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誰でも簡単に扱えるAIがあれば
日本全体の生産性向上ができる

株式会社aiforce solutions

「AIの民主化」をミッションに掲げ、老若男女問わず、すべての人がAIを活用できる社会の実現に向けて事業を展開。AIツール「AMATERAS RAY」、AI教育サービス「AMATERAS EDU」を提供している。

株式会社 aiforce solutions 取締役 COO AI Business Producer
東北大学 データ駆動科学・AI教育研究センター・特任准教授(客員)
高橋 蔵人 Takahashi Kurando
外資系コンサルティング会社を経て、70年続く伝統企業の取締役 経営企画事業部長として、戦略策定・実行に従事。その後、aiforce solutionsの立ち上げに参画。現在は、AIビジネスプロデューサーを務め、企業の課題解決の手段としてのAI活用や文系人材へのAI教育を支援している。

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株式会社 aiforce solutions 高橋 蔵人 Takahashi Kurando

技術者でも専門家でもない人たちが
簡単に扱えるAIを目指して

会社設立のきっかけは?

代表の西川智章の原体験をご紹介します。彼は、もともとエンジニアでした。その経験を活かしコンサルティング会社でデータドリブンな組織構築をしたのち、AIベンチャーに入社。そこで目の当たりにしたのが、デジタル技術の発展に関する日本の遅れでした。例えば、マレーシアや台湾などに比べると、ドローンを飛ばすことすら厳しく規制されている。AIを開発しようとしたら、膨大な費用がかかり数千万円単位でビジネスを動かさないといけない。デジタル技術が活用できないままでは、労働人口が減少する日本の生産性は低下する一方です。そんな課題を解決するために、西川とともにaiforce solutionsを立ち上げました。

事業内容は?

私たちは、日本の生産性向上のための解決策として「AIの民主化」を掲げました。まず取り掛かったのは、AIをソフトウェアとして汎用的に使えるようにすること。つぎに、データサイエンティストのような専門家ではない人でも簡単に扱えて、なおかつ高精度な結果が得られるようにすること。そして誕生したのが、「AMATERAS RAY」です。開発したのは、代表の西川をはじめ、データとビジネス、どちらも深い知見を持った人たち。だからこそ、十分な機能と使い勝手の良いUXを両立できました。

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活用シーンや業界を問わず
既存業務の置き換えができる

AIでできることは?

私たちがAIでやろうとしているのは、「新しいこと」ではなく「既存業務のデジタル化」です。RPAやOCRが人の手足だとしたら、AIは人の知能として活用できます。つまり、これまでなかなかデジタル化できないといわれていた「判断」や「予測」を担うことができるのです。これらは、長年の経験や勘ありきの部分が大きく、属人的になりがちでした。ところが、AIを活用することでノウハウ自体を残しておくことができ、業務継承も円滑に行えます。例えば、「AMATERAS RAY」は、本田技研工業株式会社さまの知財維持の判断や、B-R サーティワン アイスクリーム株式会社さまの販売予測などで活用されています。

そのほかに手がけている事業は?

インターネットやPC、スマートフォンなど、これまで数々の技術が登場し、世界を変えてきました。しかしいずれも、ビジネスの現場で活用されるまでにおよそ10年かかっています。だからいま私たちがしなければならないことはAIの活用者を増やしていくこと。現在、「AMATERAS RAY」の提供とあわせ事業展開しているのが、「AMATERAS EDU」です。これは、技術や専門知識を持っていない人でも、AIをビジネスの現場で活かせるように教育するサービス。いままで日本には、AIの「作り方」の教育はありましたが、「使い方」の教育はありませんでした。難しいと思われているAIを分かりやすく伝え、リテラシー向上を推進していければと考えています。

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世界で評価される企業になるには
もはやAIは欠かせない

AI教育はBtoBのみ?

「AMATERAS EDU」を通してさまざまな企業を支援しているほか、東北大学で学生に向けたAI教育もしています。教える対象は、プログラミングを行う工学系の学生ではなく、経済学部の学生。目的は、データサイエンティストのような技術者の輩出ではありません。将来彼らが就職し、営業職や経営企画職などのビジネスパーソンになったとき、AIを使ってどういったビジネスができるのかといった文脈で講義をしています。

今後の事業展開は?

いま、世界で評価されている企業はGAFAやBATといった企業群です。共通項は、蓄積されたあらゆるデータを活用して多様化する顧客ニーズに沿ったサービスを提供できている点。彼らに続くためには、データを蓄積するだけではなく、AIを使ってその価値を発見・定義し、次のアウトプットにつなげる必要がある。その世界観は、私たちがAIによるデータ活用を請け負うだけでは到達できません。

あくまでユーザーが自社サービスにAIを組み込み、使いこなせる状態が理想。そのために、あらゆるSaaSにAPI連携できるような仕組みを開発している最中です。真新しい道具ではなく、いまあるビジネスの延長線上で活用する、課題解決の手段としてのAIの「使い方」を広める。そして学生も含め幅広い層のAIリテラシーを向上させる。「AIの民主化」とはそういうことだと考えています。

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