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月次転職マーケットの”今”を知る! 2025年7月24日発表

転職求人倍率レポート(2025年6月)【最新版】

「転職求人倍率」は、今の転職マーケットを読み解く、dodaオリジナルのコンテンツです。業種、職種別に転職の難易度が分かりますので、転職活動の計画を立てるときに役立ちます。今回は2025年6月 のレポートを紹介します。

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全体:2025年6月の転職求人倍率は2.33倍(前月差+0.05ポイント)

2025年6月の転職マーケットの概要

  • 転職求人倍率:2.33倍(前月差:+0.05ポイント)
  • 求人数:前月比 +1.7%、前年同月比 +2.0%
  • 転職希望者数:前月比 -0.6%、前年同月比 +13.8%

求人数は、業種別では12業種(「その他」は除外)のうち全業種で前月から増加しました。最も増加率が大きかったのは「エネルギー」(前月比108.2%)、次いで「レジャー・外食」(前月比104.1%)でした。職種別でも11職種(「その他」は除外)のうち全職種で前月から増加しました。最も増加率が大きかったのは「販売・サービス」(前月比104.1%)、次いで「専門職(コンサル・金融)」(前月比103.7%)でした。

2025年6月の転職マーケット

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解説と今後の見通し(doda編集長:桜井貴史)

2025年6月の解説

6月の求人数は前月比で増加し、引き続き高い水準で推移しました。業界別で最も増えた「エネルギー」では、新エネルギー関連のポジションで求人増加が見られました。特に、水素エネルギーをはじめとしたカーボンニュートラル実現に向けた、新規事業開発に関連した求人が伸びています。同業界では実証間近な新規事業もあり、プラントで活躍できる人材の採用も強化しています。転職希望者数は、前年同月比では大幅に増加しているものの、前月比では減少しました。例年、夏の賞与後に転職を検討する人が増える傾向にありますが、賃上げの流れや物価高、企業の人材確保・定着への対応などにより賞与が増額され、転職を踏みとどまる層が一定数いたと考えられます。

2025年第1四半期(4~6月)の解説

前四半期(2025年1~3月)比では、業種別で最も求人数が増加したのは「小売・流通」で+7.8%でした。「小売」では、出店数拡大に伴う採用や、業務効率化・自動化に向けたIT人材の採用が求人増加を押し上げました。また新卒採用で充足できなかった人員を、第二新卒で補う動きも加速しています。

2025年7月以降の見通し

求人数は、米国の関税やAI技術進展などの影響で、一部の業界では見通しが読みづらい側面もありますが、例年の傾向を踏まえると、欠員補充や事業成長のための増員を行う企業が多いことが想定され、企業の採用意欲は高い水準が続くと考えられます。一方で、転職希望者数は、夏季休暇の影響で7~8月は一時的に活動を休止する傾向が見られるため、減少が見込まれます。求人数は増加、転職希望者数は減少するため、転職求人倍率は上昇するでしょう。

doda転職求人倍率の定義

「doda転職求人倍率」は、dodaの会員登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です(小数第三位を四捨五入)。

【算出式】doda転職求人倍率 = 求人数(採用予定人員)÷ 転職希望者数

※求人数/転職希望者数はdoda独自の定義により算出したものです。
※転職希望者の「業種」「職種」は、希望する業種・職種ではなく、直近の仕事の業種・職種です。

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