲気がありますが、これまでの経験から、人間関係で行き詰まると行き場がなくなる点がデメリットに感じていました。九州を管轄する支社として福岡にオフィスを構える大手企業も多いのですが、支社に100名以上いる会社はそれほど多くはありません。希望が叶う転職ができるか不安もありましたが、dodaチャレンジからはタイミング良く、博多駅近くの希望に合った求人を5社紹介いただき、納得のいく転職ができました。

中途採用の面接では、キャリアの棚卸しと客観的な自己分析が大事

書類作成では、キャリアの棚卸しを行い、アピール内容を整理し分かりやすく伝えることを努めました。長いアパレル業界時代のモノづくりの経験が事務職にも役立っていること、業務改善につなげ前職でも評価してもらえたことをアピールしました。面接では、「当社でどのように活かせるか?」と質問がありましたが、キャリアアドバイザーとしっかり棚卸しをしていたので、落ち着いて受け答えができたと思います。中途採用面接では、これまでの経験が、応募先の仕事でどう活きるかといった客観的な自己分析をしておくと良いと思います。

新型コロナウィルスの影響で入社が2ヶ月遅れに。キャリアアドバイザーの一言で安心

そうしてdodaチャレンジ経由で2回目となる内定をいただいたのは2020年1月、4月入社を希望していました。しかし、新型コロナウィルスの感染拡大により全国的に緊急事態宣言が発出され、入社は2ヶ月後の6月になりました。社会情勢が大きく変わっていく中、正直、採用が取り消しにならないだろうかと不安になりました。その間キャリアアドバイザーには企業とも連絡をとっていただき、「大丈夫ですよ、ちゃんと入社できますよ」の言葉にとても安堵したことを覚えています。人材紹介エージェント経由での転職は、細部にわたってフォローをして下さるので心強いと感じました。

現在、総務部に所属し、業務に慣れてきたので、より効率の良い進め方を考え、工夫しながら仕事をしています。アイデアを出して実践できるところにやりがいを感じます。当社は部署異動も多い職場なので、チャンスがあれば、イベントやキャンペーンを企画する仕事もやってみたいです。組織が大きい分、いろいろなことに挑戦できるので、思い切って転職して良かったです。

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メッセージ

少しでも「転職」を考えたときは、行動に移すことをお勧めします。いろいろな会社を見ることで、現状と比較することができるからです。結果的に、現職に残る選択になっても、納得して今の会社ではたらき続けることができますし、転職という選択になった場合は、より満足できる会社に出会えるチャンスを掴んだことになります。また、キャリアアドバイザーと話していると、自分の気持ちや考えが整理でき、冷静になることができます。ひとりで転職活動をすると焦ってしまうので、キャリアアドバイザーと二人三脚で転職する方法が、私には合っていました。転職支援サービスでは、仕事やキャリアの悩みや相談にも乗ってくれます。明確に転職をすると決めていなくても、ご自身のキャリアのヒントを得られる好機となるかもしれません。

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