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月次転職マーケットの”今”を知る! 2022年8月18日発表

転職求人倍率レポート(2022年7月)

「転職求人倍率」は、いまの転職マーケットを読み解く、dodaオリジナルのコンテンツです。業種、職種別に転職の難易度がわかりますので、転職活動の計画を立てるときに役立ちます。

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全体:求人倍率は+0.07ptの1.98倍。求人数が増加し、転職希望者数は減少したため、求人倍率は上昇。

2022年7月の転職マーケットの概要

  • 2022年7月の求人倍率は1.98倍(前月差+0.07pt/前年同月差+0.55pt/2019年同月差※+0.84pt)。
  • 求人数は前月比101.0%、前年同月比151.6%、2019年同月比173.8%。
  • 転職希望者数は前月比97.4%、前年同月比109.1%、2019年同月比100.3%。
    ※新型コロナウイルス感染拡大前の2019年7月と比較
  • 業種別では、求人数が前月比で12業種のうち8業種で増加。(「その他」は除外)
    前月比で求人の増加率が最も大きかったのは、「レジャー・外食」(前月比106.3%)、次いで「商社」(前月比103.7%)。
    前年同月比で増加率が最も大きかったのは、「商社」(前年同月比179.4%)、次いで「メディア」(前年同月比168.9%)。
  • 職種別では、求人数が前月比で11職種のうち9職種で増加。(「その他」は除外)
    前月比で求人の増加率が最も大きかったのは、「クリエイター」(前月比103.6%)、次いで「事務・アシスタント」(前月比103.5%)。
    前年同月比で増加率が最も大きかったのは、「事務・アシスタント」(前年同月比195.0%)、次いで「専門職(化学・食品)」(前年同月比171.9%)。

2022年7月の転職マーケット

転職求人倍率・求人数・転職希望者数【グラフ】

2022年7月の求人倍率は前月差+0.07ptの1.98倍となりました。求人数は微増しましたが、転職希望者数は減少し、求人倍率は上昇しました。前月比で求人数は101.0%、転職希望者数は97.4%となりました。また前年同月比では、求人数は151.6%、転職希望者数は109.1%となり、求人倍率は0.55pt上昇しました。新型コロナウイルス感染拡大前の2019年同月比では、求人数は173.8%、転職希望者数は100.3%となり、求人倍率は0.84pt上昇しています。

7月の求人数は、2020年9月から23カ月連続で増加し、前月に引き続き過去最高値※を更新しました。求人増加率が最も大きかった「レジャー・外食」では、特にDX人材の求人が増加しています。その背景には、新型コロナウイルス感染再拡大の中でも、経済活動の活発化を見越して、これまで以上に業態変革や新業態への参入を進める動きがあったことが挙げられます。一方、転職希望者数は、例年7月は減少傾向がみられ、今年も同様に前月から減少したため、求人倍率は上昇し、2021年12月の過去最高値(2.08倍)に次いで高い数値となりました。

※本定義で転職求人倍率を算出した2019年1月以降

業種別:求人の増加率が前月比で最も大きかったのは「レジャー・外食」、次いで「商社」。

業種別求人倍率/表

求人倍率は、前月差では12業種(「その他」は除外)のうち、「IT・通信」「メディア」「金融」「メディカル」「メーカー」「商社」「レジャー・外食」「建設・不動産」「コンサルティング」「人材サービス」の10業種で上昇し、前年同月差ではすべての業種で上昇しました。

求人数は、前月比で12業種のうち8業種で増加しました。(「その他」は除外)

前月比で求人の増加率が最も大きかったのは、「レジャー・外食」(前月比106.3%)、次いで「商社」(前月比103.7%)でした。

業種別の転職求人倍率【グラフ】

職種別:求人の増加率が前月比で最も大きかったのは「クリエイター」、次いで「事務・アシスタント」。

職種別求人倍率/表

求人倍率は、前月差では11職種(「その他」は除外)のうち、「営業」「企画・管理」「エンジニア(IT・通信)」「エンジニア(機械・電気)」「専門職(化学・食品)」「専門職(建設・不動産)」「専門職(コンサル・金融)」「クリエイター」「販売・サービス」「事務・アシスタント」の10職種で上昇し、前年同月差では11職種すべてで上昇しました。

求人数は、前月比で11職種のうち9職種で増加しました。(「その他」は除外)
前月比で求人の増加率が最も大きかったのは、「クリエイター」(前月比103.6%)、次いで「事務・アシスタント」(前月比103.5%)でした。

職種別の転職求人倍率【グラフ】

2022年8月以降の転職マーケット

8月の求人数は、経済活動の活発化を見越して引き続き企業の採用意欲が活発なことが予想され、増加すると思われます。一方で、転職希望者数は、夏季休暇の影響などによって例年減少するため、今年も同様の動きをするとみられ、転職求人倍率は上昇する見込みです。また、コロナ感染拡大が続いていますが、行動制限が要請されない限りは転職市場への大きな影響はないと思われます。

doda転職求人倍率の定義

「doda転職求人倍率」は、dodaの会員登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です(小数第三位を四捨五入)。

【算出式】doda転職求人倍率 = 求人数(採用予定人員)÷ 転職希望者数

※求人数/転職希望者数はdoda独自の定義により算出したものです。
※転職希望者の「業種」「職種」は、希望する業種・職種ではなく、直近の仕事の業種・職種です。

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