私は社会人になって、25歳くらいから徐々に耳が聞こえにくくなりました。最初は、電話のやりとりで相手の声が聞き取りづらいと感じる程度でしたが、29歳で補聴器をつけないと会話ができないまでになりました。
当時、私は商社で営業の仕事をしていて、顧客先の工場に出向くことが多く、大音量の工場内で耳を酷使していたことや、残業続きで免疫力が低下していたことも影響していたかもしれません。直接的な原因はわからないままですが、聴力はどんどん低下していきました。その後、補聴器の効果も得られなくなり、31歳で人工内耳を埋め込む手術をしました。
社内公募に立候補し、営業からキャリアの転身を図る
人工内耳の埋め込み手術により、1対1の会話はだいぶ楽になりましたが、複数人が集まる会議などでは全員の発言を聞き取ることはできません。それでは顧客との商談にも支障がありますので、営業は続けられないだろうと考えるようになりました。そんなとき、社内で新設部門の立ち上げの話が上がり、私は営業以外のキャリアに転身するチャンスだと思い、立候補しました。
部門立ち上げ後、軌道に乗るまで1年半かかりました。そのまま会社に残っても良かったのですが、一区切りついた達成感と新たなチャレンジがしたい気持ちが強く、転職活動に踏み切りました。部門設立の実績は武器になると思いましたし、将来のキャリアの選択肢を広げようと考えました。
dodaチャレンジの強みは丁寧なサポート力と求人の豊富さ
障害配慮のある職場ではたらこうと考えていましたので、障害者採用枠で転職しようと決めていました。いくつかの障害者専門の転職エージェントに登録しましたが、dodaチャレンジの第一印象は「気分を乗せるのがうまいなぁ」です。担当のキャリアアドバイザーが、気を配りながらきめ細かに話を聞いてくれ、たくさん褒めてくれるのでとても話しやすく、さすが転職支援のプロフェッショナルだと思いました。
複数のエージェントを比較してみて、dodaチャレンジはサポートが丁寧なのと、求人が豊富だと思います。求人の内容も、厳選してもこんなにたくさん…と思うほど多くの求人を紹介してくれました。私は仕事を続けながら転職活動をしていたので、時間には余裕がなかったのですが、書類添削も表現や言い回しなどプロ視点で助言してくれましたし、面接対策も企業ごとに対応してくれて、とにかく丁寧で心強く思っていました。