配属された部署は、リサーチ業務、データ収集など多岐にわたるバックオフィス業務を行っており、入社当時から、すでに完全在宅勤務ではたらく社員やアルバイトが在籍していました。今は精神障害や身体障害など、さまざまな障害のある社員がほとんどで構成されており、無理のないはたらき方ができることから、長く勤務している人が多いです。私も入社してもうすぐ3年ですが、これから先も完全在宅勤務のはたらき方を望んでいます。
ふだんのコミュニケーションツールはチャットを主に活用しています。上司からの指示や上司への相談や報告は、基本、チャットを使い、必要に応じてWeb会議を開いています。対面で行うコミュニケーションと変わりはなく、仕事をする上で、完全在宅勤務であるデメリットを感じたことはないです。あえて、デメリットを挙げるならば、生活空間が仕事場になる完全在宅勤務は、オンとオフが分けにくいことですね。私は、必ず仕事着に着替え、化粧をするなど身だしなみを整えて、切り替えを意識して業務を開始するようにしています。
完全在宅勤務をする上で、特に大事にしているコミュニケーションと挑戦
レスポンスを早くすることを意識しています。お互い、顔が見えない環境で仕事をしていますので、上司から業務依頼や、仕事相手から連絡があったときは、まず返信をするなど、「クイックレスポンス」を心掛けています。完全在宅勤務の場合、対面で仕事をする以上に、相手への思いやりや配慮が必要だと私は考えています。
もう1つは、スキルアップのための勉強や新しいことへの挑戦欲も大事だと考えるようになりました。目の前の仕事に向き合うだけでは保守的になってしまいますので、自分自身がまだ知らない自分の未知の力に期待して、資格取得にチャレンジしたり、新しい業務に取り組んでいこうという姿勢が大事ではないでしょうか。