

面接で趣味・特技を聞かれたら?選び方や答え方、アピールできる一例も紹介
面接で趣味や特技を聞かれた際、面接官は趣味や特技そのものではなく、その人の人柄や価値観、物事への取り組み方を知るために質問しています。そのため、答え方次第で自分らしさや強みをアピールすることも可能です。
この記事では、面接で趣味・特技を聞かれる理由や選び方、好印象につながる答え方のポイント、回答例や注意点まで分かりやすく解説します。趣味や特技が思い浮かばない場合の対処法も紹介しているので、面接対策に役立ててください。
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- 面接で趣味・特技を聞かれても、特別な内容を答える必要はない
- 面接官は趣味・特技を通じて人柄や価値観、仕事への向き合い方を見ている
- 本当に好きなことや継続していることを選ぶと答えやすい
- 趣味そのものよりも、取り組んだ理由や得た学びを伝えることが重要
- 趣味・特技がない場合でも、日常生活や過去の経験から見つけられる
面接で趣味や特技について聞かれる理由
面接で、趣味や特技について聞かれることがあります。一見採用とは関係ないように見えますが、なぜ趣味や特技について質問されるのでしょうか。その理由について詳しく解説します。
履歴書における趣味・特技の書き方や例文が知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。
【履歴書】趣味・特技の正しい書き方と例文・思いつかないときの作成のコツ
人柄や価値観を理解するため
趣味や特技には、その人の価値観や考え方、物事への取り組み方が表れます。面接官は、転職希望者がどのようなことに興味を持ち、どのような姿勢で続けているのかを通じて、人柄や自社との相性を見極めようとしています。また特技についても、身につけるまでの過程や工夫した点を聞くことで、強みや仕事への活かし方を確認しています。
単に趣味や特技を伝えるだけでなく、それに取り組んだ理由や経験を交えて話すことで、自分らしさや応募企業との適性を効果的にアピールできるでしょう。
面接の緊張をほぐすため
趣味や特技の質問は、応募者の緊張を和らげ、自然な雰囲気で会話を始める目的で行われることもあります。話しやすいテーマだからこそ、リラックスして自分らしさを伝えやすいでしょう。
一方で、面接官は会話を通じてコミュニケーション力や受け答えの様子も確認しています。好きな話題だからといって一方的に話し続けたり、熱中しすぎたりするのは避け、相手とのやり取りを意識することが大切です。雑談のように見えても、評価の対象であることを意識して臨みましょう。
仕事に対する向き合い方や姿勢を知るため
趣味や特技への取り組み方からは、仕事に置き換えたときに向き合う姿勢や行動特性も読み取れます。自発的に継続している趣味であれば、主体性や粘り強さ、目標に向かって努力できる姿勢が伝わりやすく、仕事でも同様の行動が期待されます。また、趣味を通じてストレスを上手に発散できることや、新しいことへの挑戦、協調性などをアピールできる場合もあります。回答する際は、趣味や特技の内容だけでなく、どのように続けてきたのか、工夫した点や継続年数もあわせて伝えると説得力が増します。
面接で話す趣味・特技の選び方
趣味・特技の内容そのものが評価を左右することは多くありませんが、人柄や価値観を知るための参考情報として見られています。しかし、面接時間内に行われるコミュニケーションだからこそ、できるだけ面接官に好印象を持ってもらえるような回答は準備しておきたいところです。また、面接での回答はすべて自己PRのチャンスとなります。以下の点を念頭に置いて、趣味・特技を選ぶといいでしょう。
本当に好きなものや得意なことから選ぶ
面接官が趣味・特技についての質問をする場合、その人の人柄についてもっと深く知りたい、自社のカルチャーになじめるかを知りたいという意図が考えられます。この質問意図に対して適切に応える方法は非常にシンプルです。本当に好きなもの、得意なことを選んで話せばいいのです。今まさに没頭している趣味や、自信を持って話せる特技を選んでおけば、面接官の質問に対して回答に詰まることもないでしょう。楽しげに語る姿をプラスに評価してもらえるかもしれません。
仕事に役立ちそうなものから選ぶ
もし、仕事に役立っている趣味や特技があるのであれば、優先的にその趣味・特技について説明してもいいでしょう。例えば、「ビジネス書を読むことが趣味で、マーケティングについての理解が深い」「子どものころから野球をしていて、チームワークの醸成に自信がある」といった回答です。このとき重要なのは、実際に仕事に役立ったエピソードがあること。実績がない場合は、無理に仕事に結びつける必要はないでしょう。
面接でアピールできる趣味・特技の一例
面接で質問されたときにアピールできる趣味や特技の例をご紹介します。どんな趣味や特技が話せるか悩んでいる人は、以下の一覧を参考にしてみましょう。
| 分類 | 趣味・特技の例 |
| スポーツ・アウトドア | ランニング、サイクリング、筋トレ、ヨガ、テニス、野球、ゴルフ、登山・キャンプ |
| 鑑賞・教養 | 読書、歴史探訪、美術館巡り、音楽鑑賞、映画鑑賞、演劇鑑賞、アニメ鑑賞 |
| 創作・制作 | 写真撮影、楽器演奏、料理・お菓子作り、動画編集 |
| 学習・発信 | 語学学習、資格勉強、プログラミング、Webマーケティング学習、資産運用の勉強、SNS発信 |
【回答例つき】面接で趣味・特技を答える際の注意点
趣味・特技についての質問は、面接においてその他の質問と比較するとさほど優先度や重要度が高い質問ではありません。だからこそ、マイナス評価を受けたり、プラス評価を得られる機会を失ったりするようなリスクは避けたいところ。代表的な注意点を紹介しておきましょう。
面接用にうその趣味・特技を語らない
面接で話す趣味・特技だからといって、格好の良いものや仕事にメリットがあるものを用意する必要はありません。趣味・特技についての質問をとおして、面接官は人柄や興味の方向などを知りたがっています。面接官の意図に真摯に応えないこと自体がNGな行為なのです。もしも面接官が同じ趣味や特技を持っていた場合、違和感につながることもあります。
好きなことだからといって長く話しすぎない
面接の時間は限られています。趣味・特技についての質問は、面接官にとってあくまでサブの確認事項に過ぎないのが通常です。好きなもの、得意なことだからといって、夢中になって長く話しすぎてしまい、面接官が本当に聞きたかった質問への回答に割ける時間が少なくなっては本末転倒です。面接全体の時間配分を考慮しつつ、シンプルにまとめて話すように心がけましょう。
理由や裏付けをセットにして回答する
趣味・特技について話すときは、なぜそれを趣味にしたのか、どのような裏付けがあって特技といえるのかを具体的なエピソードとともに話すように心がけましょう。自分が趣味に没頭している姿や特技を活かして活躍している姿を面接官がイメージしやすくなり、面接官の質問意図である人柄の深掘りに対して、より適切な回答となるはずです。
趣味・特技の回答例
【OK例】
・中学校のころからサッカーをしていて、高校時代はインターハイに出場しました。今でもフットサルチームに所属して毎週のように汗を流しています。プライベートの範疇なのですが、取引先のチームとの対戦を企画した結果、ビジネス上のコミュニケーションに役立ったこともありました。
どこがいい?
趣味を長く続けている継続性に加え、仕事にも生かせる学びを具体的に伝えられています。趣味と仕事の接点が自然に説明されている点が好印象です。
・読書が趣味です。ビジネス書や自己啓発書を中心に、月に3~4冊ほど読んでいます。読書がこんなに好きになったのは、高校時代の恩師に、「自分が体験できないような世界のことを、たった1,000円くらいで知れるのだから、こんなにいいものはない」と言われてからです。
読書で得た知識は、業務改善のアイデア出しや課題解決にも役立っています。
どこがいい?
「月に3~4冊」と具体的な数字で説得力があり、読書を通じて得た学びや、それを仕事や日常に生かしていることまで伝えられています。趣味そのものではなく、人柄や成長意欲もアピールできています。
【NG例】
・スマホやPCのゲームばかりをしています。人とコミュニケーションを取るのがおっくうなので、休みの日くらい自宅に閉じこもっていたいんです。
どこが悪い?
ゲーム自体が悪いわけではありませんが、「人と関わりたくない」といった表現は、仕事におけるチームワークや積極性への不安を与える可能性があります。また、趣味の内容だけで終わっており、そこから得た学びや前向きな側面が伝わっていない点もマイナスです。
趣味・特技がどうしても見つからない時は?
趣味や特技を聞かれても思い浮かばず、「趣味はありません」と答えたくなる人もいるかもしれません。しかし、その回答は消極的な印象を与える可能性があるため、できるだけ避けましょう。また、面接で話す趣味・特技を見つける際に大切なのは、自分の日常や過去を振り返り、自分らしさが伝わる題材を発見することです。以下を参考に、趣味や特技を考えてみましょう。
休日や日常の過ごし方を振り返る
休日に散歩をする、料理や筋トレを続けている、読書やゲームを楽しんでいるなど、普段何気なく続けていることも立派な趣味です。どのくらい続けているのか、工夫している点などを交えて伝えると、人柄や物事への取り組み方が伝わりやすくなります。
過去に熱中したことを思い出す
学生時代の部活動や習い事、以前夢中になっていたことも趣味・特技として十分に話せます。現在も観戦や情報収集を続けているものや、再開したいと思っていることがあれば、その経験から得た学びや価値観とあわせて伝えるとよいでしょう。
新しいことに挑戦するのも一つの方法
どうしても思い浮かばない場合は、新しい趣味を始めてみるのも選択肢です。始めたきっかけや続ける中で感じたことを話せば、好奇心や行動力をアピールできます。趣味は特別なものである必要はありません。自分らしさが伝わる内容を、自信を持って話すことが大切です。
以上のことを参考に自分が書きたいこと、アピールしたいことがまとめられたら履歴書を作成してみましょう。
面接で話す趣味や特技に関するよくある質問
面接で言わないほうがいい趣味・特技は?
趣味に正解・不正解はありませんが、面接では伝え方に注意したいものもあります。
例えば、ギャンブルは金銭感覚や仕事への影響を懸念される可能性があるため、避けたほうが無難です。また、お酒を趣味にする場合も、飲酒量や失敗談ではなく、たとえば地域の酒文化や知識など前向きな内容を伝えることが大切です。旅行も好印象につながる趣味ですが、長期の海外旅行を強調すると、頻繁に長期休暇を取る印象を与えることがあります。
趣味そのものよりも、企業に不安を与えない伝え方を意識しましょう。
本当にこの趣味・特技でいいか不安に感じたら?
趣味や特技に自信が持てない場合は、「どのような人だと思ってもらいたいか」という視点から考えてみましょう。
例えば、継続力や計画性、論理的思考力など、アピールしたい強みに結び付く趣味・特技を選ぶことで、自分らしさを伝えやすくなります。また、自分では当たり前と思っていることでも、家族や友人から見ると長所である場合もあります。周囲の人に意見を聞いたり、これまで褒められた経験や表彰歴を振り返ったりすることも、自分の強みを見つけるきっかけになるでしょう。
面接で話した趣味・特技が原因で落ちることはある?
趣味や特技そのものが理由で不採用になるケースはほとんどありません。ただし、ギャンブルなど仕事への影響を懸念されやすい内容や、誤解を招く伝え方をすると、マイナスの印象につながる可能性があります。趣味の内容だけでなく、取り組み方やそこから得た学びを前向きに伝えることを意識しましょう。
面接の趣味・特技は「人柄が伝わること」を意識して答えよう
面接で趣味や特技について聞かれた際は、トレンドや希少性を意識しすぎる必要はありません。面接官は趣味や特技そのものではなく、そこから見える人柄や価値観、物事への取り組み方を知りたいと考えています。
そのため、本当に好きなことや継続していることを選び、取り組んでいる理由や工夫している点、そこから得た学びまで伝えることが大切です。また、仕事との関連性がある場合は具体的なエピソードを添えることで、より説得力のあるアピールにつながるでしょう。
面接では趣味・特技以外にも、自己PRや志望動機、転職理由などさまざまな質問を受けます。自分の経験や強みを整理し、自信を持って伝えられるよう事前に準備を進めておくことが、面接成功への近道です。
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