今、私は幸せになっています!
新しい生き方を選択して良かった。

Y.U.さん 30代 統合失調症 精神(3級)

転職活動期間
1ヶ月
前職
コールセンター
現職
採用事務

30歳で発症した統合失調症

私が、統合失調症を発症したのは30歳のときでした。仕事とプライベートでいろいろな状況が重なったことがきっかけとなり、幻聴幻覚の症状が強く現われ、統合失調症と診断され、入院は3カ月間に及び、障がい者手帳を取得したのは、このときです。
これまで、一般の採用枠でコールセンターの仕事や不動産や証券、携帯電話の営業などの仕事をしており、大学卒業から30歳までの間に5回転職をしました。

発症するまで、私は、統合失調症の自覚はありませんでしたが、仕事で忙しくしていたときに「周りの人が自分を見ている」などといった感覚はありました。しかし、それは疲れているからだろうくらいにしか受け止めていなかったんです。ある朝、出勤途中にこれまでに経験したことがないほどの幻覚幻聴が現われ、友人に電話をかけ、助けを求めました。そして、救急車で運ばれ入院となったわけです。

「新しい生き方」を選択した今

退院後、一般の採用枠と障がい者としてのオープン枠の両方で就職活動をしました。
2社から内定をいただき、一つは一般の採用枠での営業事務職、もう一つがdodaチャレンジからご紹介いただいた現職のドラッグストアの採用事務でした。
このとき私は、どちらを選択するかとても悩みました。
考えに考え抜いた結果、出した答えは、「自分に正直に生きる」「新しい生き方をしてみたい」、つまり、障がい者のオープン枠で内定を頂いた会社で働くことを選びました。
dodaチャレンジの企業担当の方が、私にこう質問しました。「この会社に入りたい気持ちは何パーセントですか?」
この問いに私は、「100%です」と言い切れたんですね。新しい生き方を選択しよう!と決断できました。

今、私は、とても幸せになっています。現状の人生に、仕事に満足しています。そして、さらに、新しい仕事に挑戦してみたい気持ちも出てきています。頑張りすぎや無理しすぎに注意して自分をコントロールしながらですが、採用事務として仕事の幅を広げていきたいと考えています。

「新しい生き方」を選択して、私自身が変わったことがあります。これまでの私は、自分本位で物事の判断基準が自分に利があるかどうかだったのですが、今の私は、相手にとって良いことは何か、相手の幸せは何か、を一番に考えることができるようになりました。
仕事に対しても同じで、自分にとって都合の良いやり方で進めるのではなく、周りの社員や他部署が進めやすいやり方を考えるようになりました。自分に正直になれたからこそ、他者を尊重する気持ちが生まれたのだと思います。

今の職場は、社員がいつもニコニコしていて、職場がこんなに居心地が良いと感じたのは初めてです。お昼は、お弁当を持参して、10名~20名で囲んで食べるのですが、とても楽しいです。この会社で働くまでは、社外で一人でランチすることが気晴らしだったのですが、今は、みんなで食べるこの時間が幸せです。

障がいがあることで他の社員と差を感じたこともなく、オープン枠で入社したのですが、周りの社員の方も気にする様子がありません。
働く上で、障がいがあることをあまり意識することもないので、すごく恵まれた職場環境で働けていることに感謝しています。

メッセージ

自分の病気に縮こまらないで欲しいです。その一面があるからこそ自分なんだ、と自分を信じて欲しいです。
私は発症する30歳まで統合失調症の自覚もなかったし、発症してから薬は欠かさず飲まなければなりませんが、そういう自分に正直でいようと思えるようになってから、すごく楽になりました。自分に正直になって、「新しい生き方」を選んで、私は本当に幸せになっています。そして今、私は子供を授かり、5月で産休に入ります。出産し、育休明け後は、仕事と子育ての両立も楽しみなんです。