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月次転職マーケットの”今”を知る! 2022年6月24日発表

転職求人倍率レポート(2022年5月)

「転職求人倍率」は、dodaエージェントサービスの直近のデータを用いて、いまの転職マーケットを読み解く、dodaオリジナルのコンテンツです。業種、職種別に転職の難易度がわかりますので、転職活動の計画を立てるときに役立ちます。

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全体:求人倍率は+0.01ptの1.85倍。求人数、転職希望者数ともに微増。求人数の増加のほうが大きく、求人倍率は上昇。

2022年5月の転職マーケットの概要

  • 2022年5月の求人倍率は1.85倍(前月比+0.01pt/前年同月比+0.59pt/2019年同月比※+0.69pt)。
  • 求人数は前月比101.4%、前年同月比155.2%、2019年同月比165.4%。
  • 転職希望者数は前月比101.1%、前年同月比105.5%、2019年同月比103.6%。
    ※新型コロナウイルス感染拡大前の2019年5月と比較
  • 業種別では、求人数が前月比で12業種(「その他」を除く)のうち、9業種で増加。
    前月比で求人の増加率が最も大きかったのは、「メディカル」(前月比102.1%)、次いで「メディア」(前月比102.0%)。
    前年同月比で増加率が最も大きかったのは、「商社」(前年同月比173.3%)、次いで「メディア」(前年同月比172.1%)。
  • 職種別では、求人数が前月比で11職種(「その他」を除く)のすべてで増加。
    前月比で求人の増加率が最も大きかったのは、「販売・サービス」(前月比105.5%)、次いで「専門職(化学・食品)」(前月比102.7%)。
    前年同月比で増加率が最も大きかったのは、「事務・アシスタント」(前年同月比205.6%)、次いで「専門職(化学・食品)」(前年同月比176.4%)。

2022年5月の転職マーケット

転職求人倍率・求人数・転職希望者数【グラフ】

2022年5月の求人倍率は前月比+0.01ptの1.85倍となりました。求人数、転職希望者数ともに微増しましたが、求人数の増加のほうが大きく、求人倍率は上昇しました。前月比で求人数は101.4%、転職希望者数は101.1%となりました。また前年同月比では、求人数は155.2%、転職希望者数は105.5%となり、求人倍率は0.59pt上昇しました。新型コロナウイルス感染拡大前の2019年同月比では、求人数は165.4%、転職希望者数は103.6%となり、求人倍率は0.69pt上昇しています。

5月の求人数は、2020年9月から21カ月連続で増加し、本定義で求人倍率を算出した2019年1月以降で過去最高値となりました。2019年同月比では165.4%となり、コロナ前を大幅に超えています。求人増加率の大きかった「メディカル」では、昨今の医薬品の品質確保・安定供給の問題を受けて、品質保証や品質管理といった求人が増加しています。一方、転職希望者数は、例年5月は増加傾向にありますが、今年の増加の程度は緩やかでした。3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィークとなり、在宅時間が減少したことが一因であると考えられます。

業種別:求人の増加率が前月比で最も大きかったのは「メディカル」、次いで「メディア」。

業種別求人倍率/表

求人倍率は、前月比では12業種(「その他」を除く)のうち、「メディア」「メーカー」「小売・流通」の3業種で上昇し、前年同月比では12業種すべてで上昇しました。

求人数は、前月比で12業種(「その他」を除く)のうち、「IT・通信」「メディア」「メディカル」「メーカー」「小売・流通」「エネルギー」「建設・不動産」「コンサルティング」「人材サービス」の9業種で増加しました。

前月比で求人の増加率が最も大きかったのは、「メディカル」(前月比102.1%)、次いで「メディア」(前月比102.0%)でした。

業種別の転職求人倍率【グラフ】

職種別:求人の増加率が前月比で最も大きかったのは「販売・サービス」、次いで「専門職(化学・食品)」。

職種別求人倍率/表

求人倍率は、前月比では11職種(「その他」を除く)のうち、「企画・管理」「専門職(メディカル)」「専門職(化学・食品)」「専門職(建設・不動産)」「クリエイター」「販売・サービス」「事務・アシスタント」の7職種で上昇し、前年同月比では11職種すべてで上昇しました。

求人数は、前月比で11職種(「その他」を除く)のすべてで増加しました。
前月比で求人の増加率が最も大きかったのは、「販売・サービス」(前月比105.5%)、次いで「専門職(化学・食品)」(前月比102.7%)でした。

職種別の転職求人倍率【グラフ】

2022年6月以降の転職マーケット

6月の求人数は、新型コロナウイルス感染者数の減少を受け、企業の採用活動は引き続き活発化し、増加が予想されます。
一方で、転職希望者数は、例年夏の賞与後の転職を検討する人も多く、増加するとみられ、求人倍率は横ばいとなる見込みです。引き続きDX推進は業種を問わず企業の重要課題であり、今後もITエンジニアやITコンサルタントなどの増加が予想されます。また、ウクライナ問題は収束の見通しは立っていませんが、企業の採用活動への影響はほぼないと考えられます。

doda転職求人倍率の定義

「doda転職求人倍率」は、dodaの会員登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です(小数第三位を四捨五入)。

【算出式】doda転職求人倍率 = 求人数(採用予定人員)÷ 転職希望者数

※求人数/転職希望者数はdoda独自の定義により算出したものです。
※転職希望者の「業種」「職種」は、希望する業種・職種ではなく、直近の仕事の業種・職種です。

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