【仙台】障害者転職ご支援例
キャリアアドバイザーが語る、地域別転職エピソード
現在、障害者の転職市場は全国に広がっており、企業の地方都市における障害者採用も拡大してきています。その中で、東北唯一の政令指定都市「宮城県仙台市」は、東北の経済全体に大きなダメージを与えた東日本大震災後、復興需要や復興特区制度の施行により順調に経済回復し、有効求人倍率も右上がりの状況が続いています。
ここでは、仙台市で障害者採用枠の転職を実現した方の事例をピックアップしました。キャリアアドバイザーとともに、どのような点に注意して転職準備をすすめたかも合わせてご紹介します。
ご支援事例
01.求職者ご自身が自分の障害特性を言語化することで、企業の採用判断が明確になりました
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Nさん(30代) 発達障害 / 転職時期:2019年12月 / 転職活動期間:3ヶ月
すでに就業中でしたが、より障害特性に合う安心できる環境を求めての転職活動でした。そのため、しっかりと障害内容を言語化して伝えることを意識して活動をおこないました。その結果、対外的な仕事ではなく、主に社内向けの事務業務を集約していたポジションに空きができた企業が見つかりました。面接を通してご希望と環境がマッチしている事をお互いに確かめました。
【転職準備のポイント】
外見からは障害特性が判断しにくい精神障害のある方も、自分の特性と配慮事項を明確に言語化することでご自身に合う環境を見つけることができ、企業としても採用判断がしやすくなります。
02.高年収の転職を実現。職場見学と配属部門面談により就労イメージがアップしました
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Iさん(30代) 内部疾患 / 転職時期:2019年10月 / 転職活動期間:1ヶ月
現職も、ご決定の年収と同程度の給与を得て活躍されていた方です。職場環境を大切にしたいというご要望で転職活動されていました。事務スキルがあり、1次面接終了時点ですでに企業からの評価は高く、最終的には2社から内定をいただきましたが、家庭事情等をふまえて慎重に検討しご決断されました。
【転職準備のポイント】
最終面接と同日に職場の見学と配属予定部門の社員との面談を実施しました。先輩となる方と顔を合わせたことで、職場の雰囲気を感じ、はたらくイメージをより具体的に持つことができ、採用に至りました。
03.面接会で、障害配慮や体調に関する相互理解を深め、能力を発揮できる企業に出会いました
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Eさん(20代) 精神(パニック障害) / 転職時期:2019年11月 / 転職活動期間:1ヶ月
1年前に離職しており、就労移行支援センターに通所をしていた方です。
現在の体調が安定しているかという事が書類選考で懸念となることを避けるため、はじめから対面で人事と会うことができる面接会に参加し、ご自身の経験や人柄を直接企業に感じてもらえる場を作りました。その結果、当初は精神障害のある方の採用に対して慎重な企業にもご評価いただき、採用につながりました。
【転職準備のポイント】
コミュニケーション能力や人物的な魅力と、企業が大切にしている求職者像がマッチしていることを面接会で確認しました。
また離職中であったため、就労移行支援センターの通所状況や必要な配慮事項など、体調面については丁寧な説明を心がけて相互の理解を深めました。
dodaチャレンジでは、ご支援のためのキャリアカウンセリング(面談)において、直接カウンセリング拠点にお越しいただくことが難しい場合、電話やメール、オンラインカウンセリングなどもご相談に応じています。また、全国で企業説明会や合同面接会など、さまざまなご支援の機会がございます。宮城県での障害者採用枠で転職活動をご検討中の方は、ぜひ一度お問い合わせください。