不安障害・神経症/30代男性/採用業務への転職ストーリー

転職を諦めないで良かった。自分に合った企業は必ず見つかる

S.Y.さん 30代 不安障害・神経症 精神 (愛知)

転職活動期間
4ヶ月
前職
資材管理(メーカー)
現職
採用アシスタント(ITコンサル)

不登校・就活の失敗を経験

私は、中学2年から卒業まで不登校で、フリースクールに通学しながら高校を受験しました。高校では友達もでき、楽しく学校生活を送り、卒業後は大学で経営学を学びました。学生時代は、ビンゴサークルやパソコンサークルに所属し、またスーパーの精肉部門でアルバイトを4年間続けました。就職活動では公務員を目指したのですが、結果は不合格。郵便局で契約社員として勤務することになりました。22時から翌朝6時までの夜勤を9年間勤め、正社員登用試験に数回チャレンジしましたが合格できず、このままでは何も変わらないと、2018年3月に転職を決意しました。

正社員で転職するも、パワハラにより不安障害を発症

転職フェアに参加し、車関係のメーカーに正社員として就職しました。念願の正社員でしたので、入社初日は期待と不安が交錯しドキドキしたことを思い出します。仕事は、車両部品やオプションパーツの在庫管理で、半分はデスクワーク、半分は倉庫での業務です。最初は良かったのですが、1ヶ月ほどして上司が変わり、状況が一変しました。その上司は、大声をあげたり殴るなどのパワーハラスメントがひどく、私は精神的に追い詰められていきました。また、この頃は残業が月40時間程度あり、生活環境の変化に馴染めなかったこともあったと思います。入社2ヶ月で、体が震える、ひどい頭痛、発汗、不眠の症状が現れました。様子を心配した母が、私を病院に連れて行き、そこで不安障害と診断されました。

就労移行支援事業所へ通所し、社会復帰への自信回復

医師に診断書を書いてもらい、会社には電話で休職の意を伝え、少し落ち着いてから人事と面談の上数ヶ月後に退職しました。「仕事なんてもうできない」、暗澹たる気持ちでした。さらに休職中、肺炎にかかり3ヶ月も入院することに。療養中も、「自分はもう社会に戻れない」「社会にはもう戻らない」と負の感情がループするばかり。ですが、時が経つにつれて少しずつ気持ちが整理され、「このまま引きこもりたくない、就職できるなら頼れるものは何でも頼ろう」という考えに切り替わりました。

退職後、母から紹介された就労移行支援事業所に申込に行きました。就労移行支援事業所では、ビジネスマナーの習得や職業訓練だけでなく、認知行動療法によって不安障害の症状を緩和することができました。一日も休まず通所できたことも社会復帰への自信につながっていきましたね。心身の準備が整い始めたところで、就労移行支援所の方が障害者手帳について教えてくれました。さっそく、手帳を申請し、ハローワークや障害者専門の転職エージェントに登録をして転職活動をはじめました。

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紹介された多くの大手企業をみて気持ちが明るくなった

はじめてのdodaチャレンジのキャリアアドバイザーとの面談では、丁寧に話を聴いてくれ、親身になって相談に乗ってくれました。紹介された求人の多くが大手企業で、気持ちが明るくなりました。

キャリアアドバイザーからは、保険会社やメーカーやIT企業など7社紹介されたのですが、私は慎重なタイプなので、もしひとりで就活をしていたら、1社ずつしか応募していなかったと思います。しかし、アドバイザーが伴走し励ましてくれるので、「まずは受けてみよう」と、どんどん応募することにしました。7社同時に応募しても、書類を揃えたり、面接日時の調整などもすべて行ってくれるので、落ち着いて就活することができたと思います。最終的に内定した会社は外資系IT企業で、人事グループに配属されました。

仕事に目標を持ってはたらけることに日々感謝

2020年1月に入社し、主に新卒採用やインターンシップの面接会場の設営、会場案内などを担当しています。はじめてなのでとても新鮮で、やりがいを感じています。不安障害のことはオープンにしているので、教育係の方も周りの社員の方も配慮してくれ、無理をすることなく仕事ができます。ちょうど業務に慣れてきた頃、新型コロナウィルスの拡大影響があり、採用業務のオンライン化がすすみました。私もテレワークでの勤務時間が増え、今は業務マニュアルの作成や人事・労務の勉強をするなど、スキルアップを図っています。

私は、パワハラにより不安障害を発症し、自分に自信をなくしましたが、dodaチャレンジの支援で、人生の大きな一歩を踏み出すことができました。早く実務を積み重ね、「Sさんに仕事を任せたら大丈夫!」と会社から頼られる存在になることを目標にして、日々、はたらけることに感謝しています。

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メッセージ

不安障害の方は、就職できるかが不安、自信がない…などネガティブに捉えてしまうので、書類選考で落ちたり、面接で不合格だったり、一度でも失敗を経験すると、就活を諦めてしまうところがありませんか?私も一人で就活をしていたら、諦めていたかもしれません。今回転職支援サービスを利用し解ったことは、転職はタイミングとマッチングだということ。不合格の原因は自分自身にあるのではなく、企業とのミスマッチだったと捉え方を変えることが大事だと思えるようになりました。応募すれば書類選考で落ちることもあるし、面接でお互いに合わないと感じる場合もありますが、「落ちただけ」でやめるのはもったいないです。
「はたらこう」「はたらきたい」と思った自分に、誇りを持ってください。それは素晴らしいことです。絶対に自分に合った企業が見つかります!