転職ご支援エピソード
真面目で仕事熱心な余り、つい頑張り過ぎてしまう30代男性、気分障害のある方のご支援の話です。カウンセリングを通じ、「120%の全力投球で仕事し続けるのではなく、7割くらいの力でやってみませんか」という話をし、そのために手帳を使って毎日の体調を管理していくことになりました。手帳にはその日の“頑張った指数”を記録。そうやってコントロールしながら活動を続け、スキルが活かせる仕事に無事就くことができました。入社後、人間関係に悩まれることがあり、やむを得ず異動することに。『無遅刻無欠勤』がモットーでしたが、ついに「今日会社を休んでしまいました」とご連絡いただき、ご自身と向き合うお手伝いをさせていただきました。現在はご自身のことを深く理解した上で、職場に復帰されています。
雇用の専門家としての知識とノウハウを提供します
気分障害(うつ)、双極性障害、統合失調症、発達障害、神経症など、精神障害のある多くの方々のご支援をしております。障害の特性上、情報を整理して処理する力に課題がある方や、コミュニケーションを負担に感じていらっしゃる方も多く、中には就職・転職活動の過程で気分の波から体調を崩してしまったり、活動意欲が続かなくなる方もいらっしゃいます。私がこの仕事で大切にしているのは、プロフェッショナリズムです。障害に関する正しい知識を持ち、カウンセリングマインドと高い技術を持つことが大事だと考えています。私たちがどんなにお客様のことを思っても、お客様のそばにいるご家族やご友人の思いには到底かないません。勝っていることがあるとすれば、それは雇用の専門家としての知識とノウハウ、提供するサービスそのものだと考えています。どのような障害があり、仕事をする上でどのような影響があるのか、それをご自身でどこまで工夫対処できるのか、その上でどのような配慮が必要なのか。キャリアカウンセリングで、これまでの振り返りをしていきましょう。また、入社後しばらくすると”つらいなぁ“とお感じになられることもあるかと思います。そのような時は、ぜひ私たちにご連絡ください。どのようにすれば働き続けられるかを一緒に考えていきましょう。