スマートフォン版で表示

現在、お知らせはありません。

女性のためのキャリアアドバイス 女性のためのキャリアアドバイス

このエントリーをはてなブックマークに追加

「もっといい働き方があるはず!でも、どうしたらいいか分からない…。」
そんな仕事への悩みを抱えるあなたに、キャリアアドバイザーが「後悔しない働き方」をアドバイスします。

福利厚生が整った会社に転職すべきですか?

今の仕事を続けて、キャリアを積んでいきたいのですが、会社の育児休業制度が整っていません。将来のためには、やりたいことを犠牲にして、制度が整った会社に転職するべきでしょうか?

今回の相談者

K・Sさん 25歳(メーカーの営業職)

dodaキャリアアドバイザー 坂本真由美
dodaキャリアアドバイザー 坂本真由美
キャリアカウンセリングをした人数:延べ1100人以上

Advice 1まずは自分のキャリアアップを優先しましょう

dodaキャリアアドバイザー 坂本真由美

やりたいことを犠牲にして、制度が整った会社に転職する—。
これは典型的な失敗パターンです。仕事内容の優先順位を下げて転職したため、やりがいを見出せず、結局、制度を使う前に辞めてしまう、という人が多くいます。

結婚・出産後も仕事を続けていきたいと考えているなら、今の会社で自分のキャリアを積むことが大切です。制度の整った会社に転職するのは、スキルを磨いてからでも遅くありません。

採用する企業は、単に「育児休業制度がしっかりしているから」という動機で応募してきた人よりも、仕事に対する展望を持っている人、専門的なスキルがある人を採用したいはずです。今すぐ会社を辞めることを考えるのではなく、じっくりと経験を重ねることが、結果的に将来のためになるでしょう。

Advice 2会社の制度をしっかり調べましょう

dodaキャリアアドバイザー 坂本真由美

今の会社は育児休暇が取れない、あるいは、取りにくいと考えているようですが、育児休暇は育児・介護休業法で定められた労働者が請求できる権利です。

しかし、上司が制度を知らない、過去に例がない、などの理由で「自分の会社には育児休暇制度がない」と勘違いしてしまっている人が非常に多くいます。近年、少子高齢化を背景に、出産や子育てを支援するための法整備が進められているので、一定の条件(1年以上同じ企業で雇用されている、など)を満たした上できちんと申請すれば、制度は誰でも利用できます。また、育児休暇を延長して取得できるなど、法律以上に手厚い制度を設けている会社もあります。

「育児休暇がない」「育児休暇なんて取得できるはずがない」と勝手に判断してしまう前に、まずは会社の就業規則を読み、先輩や人事担当者に確認してみましょう。

働くあなたの悩みを、キャリアアドバイザーに話してみませんか?

このエントリーをはてなブックマークに追加

会員登録する(無料)エージェントサービス・スカウト登録もこちら

会員登録済みの方はこちら