Q. 競合他社と比較をしても大丈夫?
業界・企業研究をする場合、競合企業と比べてどうなのか調べる必要があると思いますが、あまり心証はよくないですか。(M.Mさん/26歳)
A.大丈夫です。むしろ、他社との比較分析を語れるのは、志望の高さの裏付けとなります。
企業は「ほかでもない“うち”を選んだ理由」を聞きたがるものです。他社との比較分析を語れるのは、研究熱心な証拠となり、志望の高さの裏づけとなります。間違いでも評価は落ちませんので、恐れずに応募先企業の強みと弱みを挙げてみましょう。応募先企業の課題や改善点まで言うことができると、さらによいでしょう。
その際に、気をつけたいポイントが2つあります。1つは謙虚な姿勢で言うこと。人事担当者は会社を熟知していますし、その仕事に対するプライドや愛着も人一倍高いと心得てください。上から目線でものを言うと不快感を示されるかもしれません。「~という理解でよろしいでしょうか?」くらいが無難でしょう。もう1つは、他社比較は志望動機を話すときにあわせて伝えること。「~~~、だから御社に入社したいと思っております」と締めて、説得力を上げることが効果的です。
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