スマートフォン版で表示

いい転職が、未来を変える。DODA(デューダ)

履歴書

志望動機の書き方・まとめ方 ~履歴書・職務経歴書・面接で熱意が伝わる例文付き

なぜその会社に入りたいのか、なぜその仕事をしたいのかを伝える「志望動機」。職務経歴書や志望動機書など書面で伝える場合の書き方、面接で話す場合のまとめ方を、例文(サンプル)をまじえてご紹介します。

このエントリーをはてなブックマークに追加

1. 志望動機を書く目的は?

「志望動機」とは「何を」志望する動機のことでしょうか。これは、実は2つあり、「会社を」と「職種を」の両方の意味があります。

このうち、どちらかというと「会社を」のほうがより重要です。応募先企業は、「なぜ、数ある会社の中から、他社ではなく当社を選んで応募してきたのか」を知りたいと思っているからです。つまり、あなたの志望動機を企業に伝えたら、「なるほど、だからウチに応募してきたんですね」と納得してもらえるようなものでなければなりません。

複数の会社に応募する場合に「志望動機」を使い回す人がいますが、どの会社に対しても言えそうな内容、使い回せるような志望動機はNG。応募先の会社をよく調べて、どこに興味を持ったのかを、具体的に説明する必要があります。

2. 書き方・まとめ方のポイントは?

「志望動機」は応募書類として書面でも伝えますし、面接でも必ずと言っていいほど聞かれます。面接に進んだら、どのように話すかを整理してまとめておきましょう。

<ポイント1>「転職理由」と「魅力点」を結びつける

志望動機というと、応募先企業の事業内容、商品・サービス、業績や市場シェア、社員や社風など、魅力に感じたことを伝えればいいと考える人も多いのですが、それだけでは「志望動機」として不十分です。あなたが魅力に感じた点は、ほかの人も魅力に感じるかもしれない点であり、「あなたが」志望する理由にはならないからです。

そこで、自分の「転職理由」と「どこに魅力を感じたか」を結びつけて伝えることが一つのポイントになります。

<ポイント2>「あなたオリジナル」の内容で

志望動機をまとめるに当たって、まずは自分がなぜ転職しようと思ったのか、転職することによって成し遂げたいことは何か、「転職理由」を思い出してみましょう。例えば、「今いる会社では与えられる裁量が小さいので、より大きな裁量を持てる仕事・ポジションに就きたい」ということが、転職理由だったとします。この場合、志望動機は「御社なら大きな裁量が持てる(持てそう)と考えたから」でなければなりません。

それは、「求人情報に、若手でも裁量を持って働けると書いてあったから」かもしれませんし、「御社と取引がある知人から聞いたから」「雑誌に載っていた社員のインタビュー記事を読んだから」が根拠かもしれません。その会社の情報を集めて、あなただけのオリジナルで具体的な理由を伝えましょう。

<ポイント3>自分のスキル・実績とあわせる

加えて、「自分なら、その企業で力を発揮できる・活躍できる」ということを、実績を根拠に伝えられるとなおよいでしょう。例えば「私は達成志向が高く、自分で裁量を持って進められた仕事はすべて目標を達成してきた。大きな裁量を与えてくれる御社なら、業績に貢献できる」というように、自分の強みや経験を活かせることを、志望動機になぞらえてアピールしましょう。

<ポイント4>提出方法によって文章量を変える

書面で伝える場合、志望動機の書き方には主に2つの方法があります。1つは、職務経歴書の冒頭に5行程度にまとめて書く方法。2つ目は、職務経歴書とは別にA4用紙1枚程度の「志望動機書」を作成し、履歴書・職務経歴書に添えて提出する方法です。履歴書に志望動機を書く欄がある場合は、ほかの書類と重複してもよいので簡潔に記入しましょう。

3.よくあるNG例

<NG例 その1>「御社の○○○という理念に共感しました」

割とありそうな志望動機であり、「どこがNGなの?」と思われるかもしれません。実際、共感すること自体がNGというわけではありません。ただ、「共感しましたと言っておけば大丈夫」くらいに考えている人も多く、「どこに共感したのか」が書面から具体的に読み取れなかったり、面接で答えられなかったりすると、企業からのマイナス評価につながります。

どういう点に共感したのか、なぜ共感したのか、自分の経験や考えをもとに「共感」の根拠を具体的に示すことが重要です。それができないようなら、安易に「理念に共感」という言葉は使わないほうがよいでしょう。

<NG例 その2>「御社のサービスは使い勝手が良く…」

これも、食品・日用品などの消費者向け商材を扱うBtoC企業に対して、よくある志望動機です。応募先の商品やサービスを、実際に自分で使ってみることはNGではなく、むしろBtoC企業に応募する場合はできるだけすべきことです。ただ、「使い勝手が良い」「便利だと感じた」というだけなら、それはあくまでユーザーとしての感想にすぎず、それがそのまま志望動機とはなりません。

どういうところが使い勝手が良いと思ったか、なぜそう思ったのか、細かく具体的に説明を加えることが大切です。さらに、そこに自分の知見をプラスするとこのように改善できる、という提案までできれば、「よく分析できている」というプラス評価につながる可能性もあります。

<NG例その3>「学ばせてください」というスタンス

「学ばせていただく」という姿勢を伝えることが、謙虚さ・真摯さのアピールになると考える人も多いのですが、表現や伝え方に注意すべきものです。自分が成長できる環境を求めて転職先を選ぶのはよいことです。ただ、「成長させてくれるから御社を志望します」というような、企業頼み、他人任せに聞こえる伝え方にならないようにしましょう。

「自分の経験に固執することなく、よいものは積極的に吸収していきたい」「自分の経験や知識が役立つようなら積極的に周りに伝えていきたい」というような表現だと、「学ばせてください」に込めた謙虚さ・真摯さが伝わるでしょう。

4.例文(サンプル)

未経験職種へ転職する場合

学生時代から現在まで、個人的な趣味でスマートフォン向けのゲームづくりをしてきました。現在、在籍するインターネット系の広告代理店では企画営業を3年経験してきましたが、社会人としての基礎的なスキルは一通り身についた今、改めて今後のキャリアを考えた時に、好きなゲームづくりを仕事にしたいと考え、転職活動をしています。御社では、これまでにVRを取り入れたゲームを3作品リリースされています。新しい技術を用いて、これまでにないゲームを開発したいと思い、御社を志望しました。開発だけでなく、広告の営業を通して身につけたWebマーケティングの知見を活かして、「売れる」ゲームの企画に携わりたいと考えています。

<解説>
未経験職種へ転職する場合の、志望動機の書き方・まとめ方のポイントは、なぜ未経験職種にチャレンジしようと考えたのか、その背景を明確に説明することです。

また、未経験職種に応募するということは、その職種の経験者と同じ土俵に乗り、評価・比較されることになります。未経験というハンディキャップがあってもなお、あなたを採用すべき理由を提示する必要があります。

その仕事に就くために、具体的にどのような努力をしているか、あるいは、これまで経験してきた異職種で得た経験や、仕事以外で身につけた知識が、応募する職種での仕事にどう活かせるのかをアピールしましょう。

同職種へ転職する場合

現在はIT系のハードウェアベンダーで、サーバ製品の営業を担当しています。現在担当している製品にも、営業の仕事自体にも不満はないのですが、顧客企業は大手企業で、大規模なシステムの一部としてサーバを導入する形です。ほかの製品やアプリケーションを担当する営業メンバー数十人との協業となるため、私個人が提供する価値や貢献度が見えにくいことに割り切れなさを感じています。中小企業向けにWebサービスを提供している御社では、個人または少人数のチームで営業に当たれると知り、関心を持ちました。ITインフラの知識を活かしながら、自分の提供価値が見えやすい環境で働きたいと思い、御社を志望しました。

<解説>
同職種へ転職する場合の、志望動機の書き方・まとめ方のポイントは、「今の(前の)会社では、あなたの抱える課題は解決できなかったのか」という疑問に対して、答を提示するということです。

その際、「同じ職種に応募しているのだから細かく説明しなくても分かってもらえるだろう」と考えず、丁寧かつ簡潔に説明することが大切です。同じ職種であっても、企業によって仕事内容や進め方は異なるため、採用担当者が必ずしもその職種の仕事に精通しているとは限らないからです。

また、他のケースと同様に、応募先企業のことを研究し、あなたのこれまでの職務経験や、そこで得た知識がどう活かせるのかを、具体的に示すようにしましょう。

第二新卒の転職の場合

新卒で入社した会社で研究開発をしており、1年半勤務したところです。配属先が、大学で学んだ知識をほとんど活かせない環境だったため、自分の専門性を活かせる企業で働きたいと考え、御社を志望しました。入社3カ月後の配属時点で、すぐに転職することも考えましたが、せっかく意志を持って入社した会社なのですぐに辞めることは思いとどまりました。最低限、社会人としての基礎を身につけ、小さくても何かしらの成果を残してから転職をしようと考えたのです。先輩のアシスタントとして関わっていた研究で一定の成果が出たのを機に、転職活動を始めた次第です。

<解説>
第二新卒の転職の場合の、志望動機の書き方・まとめ方のポイントは、「転職しても、またすぐに辞めてしまうのではないか」という企業の懸念を払しょくすることです。「気に入らないからすぐ辞める」のではなく、短い経験の中でも、責任感を持って仕事に取り組んだことを、具体的なエピソードとともに伝えましょう。また、短期間のうちに、ビジネススキルや社会人として必要なマインドがどの程度養われたかも、伝えられるとなおよいでしょう。

転職で一度離れた職種に戻る場合

2年前に、営業職から事務職に転職しました。前職では担当する顧客企業が200社と多く、一社一社のニーズに対して十分に応えられないことにもどかしさを感じ、多忙な営業を支える存在になるために、事務職として働ける現在の会社を選びました。しかし、事務職の仕事は、顧客と直接顔を合わせたいと考える自分にとって、想像していた以上に充実感を得られないものでした。そして、一社に対してじっくり向き合えなかったことが転職を考えた要因だったのだと気づきました。そこで、現在はルートセールスなどの「既存顧客との関係を大切にするスタイルで仕事ができる」という観点で再び営業職に就くために転職活動を行っています。

<解説>
「営業職から事務職へ転職したが、今回また営業職に戻りたい」という人の志望動機の例を挙げました。1度目の転職は、結果的に、自分が何を求めて転職するのかを見誤ったと言えますが、その判断ミスを、自分がどのように理解しているかを率直に言葉で伝えることが大切です。

志望動機の書き方・まとめ方を転職のプロに相談しよう!
エージェントサービスに申し込む(無料)
おすすめの仕事スタイルや企業風土を知って、志望動機のヒントに使おう!
キャリアタイプ診断を受ける
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク