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月次転職マーケットの”今”を知る! 2022年10月20日発表

転職求人倍率レポート(2022年9月)

「転職求人倍率」は、いまの転職マーケットを読み解く、dodaオリジナルのコンテンツです。業種、職種別に転職の難易度がわかりますので、転職活動の計画を立てるときに役立ちます。

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全体:求人倍率は+0.02ptの2.11倍。求人数、転職希望者数ともに増加。求人数の増加のほうが大きく、求人倍率は上昇。

2022年9月の転職マーケットの概要

  • 2022年9月の求人倍率は2.11倍(前月差+0.02pt/前年同月差+0.51pt/2019年同月差※+0.74pt)。
  • 求人数は前月比103.9%、前年同月比146.5%、2019年同月比176.1%。
  • 転職希望者数は前月比103.1%、前年同月比110.8%、2019年同月比114.2%。
    ※新型コロナウイルス感染拡大前の2019年9月と比較
  • 業種別では、求人数が前月比で12業種(「その他」は除外)すべてで増加。
    前月比で求人の増加率が最も大きかったのは、「小売・流通」(前月比107.2%)、次いで「メディカル」(前月比107.1%)。
    前年同月比で増加率が最も大きかったのは、「商社」(前年同月比172.0%)、次いで「メーカー」(前年同月比158.9%)。
  • 職種別では、求人数が前月比で11職種(「その他」は除外)すべてで増加。
    前月比で求人の増加率が最も大きかったのは、「事務・アシスタント」(前月比108.5%)、次いで「専門職(メディカル)」(前月比106.8%)。
    前年同月比で増加率が最も大きかったのは、「事務・アシスタント」(前年同月比193.9%)、次いで「専門職(化学・食品)」(前年同月比163.7%)。

2022年9月の転職マーケット

転職求人倍率・求人数・転職希望者数【グラフ】

2022年9月の求人倍率は前月差+0.02ptの2.11倍となりました。求人数、転職希望者数ともに増加しましたが、求人数の増加のほうが大きく、求人倍率は上昇しました。前月比で求人数は103.9%、転職希望者数は103.1%となりました。また前年同月比では、求人数は146.5%、転職希望者数は110.8%となり、求人倍率は0.51pt上昇しました。新型コロナウイルス感染拡大前の2019年同月比では、求人数は176.1%、転職希望者数は114.2%となり、求人倍率は0.74pt上昇しています。

9月の求人数は、2020年9月から25カ月連続で増加し、前月に引き続き過去最高値※を更新しました。求人増加率が特に大きかった「小売・流通」では、ドラッグストア関連の企業で求人が増加しています。その背景には、引き続きマスクなどの衛生用品の売り上げが好調なほか、インバウンド需要の拡大による外国人の来店増加を見越して採用を強化したと考えられます。一方で転職希望者数は、冬の賞与後の転職を見据えて転職活動を始めるタイミングであり、例年9月を境に増加傾向に転じることから、今年も同様に増えました。求人数の増加幅が転職希望者のそれを上回ったことで、転職求人倍率は上昇し、前月に引き続き過去最高値を更新しました。

※本定義で転職求人倍率を算出した2019年1月以降

業種別:求人の増加率が前月比で最も大きかったのは「小売・流通」、次いで「メディカル」。

業種別求人倍率/表

求人倍率は、前月差では12業種(「その他」は除外)のうち、「エネルギー」を除く11業種で、前年同月差ではすべての業種で上昇しました。

求人数は、前月比で12業種すべてで増加しました。

前月比で求人の増加率が最も大きかったのは「小売・流通」(前月比107.2%)、次いで「メディカル」(前月比107.1%)でした。

業種別の転職求人倍率【グラフ】

職種別:求人の増加率が前月比で最も大きかったのは「事務・アシスタント」、次いで「専門職(メディカル)」。

職種別求人倍率/表

求人倍率は、前月差では11職種(「その他」は除外)のうち、「エンジニア(機械・電気)」を除く10職種、前年同月差ではすべての職種で上昇しました。

求人数は、前月比で11職種すべてで増加しました。

前月比で求人の増加率が最も大きかったのは、「事務・アシスタント」(前月比108.5%)、次いで「専門職(メディカル)」(前月比106.8%)でした。

職種別の転職求人倍率【グラフ】

2022年10月以降の転職マーケット

10月の求人数は、経済活動の活性化により、引き続き企業の人手不足が深刻化していると考えられるため、増加すると思われます。一方で、転職希望者数は、9月に続いて冬の賞与後の転職を見据えて転職活動を始める人が増える傾向にあり、翌年1月の入社を目指す人が今年も同様に増加すると予想され、転職求人倍率は横ばいになる見込みです。今後、入国者数の上限撤廃や短期滞在のビザ免除、観光需要喚起策などにともない、「レジャー・外食」など一部の企業の求人動向に影響が出ると推測されます。(doda編集長 大浦 征也)

doda転職求人倍率の定義

「doda転職求人倍率」は、dodaの会員登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です(小数第三位を四捨五入)。

【算出式】doda転職求人倍率 = 求人数(採用予定人員)÷ 転職希望者数

※求人数/転職希望者数はdoda独自の定義により算出したものです。
※転職希望者の「業種」「職種」は、希望する業種・職種ではなく、直近の仕事の業種・職種です。

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