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履歴書の趣味・特技欄の正しい書き方と内容~見本(サンプル)・作成のコツ~

ここでは履歴書の「趣味・特技欄」の正しい書き方と、記入する趣味・特技の選び方について、例文を交えて紹介します。仕事にあまり関係がないからといって、空欄にする人がいますが、採用担当者は趣味・特技の内容やその書き方からも、応募者の人柄や転職活動への姿勢をチェックしています。書類選考突破に向けて有効な利用方法を覚えておきましょう。

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1.履歴書の趣味・特技欄を書くときの基本ルールと見本(サンプル)

▼趣味・特技欄の正しい記入例

趣味・特技欄の正しい書き方とポイント

  • ひと目で内容が理解できるよう、箇条書きなどを使って簡潔に書く
  • カッコ書きなどで具体的なエピソードを加えてもOK
  • 面接で質問されることもあるので、本当に好きなこと、得意なことを正直に書く

2.趣味・特技欄の正しい書き方 ~採用担当者は何を確認している?~

履歴書の「趣味・特技欄」を書く際に意識したいのが、「読みやすいこと」と「うそがないこと」です。箇条書きにするなど採用担当者の読みやすさに気を配りましょう。また原則として、趣味・特技の内容自体が書類選考の結果に影響することはないので、本当に好きなこと、得意なことを書けばOKです。

履歴書という書類の目的を意識し、簡潔に書く

採用担当者は、趣味・特技欄に書かれている内容が、履歴書という書類にふさわしい形式をとっているかを第一にチェックしています。履歴書はじっくり読み込ませる書類ではなく、「端的に応募者の情報を伝える」という役割を持った書類です。そこに、小さな文字で長い文章を書くと、どんなに優れた文章、内容だとしても、プラスの評価は受けられません。履歴書という書類を採用担当者がどのような目で見ているのかを理解できていない、つまり相手や目的に対して適切なものを提出できない、自分勝手な人間とみなされ、逆にマイナスのポイントとなる可能性もあるのです。

採用担当者は多くの履歴書に目を通さなければいけません。短時間で内容が伝わるよう簡潔に書きましょう。ポイントを絞って大きめの文字で書く、箇条書きで書くなど、採用担当者が読みやすい書き方が必須と考えてください。

面接で聞かれたときに答えられるよう、正直に好きなこと、得意なことを書く

趣味・特技欄に書かれた内容そのものが書類選考の結果に影響を与えることはほとんどありません。だからこそ、表面的に格好の良いことを書いたり、うそを書いたりするのは無意味であり、NGです。書かれている内容は面接での会話の糸口になり、そのことが掘り下げられて会話が広がることも少なくありません。いざ質問されたときのことを考えると、表面上を取り繕ったうそを書くのは絶対に避けるべきです。面接で適切な受け答えができないと、「コミュニケーション能力不足」と判断されてしまったり、最悪の場合、その場しのぎのうそを書いたのだと受け取られてしまったりして、大きなマイナスにつながることもあります。

履歴書には簡潔に書くのがベストですが、「読書」や「映画鑑賞」など、ありきたりと思われがちな内容を記入する場合や、応募先の企業での仕事と密接なつながりがある場合は、カッコ書きなどで具体的なエピソードや実績を書き添えてもいいでしょう。好きなジャンルや作家名、頻度などを書いておくと具体性が増します。いずれにせよ、自分が情熱を傾けていると言える趣味・特技を記載するのが鉄則と覚えておきましょう。

3.趣味・特技欄を有効に使うためのポイントと例文

趣味・特技欄に書いた内容が書類選考に影響することはほとんどないと説明しました。しかし、履歴書のなかで経歴やスキル以外を伝えることができる数少ないスペースが趣味・特技欄です。内容によっては書類選考から面接へ進むためのプラスアルファにもなり得ます。うまく活用して、採用担当に会ってみたいと思わせるような内容を盛り込めたらベター。好印象につながる可能性のある内容とその書き方を、例文とともにご紹介します。

人柄や長所をアピールできるものを書く

趣味・特技欄は、履歴書のなかでも「人柄」を表現できる数少ないスペース。仕事以外の一面をアピールできるチャンスでもあります。内容によっては、面接官に興味を抱かせ、話が盛り上がる可能性もあります。ただし、本当に好きなこと・得意なことだからといって、長々と書いたり過剰にアピールしたりするのは避けましょう。あくまで履歴書として正しい体裁になるよう、分かりやすく簡潔に書くことがポイントです。

▼実践しているスポーツで体力や積極性、協調性を伝える

【例文】
サッカー(小学生の頃から続けており、社会人になってからも地域のフットサルチームに所属)

【解説】
運動部の経験は採用担当者に根強い人気があります。体力や積極性、協調性があるという評価につながるのでしょう。長く続けていることを強調できれば持続力という点でも評価されるかもしれません。中途採用の場合、学生時代の経験しか書いていないと不自然な印象を持たれてしまいますが、現在も続けているということを書き添えれば問題はないでしょう。面接で想定される質問としては、「今は月どのくらいのペースでやっているの?」「誰とやっているの?」などが考えられます。

▼得意なこと・楽しんでいることから人間性を伝える

【例文】
旅行(これまでに30都道府県を訪れたことがあります)

【解説】
活発で好奇心旺盛そうな性格がうかがえる趣味です。面接では「誰と行くの?」「行く場所はどのようにして決めるの?」といった質問が想定されます。「同僚や友人と行く」と答えれば「周囲と協調性を持って付き合える」ことを、ひとりでという場合には「自分で物事を決めて動ける人」という印象を持ってもらえるかもしれません。事前に旅行先でのスケジュールを決めて旅のしおりを作っている場合は、「情報収集が得意」「計画性がある」という評価につながる可能性もあります。

転職後の仕事で役に立つものを書く

応募職種に密接に関係する趣味・特技があるなら、これをアピールしない手はありません。実績や成果も交えて紹介できれば強力な武器となるでしょう。ただし、応募職種に関連性があればあるほど、面接時に詳しく質問されることは必至です。そのため、実際にはしたことがなかったり、知識がないことを書くのは絶対にやめましょう。ハイリスク・ローリターンと心得て、ビジネスとして使えるレベルのスキル、知識を持っていると確信が持てないときは書かないほうがいいでしょう。

▼実績を交えて即戦力になることをアピールする

【例文】
アプリ開発(Androidアプリを〇本リリースし、累計で△△ダウンロードを達成)

【解説】
応募職種に直結するような趣味・特技を記載する場合は、数字で実績を記載できるとベターです。書類選考時にそのままプラスポイントになる可能性が高いからです。また、面接での質問に発展するケースが多く、上記の場合は「どんなアプリなの?」「開発環境は?」といった質問が想定されます。具体的な機能はもとより、どのような環境で、なぜ作ったのかという部分をしっかりと説明することで、スキルの高さやマーケットニーズに対するアンテナの高さをアピールできるでしょう。

4.趣味・特技欄に書かないほうがいい内容とその理由

繰り返しになりますが、履歴書の趣味・特技欄の内容自体が評価に影響することはほとんどありません。正直に好きなことや得意なことを書くのが基本です。しかし、ビジネスマナーとして適切とはいいがたい、面接時のコミュニケーションの糸口として会話が広がりにくいなどといった観点から、あまりおすすめできない内容もあります。

例えば、ギャンブル・賭け事は金銭トラブルを連想しやすいため、あまりいいイメージを持たない採用担当者が多いようです。応募企業の事業に関連性がない限り、競馬やパチンコなどのギャンブルを記載するのは避けましょう。どうしても書きたい場合は、それを趣味・特技としている理由を書くことが大切です。

そのほか、政治、宗教に関することは書かないほうが無難と考えられます。また、「モノマネ」や「漫才」「ダンス」といった趣味・特技は、面接の場で「やってみて」といわれることがあるので、それを覚悟して書いたほうがいいでしょう。

5.アピールできる趣味・特技がないときの対処法

履歴書の欄はすべて埋めるのが原則です。たとえどんなに経歴や志望動機が立派だったとしても、記入欄に「特になし」ばかりが続くと、やる気のない人と評価されるリスクがあり、良い印象にはつながりません。まずは、履歴書の記入欄はすべてが自己アピールのチャンスと考えることが大切。誰にでも一つくらい趣味や特技があるはずですから、それを正直に書けばよいのです。自分で考えても思いつかない場合は、身近な人に聞いてみてもいいでしょう。

どうしても履歴書に書けるほどの趣味・特技が思いつかない場合は、正直に「特になし」と書きます。趣味・特技がないからといってうそを書いたり、誇張したりするのは絶対にNGです。実際には趣味・特技ではないことを書くと、面接で上手な受け答えができず、面接官に不信感を抱かれる可能性があります。この欄で大切なのは、履歴書としての体裁をきちんと守り、うそを書かないことです。この2つに注意を払っていれば大きなマイナス評価につながることはないでしょう。

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