私は音楽が好きで、高校卒業後は、大手CDショップチェーンに就職をし、接客販売やPOP製作など売り場づくりの仕事をしてきました。先天性の視野狭窄の障害がありますが、接客販売の業務では大きな支障はないだろうと考え、一般採用枠での就職をしました。実際に、周りの方から特別な配慮をしてもらう必要性をあまり感じることもなく、音楽に仕事で関われることはとても楽しいものでした。結婚後は複数回、夫の転勤がありましたが、雇用形態をアルバイトに変えて、職場をうつして仕事を続けました。地元の仙台に戻ってきたタイミングで、仙台を拠点に生活をしていこうと夫婦で話し合い、私も長く安心してはたらける仕事を探そうと考えるようになりました。また今後、家族が増えたときを見据えて、転勤がなく、土日休みを条件に転職活動を始めました。
地元仙台・土日休みを条件に転職活動を始める
まずハローワークに登録し、求人を探したところ、土日休みの仕事だと、事務職が多いことが分かりました。前職で少しパソコンを使用していたこともあり事務職に興味はありましたが、積極的には考えていませんでした。というのも、視覚に障害がある私は、パソコン画面に目を近づけないと見えないので、障害のない方と同じスピードで仕事ができるだろうか、そもそも障害のある私を事務職として採用してくれるのかと不安だったからです。このときに思い出したのが、高校卒業時に主治医が私に言った「障害者採用で就職する道もあるよ」の一言でした。自分のこれからの人生を考えたとき、選択肢は多い方が良いと考え、障害者採用枠での転職をインターネットで調べはじめました。
登録後すぐ、キャリアアドバイザーから連絡があって安心
dodaチャレンジに登録後すぐに、メールとお電話をいただき、親身に話を聴いてくださったことがとても印象に残っています。東京からの転職支援でしたが、電話でも話しやすく感じの良いキャリアアドバイザーを信頼して、障害者手帳を取得し、転職活動をしようと思いました。